2021/09/16
現地時間2021年9月14日、米CNN『ザ・リード』に出演した米感染症対策トップのアンソニー・ファウチ博士が、ファイザー、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソンによる新型コロナウイルスのワクチンを接種した結果、生殖器の問題に悩まされる可能性があるというニッキー・ミナージュの主張を否定した。
同番組のアンカーにニッキーの主張が真実かどうか質問されたファウチ博士は、「ジェイク、その答えは断固としてノーです」と答えた。「そういうことが起こるという証拠もないですし、起こりうると想像するメカニズム的な根拠もない」と続けた。
Twitterのフォロワー数2,260万人を誇るニッキーのような有名人によるワクチンに関する誤った情報発信にどのように対処するかについて質問されると、ファウチ博士は「非常に難しいです。特にソーシャル・メディアには誤った情報が溢れています。誤った情報や偽情報に対抗する唯一の方法は、より多くの正しい情報を提供することで、その種の主張を基本的に否定することです。彼女は意図せずに行っているかもしれませんし、私は彼女を責めているわけでもありません。しかし、彼女はたった1度起きた根拠のない情報を広める前に熟考すべきであり、そういったことは科学の本質ではありません」と説明した。
ニッキーは、9月13日に開催された【2021メット・ガラ】がワクチン接種が参加条件だったため出席を断念したことをTwitterに投稿し、十分な知識を得るまでワクチン接種をしないことを選択すると説明した。その際、彼女は母国であるトリニダード・トバゴにいるいとこの友人がワクチンを接種した後、副反応を経験したと主張していた。「トリニダードにいる私のいとこの友人がワクチンを接種し、その後勃起不全になりました」と綴り、「彼の友人の睾丸は腫れて、数週間後に結婚予定でしたが、結婚相手が結婚を取りやめました。ですから、ワクチンを接種するかどうか、神に祈りましょう。同調圧力ではなく、自分が納得した上で(ワクチン接種をするか)決断しましょう」と述べていた。
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