2013/02/25 12:00
『ネスカフェ ゴールドブレンド』CMソングに起用されている「MADE OF GOLD -featuring DABADA-」も好評なDREAMS COME TRUEが、2月24日の宮城 セキスイハイム スーパーアリーナ公演をもって【裏ドリワンダーランド 2012/2013】の全日程を終了させた。
4年に一度のグレイテストヒッツライブ【史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND】と対をなす一大イベントとして、“ウラワン”の相性で親しまれたこのツアー。披露されるのは裏ベスト的なセットリストとなり、ファンの間ではマニアックな人気の高さを誇る公演で、全国アリーナツアーとして開催されるのは今回が初になる。
今回のツアーは昨年秋の国立代々木競技場 第一体育館公演を皮切りに、全国14か所で32公演が行われた。2月2、3日には関東圏のラストとなるさいたまスーパーアリーナ公演が行われ、2日で4万人もの観衆を動員。会場中央に設置した360°型円形ステージに計4枚の大型LEDディスプレイと、大掛かりな舞台装置で大観衆を迎え入れた。
96年発表のアルバム『LOVE UNLIMITED ∞』収録の「SWEET REVENGE」「嵐が来る」よりライブはスタートし、パフォーマーチーム S+AKSを伴った色彩々なダンスで魅せる吉田美和(vo)は、「今日も胸がいっぱいすぎてヤバい!」と出だしからハイテンションだ。「絶対しあわせにしちゃうかんねー!」と約束すると、20年ぶりにライブで披露するという「戦いの火蓋」ではエクササイズを取り入れたダンスも。観衆と共に踊って笑顔を弾けさせた。
一方の中村正人(b)は何故かMCが絶好調で、吉田から「正人、今日うるさーい(笑)」とツッコまれるほど。しかし一度演奏に入れば、腰にクるグルーヴィンな低音で楽曲を支え、サポートを務めるFUZZY CONTROLのメンバーらと共に豊潤なサウンドを展開。ホール規模では考えられないほどクリアな音像で、大観衆に素晴らしい一時を届けていく。
また、コアなファンにはタマらない一幕として、95年に発表した吉田のソロアルバムからの楽曲披露や、99年の【WONDERLAND】にも出演していたという“アンドレ中村とオホーツク・ボーイズ”の復活。吉田と中村が猿の尻尾をつけて披露した2曲の“モンキーガール”などなど、レアなアクトも満載だ。
大ヒットチューンをダンサブルにミックスした“黒ドリコーナー”から畳み掛けていく終盤には、冬のツアーは久しぶりだからと“ウラワン”のコンセプト的には掟破りとなる「SNOW DANCE」や「WINTER SONG」で本編を終了。アンコールでは映画『綱引いちゃった!』主題歌「愛して笑ってうれしくて涙して」から、「みんなの顔を見るとさ、表も裏も関係なくさ、歌いたくなっちゃって」と「何度でも」を歌い上げると、最後は昨年発表したシングル曲「MY TIME TO SHINE」で大団円を迎えた。
PHOTO:YOJI KAWADA/TEPPEI KISHIDA
◎【裏ドリワンダーランド 2012/2013】
2013.02.03(日) at さいたまスーパーアリーナ
セットリスト:
01.SWEET REVENGE
02.嵐が来る
03.Don't You Say・・・
04.東京ATLAS
05.戦いの火蓋
06.バイバイ(miwa yoshida『beauty and harmony』より)
07.2人のDIFFERENCE
08.涙とたたかってる
09.愛してる 愛してた
10.夢で逢ってるから
11.せちゅなくて~オホーツクにたたずむ男(トレイン)~(アンドレ中村とオホーツク・ボーイズ)
12.沈没船のモンキーガール
13.モンキーガール 豪華客船の旅
14.黒ドリコーナー(決戦は金曜日 / 大阪LOVER / LOVE LOVE LOVE)
15.LIES, LIES.
16.SPOON ME, BABY ME
17.i think you do
18.愛がたどりつく場所
19.想像を超える明日へ
20.SNOW DANCE
21.連れてって 連れてって
22.WINTER SONG ~DANCING SNOWFLAKES VERSION~
En1.愛して笑ってうれしくて涙して
En2.何度でも
En3.MY TIME TO SHINE
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