2013/02/22
3月6日 待望の3rdフルアルバム『Cry Like a Monster』をリリースするのあのわが、定期2マンライブ【のあのわ JOINT SHOW“i like i like i like”2013 ~DIVE TO DREAM~】にてN'夙川BOYSとの共演を実現した。
<N'夙川BOYS バレンタインにマイブラ来日公演再現>
2月14日 Shibuya O-Nestにて開催された同イベント。先陣を切ったN'夙川BOYSは、マーヤLOVEの「i like i like i like N'夙川BOYS!!!」という叫びと共に、ド頭から人気ナンバー「プラネットマジック」をお届け。その後も「マーヤがそんなにバレンタインで盛り上がってるとは知らなかったわ」「リンダ、バカヤロウ。男子ロッケンローラーにバレンタインはとても重要なんだぜ!」と笑いを誘いながら、スウィートかつエッジィなロックンロールでトキメキを量産していく。
また、アドリブでRCサクセション「雨あがりの夜空に」を歌い出したり、演奏しながら観客の頭上をサーフィンしたり、更には先日のマイ・ブラッディ・バレンタイン大阪公演におけるハイライトを再現! すでに持ち時間はオーバーしているにも関わらず、各々の楽器を全身全霊で鳴らし続け、混沌とした爆音の渦を延々と生み続けた。
<のあのわ 圧倒的な歓喜を諦めない音楽、涙を誘う>
そんな自由奔放な衝撃アクトを受けての登場になったのあのわだが、こちらもド頭から負けていない。Yukko(vo,cello)のチェロが神々しく鳴り響けば、これまで幾度となく観衆の涙を誘ってきた名曲「ゆめの在りか」が。昨年夏 メンバーの脱退劇もあり、ひとつの岐路に立たされた訳だが、かつて話していた「いつか、何万人もの前でライブをしてて、そんなにたくさんいるといろんな気持ちがそこら中にあると思うんですけど、それが本当にひとつになる瞬間を目指したい。圧倒的な歓喜を―――」それを諦めない音楽で地上を揺らし、この日も涙が出るほど人間を鼓舞させていく。
ただ、MCでは、男性メンバーにとって少し残念な場面も。nakame(b)が「今日、バレンタインだね。そんなに意識はしてないんですけど……今日ここ来たとき、青い袋持ってたでしょ?」と、Yukkoからのチョコを期待するもそれがスタッフへのものだと気付き、更には「だから、無いよって言ったじゃん。前々から」とあしらわれ、寂しい表情を浮かべていた。
<夢見せるバンド同士で「デイ・ドリーム・ビリーバー」>
なお、アンコールでは、N'夙川BOYSを再びステージに呼び込んでセッションを展開。音楽で夢を見せるバンド同士で忌野清志郎 (タイマーズ)「デイ・ドリーム・ビリーバー」をカバーし、愉快なカオスを提供する。そして最後はマーヤの提案により、観客含む全員でもって「センキュー!!」と叫び、満面の笑みでステージを後にした。
取材&テキスト:平賀哲雄
写真:相澤心也、曽雌敬一
◎ライブ【のあのわ JOINT SHOW“i like i like i like”2013】
02月14日(木)Shibuya O-Nest SET LIST:
01.ゆめの在りか
02.Have a Good Day!
03.ミッドナイトランナー
04.スナイパーが狙ってる
05.Namida,Porori
06.リズム
07.Calling
08.SOUL STEP
09.バラ色のダンス
10.もぐらは鳥になる
En1.デイドリームビリーバー
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