2021/08/26
マライア・キャリーが、自身の1995年のヒット曲「ファンタジー」で、俳優のライアン・レイノルズとコラボしたデュエット動画をTikTokに投稿した。
レイノルズの最新主演映画『フリー・ガイ』が現在公開中だが、この映画には「ファンタジー」のカヴァーがフィーチャーされており、物語の中で重要な位置を占めている。彼はこの映画のプロモーションの一環として、自身の役であるゲームのモブキャラ、ガイとして「ファンタジー」を振り付きでリップシンクしたショート・ムービーをTikTokに投稿していた。
2021年8月24日に公開されたマライアのデュエット動画は、このレイノルズの動画を使用しており、彼女が曲を意気揚々と歌い出すものの、レイノルズの歌い出しのタイミングが合わないために呆れた表情で横目で見やる、という構成になっている。彼女はこのデュエットに、「それは計画になかったよね!」とキャプションをつけている。
1995年に米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で1位を獲得し、25週チャート入りを果たした「ファンタジー」について、『フリー・ガイ』の製作にも関わっていたレイノルズは、創作過程で中心的な役割を果たしたと明かしており、この映画の“エンジン”と呼んでいる。
米誌バラエティのインタビューで彼は、「僕はマライア・キャリーの大ファンなんだ」と述べた上で、「よくありがちな奇妙なことが自然に起きた感じだったんだ。そもそも僕は音楽を聴きながら執筆するんだけれど、最初はThe Outfieldの“Your Love”という曲を脚本に入れていた。80年代の古い曲だよ。すごくいい曲だけれど、僕が求めていた壮大なスケール感がなかった。その時、僕のプレイリストで“ファンタジー”がかかって、すべてがカチッとはまったんだ」と明かしている。
映画の公開前、もちろんTikTokのデュエット動画よりも前に、レイノルズはマライア本人に「ファンタジー」が『フリー・ガイ』に与えた影響について伝えることができたと語っている。彼は、「この曲が僕たちの創作過程や脚本にとってどれほど重要なエンジンであり、進歩の要因になったかをマライアに話せたんだ。これに関して彼女はずっとすごく良くしてくれているよ」と語っている。
@mariahcarey ##duet with @vancityreynolds That wasn’t part of the plan! ##FreeGuy ##Fantasy
Fantasy - Mariah Carey
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