2021/08/25
エルトン・ジョンが、デュア・リパとタッグを組んだ「Cold Heart (Pnau Remix)」が、2021年8月28日付の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で81位に初登場した。これを受けて、エルトンは実に21年ぶりにHot 100入りを果たした。
8月13日にリリースされた同曲は、MRCデータによると8月19日までの集計週の全米でのエアプレイ・オーディエンス・インプレッションが380万回、ストリーミングが350万回、そしてダウンロード数が8,600となった。
「Cold Heart (Pnau Remix)」は、オーストラリアのニック&サム・ラティモア兄弟とピーター・メイズによるプナウのビートに合わせて、エルトンが1990年にHot 100で最高18位を記録した自身の「Sacrifice」、デュアが彼の1972年の全米No.1ヒット「Rocket Man」の一部を歌うなど、エルトンの過去のヒット曲の要素が融合されていることでも話題だ。
エルトンのHot 100入りは、最高49位を記録した「Someday Out of the Blue」が、2000年7月29日付チャートで99位をマークして以来だ。1970年8月15日付チャートにて「Border Song」(93位)でHot 100に初登場した彼にとって、「Cold Heart (Pnau Remix)」は、68曲目のHot 100入り楽曲となる。
彼は、これまでHot 100のNo.1へ9曲を送り込んでいる。初首位となったのは1973年の「Crocodile Rock」で、1997年から1998年にかけては「Candle in the Wind 1997 / Something About the Way You Look Tonight」で自己最長となる14週のNo.1に輝いている。TOP10入りは歴代9位タイとなる27曲で、TOP40入りは歴代6位となる57曲となっている。さらには、1970年から1990年までの30年間、毎年TOP40入りするという快挙も成し遂げている。
なお、エルトンは、過去に以下のコラボ曲をHot 100に送り込んでいる。
「Don't Go Breaking My Heart」 with キキ・ディー(1位 / 4週 / 1976年)
「That's What Friends Are For」 with ディオンヌ・ワーウィック、グラディス・ナイト、スティーヴィー・ワンダー(1位 / 4週 / 1986年)
「Flames of Paradise」 with ジェニファー・ラッシュ(36位 / 1987年)
「Through the Storm」 with アレサ・フランクリン(16位 / 1989年)
「Don't Let the Sun Go Down on Me」 with ジョージ・マイケル(1位 / 1週 / 1992年)
「True Love」 with キキ・ディー(56位 / 1993年)
「Don't Go Breaking My Heart」 with ル・ポール(92位 / 1994年)
「Written in the Stars」 with リアン・ライムス(29位 / 1999年)
一方デュアは、これが17曲目のHot 100入りとなる。
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