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2021/08/16

ブラックベアー、トラヴィス・バーカー/テイト・マクレー参加のEP『ミザリー・レイク』リリース

 米フロリダ州出身のプロデューサー兼シンガー・ソングライターであるブラックベアーが2021年8月13日にEP『ミザリー・レイク』をリリースした。

 2012年にジャスティン・ビーバーに提供した「ボーイフレンド」が米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”2位を飾り、一躍有名となった後リンキン・パークやチャーリー・プース、マルーン5といった大物たちの作品に携わり数々のヒット曲を生み出してきた。プロデュースや楽曲提供の傍ら、自身の音楽も絶え間なくリリースしてきたブラックベアーにとって、レーベルを移籍して初のEP作品となる。

 現在米LA在住のブラックベアーはポップスとヒップホップ、R&Bといった音楽をアレンジしたスタイルで過去6年間で5枚のアルバムをリリースし、昨年の『エヴリシング・ミーンズ・ナッシング』は米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で15位にランクインした。アルバムだけでなく、積極的に多くの才能溢れるアーティストとコラボ・シングルを発表しており、昨年リリースされたマシン・ガン・ケリーとの「マイ・エックスズ・ベスト・フレンド」やオール・タイム・ローとの「モンスターズ」で今年の【ビルボード・ミュージック・アワード】の<最優秀ロック・ソング部門>に2曲同時ノミネートされるという快挙を成し遂げた。

 レーベルを移籍したブラックベアー渾身の作品といえる『ミザリー・レイク』はポップでキャッチーでありながらも壊れてしまいそうな繊細さと危うさを持った楽曲が全6曲収録されており、カナダの新星歌姫テイト・マクレーや米LAの実力派SSWサーシャ・スローン、ブリンク182の敏腕ドラマートラヴィス・バーカーが参加している。レーベル移籍第一弾シングルとして先行配信されていたテイト・マクレーとの楽曲「ユー・ラヴ・ユー」はどうにもならない恋愛を男女両方の視点から歌い上げ、どこかダークな雰囲気を纏いながらもポップさと心地よいリズムが響く不思議な楽曲となっており、MVの幻想的な映像と合わせてブラックベアーが持つ世界を表現している。

 8月6日に配信されたばかりの「@マイ・ワースト」はピアノと重く響くドラムの音に乗せて自身の不甲斐なさについて歌う楽曲で、同時に公開されたMVでは怪しいパーティーの中でギターをかきならすブラックベアーが印象的な作品だ。全体的に暗い音が目立つ中、何度も聞きたくなってしまうキャッチーさが溢れ、癖のある魅力が伝わってくる。

◎リリース情報
EP『ミザリー・レイク』
2021/8/13 RELEASE
https://lnk.to/blackbear_miserylake
<トラックリスト>
1. 「alone in a room full of people」
2. 「@ my worst」
3. 「u love u ft. tate mcrae」
4. 「ghost town ft. sasha alex sloan」
5. 「imu ft. travis barker」
6. 「bad day」

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