2021/08/15
2021年8月11日公開(集計期間:2021年8月2日~2021年8月8日)のBillboard JAPAN週間“Top Singles Sales”で、Sexy Zone『夏のハイドレンジア』が259,361枚を売り上げ首位を獲得した。
『夏のハイドレンジア』は、前作『LET'S MUSIC』から4か月半でリリースされた21作目のシングルで、表題曲の「夏のハイドレンジア」はメンバーの中島健人が小芝風花とダブル主演を務めるテレビドラマ『彼女はキレイだった』の主題歌に起用されている。
ここでは『夏のハイドレンジア』と前作『LET'S MUSIC』の初週の販売数量について、SoundScanJapanの地域別、販路別データを用いて調査した。
グラフ1(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/102976/2 )でも明らかな通り、前作『LET'S MUSIC』の176,844枚に比べて大幅な伸びを見せている。中でもECでの売上が最も伸びていることは一目瞭然で、その差はプラス68.5千枚だ。もっとも、2021年は度々外出自粛が呼びかけられていることもあり、ECでの購入を選択する人が増えているのはSexy Zoneのファンに限ったことではなく全体の流れだ。グラフ2(http://www.billboard-japan.com/d_news/image/102976/3 )に2020年と2021年(32週まで)の実店舗とECでの販売数量の比較を示すが、シングル全体では売上のECへの移行が進んでいることがわかる。ただ、本作の場合はECが増加しても実店舗での売上が減少している訳ではないのでECへの移行というよりは前作よりも伸びた部分についてECの割合が大きかったと言うべきだろう。
また、ECの伸びに比べると小さく見えるが各地域での販売数も、全ての地域で前作を上回っていることがわかった。特に関東地方での伸びは大きく、9千枚弱の増加となっている。
デビュー10周年を迎え、3月3日にリリースした10周年記念アルバム『SZ10TH』で自己最高の初週売上190,353枚を記録したことも記憶に新しい。これからもSexy Zoneの活躍から目が離せない。
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