2021/08/12
先週、新曲「Take My Breath」を発表し、新たな時代の幕開けを華々しく飾ったザ・ウィークエンドだが、どうやら彼の新作にブリトニー・スピアーズが影響を与えているようだ。
現地時間2021年8月11日、ザ・ウィークエンドによるApple Music 1のラジオ番組『Memento Mori』の最新エピソードが公開された。このエピソードの説明文には、ザ・ウィークエンドが“新たな夜明けの時代をインスパイアしている楽曲を紹介する様々な音楽”をプレイしたと書かれており、その中にはブリトニー・スピアーズの2003年のアルバム『イン・ザ・ゾーン』から「Everytime」と「Toxic」も含まれている。
ブリトニーに加え、ザ・ウィークエンドはナズによる「Star Wars」と「Thief's Theme」や、スウェディッシュ・ハウス・マフィア、キッド・カディ、タイラー・ザ・クリエイターなどの曲も流しており、これらの楽曲をまとめたプレイリストがApple Musicにて公開されている。
ブリトニーにとって4thアルバムとなった『イン・ザ・ゾーン』には、ザ・ウィークエンドの最新シングル「Take My Breath」と類似したエレクトロニック・ミュージック的なダンス・ポップの要素からディスコ風のプロダクションが含まれており、これらが全米1位に輝いた『アフター・アワーズ』に次ぐ新作の他の曲の音楽的方向性にドライブをかける可能性もありそうだ。
同エピソード内で、ザ・ウィークエンドはニュー・アルバムについて「ほぼ完成している」と述べており、「最終の微調整、いくつかのミキシング点や追加ヴォーカルに取り掛かっている」と説明した。
ザ・ウィークエンドは、今年5月に開催された【ビルボード・ミュージック・アワード】で、新時代の到来を予告していた。「ブラインディング・ライツ」が、<トップ Hot 100 ソング賞(Top Hot 100 Song)>を受賞した際、彼は「ただ伝えたいのは、“アフター・アワーズ”が終了して、夜明けがやってくる、ということだ」とスピーチで話していた。
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