2021/08/04
現地時間2021年8月2日、デュラン・デュランが米トーク番組『Watch What Happens Live with Andy Cohen』に出演し、これまでのキャリア、過去の武勇伝や今後の予定について司会のアンディ・コーエンとトークを繰り広げた。
バンドの創設メンバーでキーボード奏者のニック・ローズは、番組インタビューの中で、生前のマイケル・ジャクソンからコラボのオファーを受けた逸話を明かしている。「ザ・リフレックス」が大ヒット中だった1984年当時、マイケルからコラボに関する連絡を受けたニックは、翌日他のメンバーに「昨晩マイケル・ジャクソンから電話があったんだ。一緒に曲をやるのはどうかな?」と打診したそうだが、「でも、みんなが“いや、いいかな”と言ったんだ」と振り返っている。
ニックとサイモン・ル・ボン、ジョン・テイラー、ロジャー・テイラーらメンバー4人は他にも様々な質問に答えており、ロジャーはロックするのに一番好きな曲が「Rio」であることを明かしている。また『ロケットマン』や『ボヘミアン・ラプソディー』のようなバンドの伝記映画の製作に興味があるかという問いには、サイモンが「とても魅力的なアイディアだね」と話し、「どのバンドも伝記映画を製作してほしいと思っているんじゃないかな」と続けた。もし実現したら、フロントマンの役はブラッド・ピットに演じてほしいそうだ。
続いて、「Dish in the Dark」というコーナーでは、ジョン・テイラーが飛行機の機内で性行為を行ったり、ホテルの部屋をめちゃくちゃにした経験があること、サイモンがヘアスタイルに一番時間をかけていることを他のメンバーによって暴露された。
1stアルバム発売から今年で40周年を迎えるデュラン・デュランは、15枚目のスタジオ・アルバム『フューチャー・パスト』を10月22日にリリースする予定だ。ブラーのグレアム・コクソンをフィーチャーしたリード曲「Invisible」は、今年5月に開催された【2021 ビルボード・ミュージック・アワード】にて3曲に及ぶメドレーとしてTV初披露された。
『フューチャー・パスト』には、バンドの2010年のアルバム『オール・ユー・ニード・イズ・ナウ』の制作に携わったマーク・ロンソンをはじめ、エロル・アルカン、ジョルジオ・モロダーがプロデューサーとして参加しており、デヴィッド・ボウイの元ピアニストのマイク・ガーソンとのコラボ、リッキ・リーとのデュエットが収録予定だ。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像