2010/06/28 00:00
6/27、ロサンゼルスにあるシュライン・オーディトリアムで開催された第10回BETアウォードで、ALICIA KEYSと新人のNICK MINAJがそれぞれ2部門を受賞した。この受賞式の中心はなんといってもいくつかの心を奪われる数々のパフォーマンス。その中でも最も魅了したのは、BETのステージに久々に登場したCHRIS BROWNのパフォーマンスで、彼はMICHAEL JACKSONの没後1年を記念してエモーショナルなダンスを披露してくれた。
「BILLIE JEAN」「SMOOTH CRIMINAL」など数曲のJACKSONのヒット曲を披露し、ステージをすべるように横切りムーンウォークで、大きなスクリーンの背後に消えた。浮かび上がった彼のシルエットに、オーディトリアムの観衆はスタンディングで、感動の拍手を贈った。その後、彼は最後のトリビュート・ソングの「MAN IN THE MIRROR」は喉を詰まらせて歌うことができなかった。AOL FANDEMONIUM賞受賞のため再びステージに現れたBROWNは観衆に対しこう語った。「僕はあなた方をがっかりさせることをしてしまいました。でも、もう2度としません。約束します」
BROWNは昨年のBETアウォードに出演する予定だったが、RIHANNAに対する暴力が発覚し出演できなかった。
KEYSは最優秀女性R&B賞とJAY-Zとペアを組んだニューヨークのアンセム「EMPIRE STATE OF MIND」で最優秀コラボレーション賞を受賞。最優秀新人賞を受賞したのはMINAJIは同時に最優秀女性ヒップ・ホップアーティストの名誉も手に入れた。他の受賞者は、TREY SONGZ(最優秀男性R&B賞)、DRAKE(最優秀男性ヒップ・ホップ・アーティスト)、YOUNG MONEY(最優秀グループ賞)、MARVIN SAPP(最優秀ゴスペル賞)、欠席したBEYONCEとLADY GAGAは「VIDEO PHONE」でビデオ・オブ・ザ・イヤーを受賞。RIHANNAとYOUNG JEEZYは「HARD」で視聴者賞を受賞した。
JOHN LEGENDとPRINCEが特別賞を受賞。LEGENDは彼のチャリティ活動に対して、BETの人道活動賞を受賞し、PRINCEは今年の功労賞を受賞した。残念ながら、観衆はPRINCEのパフォーマンスは見る事ができなかったが、JANELLE MONAE、ベーシスト/シンガーのESPERANZA SPALDING、ALICIA KEYS、PATTI LABELLEらが心を打つ「PURPLE RAIN」の演奏を披露してくれた。
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