2010/06/24 00:00
当初CARLOS SANTANAは、『SUPERNATURAL』の続編ともいえる“オールスター・キャストによるコラボ作品”を作るようSONY MUSICの重役CLIVE DAVISから強く要請され、恐れをなしていたという。しかしSANTANAは、最終的に最新アルバムの内容をTHE BEATLES、THE ROLLING STONES、LED ZEPPELIN、AC/DCといった大物アーティストたちによるロックの名曲コレクションにすることで最終的な結論を見たもようだ。
「CLIVEから話を振られた時は、かなり難しい作業になるだろうし、できるかどうか尻込みしたよ。1年のあいだに3回電話をもらい、毎回45分~1時間ほど説得されてね。でもそのうち、並々ならぬ情熱を持っている人間から仕事を託されるなんて、そうそう悪いもんじゃないということに気づいたんだ。そんなわけで僕はCLIVEに信頼を寄せ、仕事を受けることにした。そしてその結果、素晴らしい作品が仕上がったというわけだ」
SANTATAにとって2005年の『ALL THAT I AM』以来の新作となるこのアルバムは、タイトルは未定ながらリリースは9月が予定されている。最終的な収録曲の選定も終了したもようで、かつて大ヒット曲「SMOOTH」でタッグを組んだROB THOMASとはCREAMの「SUNSHINE OF YOUR LOVE」を、JOE COCKERとはJIMI HENDRIXの「LITTLE WING,」を演奏。そのほか、SCOTT WEILANDとはTHE ROLLING STONESの「CAN'T YOU HEAR ME KNOCKING」、CHRIS DAUGHTRYとはDEF LEPPARDの「PHOTOGRAPH」、SOUNDGARDENのCHRIS CORNELLとはLED ZEPPELINの「WHOLE LOTTA LOVE」、PAPA ROACHのJACOBY SHADDIXとはDEEP PURPLEの「SMOKE ON THE WATER」、そしてNASとはAC/DCの「BACK IN BLACK」をパフォーマンスするなど、多彩なアーティストがコラボ参加している。なお、演奏曲目自体の選定は、SANTANAとDAVISが半分ずつ請け負ったそうだ。
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