アデル、マムフォード＆サンズ他、ノミネート・アーティスト曲が収録されたコンピレーション・アルバム『グラミー・ノミニーズ2013』が、次の全米アルバム・チャート“Billboard 200”にて、同シリーズ通し12度目のトップ10入りすることが予測されている。関係者の予想によると、同アルバムは約3万5000枚を売り上げ、トップ5にランクすることもあり得るとのことだ。

　シリーズ19作目となる今回の作品は、年間最優秀楽曲賞にノミネートされた5曲、最優秀新人賞にノミネートされた5曲を含む、2012年度のグラミー賞にノミネートされた作品から厳選された22曲が収められている。

　ニールセン・サウンドスキャンによると、昨年のアルバム『グラミー・ノミニーズ2012』は、発売初週に5万2000枚を売り上げ“Billboard 200”4位に初登場。2月12日に受賞式が放映されると週間売り上げは8万4000枚に達した。今回の『グラミー・ノミニーズ2013』も、2月10日の放映週には売り上げの増加が見込まれる。

　“Billboard 200”チャートに先駆けたビルディング・チャートは以下のとおりだ。同チャートはサウンドスキャンの調査期間のうち月曜から木曜までの4日間における、iTunes、トランス・ワールド・エンターテイメント、ベスト・バイほか主要6社によるレポートを反映したもの。ビルボードでは全米アルバム・セールスの約85％を同6社が占めると見積もっている。

1位：ゲイリー・アラン『セット・ユー・フリー』
2位：サウンドトラック『 ピッチ・パーフェクト』
3位：エイサップ・ロッキー『ロング・リヴ・エイサップ』
4位：ザ・ルミニアーズ 『ザ・ルミニアーズ』
5位：V.A.『グラミー・ノミニーズ2013』
6位：キッズ・バップ・キッズ『キッズ・ボップ23』
7位：ブルーノ・マーズ『アンオーソドックス・ジュークボックス』
8位：テイラー・スウィフト『レッド』
9位：ランディ・ハウザー『ハウ・カントリー・フィールズ』
10位：サウンドトラック『レ・ミゼラブル』