2018/03/08 16:00
世界的な女優とシンガーであり、偉大なる音楽家の故セルジュ・ゲンズブールの公私においてのパートナーで、エルメスの“バーキン”バッグの由来にもなっているジェーン・バーキンほど“アイコン”と呼ぶにふさわしい人物はそうそうにいないが、バーキン自身はそうは思っていないようだ。
米ビルボードの『ソウル・シスターズ』ポッドキャストに登場したバーキンは「“ファッション・アイコン”と呼ぶなんて大げさ。現実的に“アイコン”という言葉ですら、値しないもの」と話す。そして「自分でいい仕事ができた、またはそれ以上の出来栄えと思える出演作は多分10本ぐらいしかない。私の出演作として一般的に知られている『欲望』やアガサ・クリスティの映画での役は大したものではなかった」と力説した。
そんな彼女がとても誇りを持っているのは、故ゲンズブールの楽曲をシンフォニー・オーケストラと演奏した『シンフォニック・バーキン&ゲンズブール』だ。彼女は、今作を「これまでの自分がやってきことの中で最も素晴らしい」と表現している。「彼(セルジュ)はライブ・アーティストとしては短命だった」と話すバーキンは、現在世界中で故ゲンズブールの楽曲を演奏している。中には彼が生前に演奏することができなった国も含まれており、このように彼が残した作品を拡張し続けていけることを誇りに思っている。
バーキン自身が後世に残すものについては「私は愉快な女優だったけれど、ドラマチックな作品に出だしたら、それがみんなの期待をいい意味で裏切っただけ」と説得力のある謙虚さで語る。「自分を卑下しているわけではない。明快だと思う。だって、バックの名前として知られてるわけだから、それ以上言えることはない」と続けた。
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