2012/06/22
ロックバンド、クイーンズライクが、今後の活動をジェフ・テイト抜きで続け、後任はクリムゾン・グローリーのトッド・ラトゥーレになるとの情報を米ビルボードが独占入手した。
「過去数カ月間に渡り、バンド内で創作性の相違が徐々に大きくなっていった。我々は共通の解決策が見つかる事を望んでいたが、皆が良い方向へ進む為には、最終的にジェフとの決別が最良の方法だったということを、ファンのみんなには分かってほしい。我々は彼の未来の活動に成功を祈っている。そしてまた、トッドをマイクの後ろに据えたクイーンズライクをファンの皆に届けるのが待ち遠しい」。ドラマーのスコット・ロックンフィールドは声明でこう語った。
また、予定されていた公演についても触れており、「現時点で保留となっているが現在、日程調整を行っている。それが発表され次第、ファンのみんなはツアー情報をバンドのウェブサイトでチェックできるようになる」とのことだ。
5月29日、クイーンズライクのメンバーが、ラトゥーレと共にライジング・ウェストというプロジェクトを立ち上げていると発表した後、6月7日にはKISM Seattleのラジオ番組「The Men's Room」に登場。ロックンフィールドはその際、これは次に進むことを決断したクイーンズライクとしての“日々の”プロセスであること、そしてバンドは間違いなく続けていくことを明かしていた。
クイーンズライクは、6月11日ユタ州ウェストバレーでのスコーピオンズの前座で演奏する予定だったが、ソロバンドを連れたテイトだけが登場した。また、8月10日オレゴンで開催される【Douglas County Fair】の出演をキャンセルしたと伝えられており、同イベントのプロデューサーであるハロルド・フィリップスは、そのキャンセルはテイトとバンドとの不和が原因であるとしていた。
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