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2015/12/22 17:50

ニッキー・ミナージュ、人権団体からの批判よそに独裁政権絡みのフェスに出演

 ニッキー・ミナージュが12月19日、アンゴラの首都ルアンダで“クリスマス・フェスティバル”と称して行われた【Show Unitel Boas Festas】にてヘッドライナーを務めた。ミナージュは人権団体“The Human Rights Foundation(HRF)”より出演を取りやめるよう、強い言葉で要請されていたものの決行した形だ。

 先週、HRFのウェブサイトに掲載された“ニッキー・ミナージュは独裁者たちのためにパフォーマンスすべきではない”と題するメッセージには、「ホセ・エドアルド・ドス・サントスは1979年秋に政権を掌握して以来、アンゴラを支配してきました。ずる賢い暴君であるドス・サントスは、長年にわたる植民地支配や悲惨な内戦を生き延び、大統領職・軍・司法制度を統制し、独立したジャーナリズムや市民社会を抑圧し続けました。民主的な信任をでっち上げるため選挙を不正操作し、政府批判者へは残忍な弾圧を加えています。全国で逮捕者が相次ぐ中、17人が非暴力の抵抗に関する本を読んで逮捕されました。ドス・サントスの警備隊は今年初め、数百人の民間人を虐殺し、それを隠ぺいしました」とある。

 ドス・サントスは36年もの間、自分の家族を豊かにし、彼らを国の主要産業のトップに就け、巨大な企業帝国を築くためにアンゴラの膨大な天然資源を利用してきたのだという。今回のイベントのスポンサーであるUnitelも、ドス・サントス一家が一部所有するものだ。

 ミナージュはステージに上がる前、ドス・サントス大統領の娘イザベル・ドス・サントスと並んだ写真を投稿し、「彼女は世界で8番目にお金持ちの女性よ(この写真を撮る前に誰かがそう言ってた)。ワォ!! ガールパワーよ!!! すご~く励みになるわ!!」とのキャプションを付けていた。

 なお、HRFは以前にもミナージュの“無知”と“批判に対する敵意”を非難しており、「ミナージュとマネージャーが“Black Lives Matter(黒人の命も大切)”運動に加わったことを考えると、彼女が名声を得ているのがなおさら不快です。アンゴラでのことになると、独裁者から貰うギャラより黒人の命の価値が低くなるようです」と言及していた。

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