2012/03/27
昨年、南米と日本でツアーを行なってきたベテラン・ロック・バンドのエアロスミスが、この夏久しぶりに本国アメリカでツアーを行なうことが正式に発表された。
これは3/26(月)にプロモーターのライヴネーションがアナウンスしたもので、エアロスミスはこの夏に全米のアリーナ会場で“グローバル・ウォーミング・ツアー”を行なうことになった。
キック・オフは6/16のミネアポリス公演で、その後はシカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルスなどの大都市マーケットを網羅する全米公演を行ない、7/17には出身地のボストン、そして8/8のワシントン州タコマで最終日を迎える。
スティーヴン・タイラーが「新たなリベンジのために、“オールド・エアロスミス”が戻って来た。俺たちはお前らキッズどものケツを蹴飛ばし、かあちゃん世代とイチャイチャさせてもらうぜ」と言えば、ジョー・ペリーが加えて「またアメリカでツアーができることが待ち遠しくてたまらない。もうかなり長いこと、ここを離れていた気がするよ」とコメントしている。
チケットは3/30(金)と3/31(土)にTicketmaster.comおよびLiveNation.comで販売され、40年近いキャリアを持ちアリーナ会場でのパフォーマンスを知り尽くしたチープ・トリックがオープニングを務めるとのことだ。
今年、結成42年目を迎えたエアロスミスは、昨年“バック・オン・ザ・ロード・ツアー”でラテン・アメリカと日本を回っていたが、リード・シンガーのタイラーがホテルの浴室で転倒して顔を切り、歯を2本折ってしまったために、10月に予定されていたパラグアイでの1公演だけは延期となってしまった。そのタイラーは現在、『アメリカン・アイドル』の審査員の1人として多忙を極めている。
ベーシストのトム・ハミルトンは、「日本と南米でのツアーのあと、俺たちは何としても本国アメリカのファンの前でも演奏したいという気持ちが日に日に募っていった。だからこの夏のツアーでは、クラシック・ナンバーやヒット曲の数々に加え、新曲も披露するつもりでいる。とにかく初日のミネアポリス公演が待ち遠しいよ!」と語っている。
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