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2014/01/29

ディカプリオ「人間の闇の部分にスポットを当てた」 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』舞台あいさつ

 (左から)ジョナ・ヒル、レオナルド・ディカプリオ、マーティン・スコセッシ監督
 映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のジャパンプレミアが28日、東京都内で行われ、出演者のレオナルド・ディカプリオ、ジョナ・ヒル、マーティン・スコセッシ監督が舞台あいさつに登場した。
 本作は“ウォール街のオオカミ=ウルフ”と呼ばれた株式ブローカーの成功と破滅を描いた実録エンターテインメント。
 製作も兼任したディカプリオは、本作がアカデミー賞の各賞にノミネートされたことについて「ハリウッドで作るにはリスキーな題材だったが、現代を反映する映画になると思った。ノミネートはそうした思いが認められたということなのでうれしい」と語った。
 役作りについては「本当に下劣なキャラクターだが、彼らは時代が生んだ産物なのだからできるだけ忠実に演じようと決めていた。キャラクターを重視しながら、人間の闇の部分にスポットを当てた」と明かした。
 また、見どころを問われると「映画全体に狂気が満ちているところ。一番の目的はこういうふうになってはいけないという警鐘を鳴らすことだった」と語った。
 最後に、本作でディカプリオと5度目のタッグを組んだスコセッシ監督が「とてもとてもファニーでシリアスな映画。楽しみながら見てほしい」とアピールした。
 映画は1月31日から全国ロードショー。

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