2013/11/16
「横浜で撮影できたのは幸せだった」と語った北乃きい
映画『ヨコハマ物語』の初日舞台あいさつが16日、神奈川県横浜市で行われ、出演者の北乃きい、奥田瑛二、喜多一郎監督ほかが登壇した。
本作は、横浜を舞台に、厳しい現実に向き合う若い女性(北乃)と、退職と同時に妻を亡くして人生に絶望した男性(奥田)が、地域の人々の温もりに触れながら再生していく姿を描く。
北乃は、横浜でのロケについて「横浜の話だし、横浜で育った(主人公の)お話なので、そこで撮影できるというのは幸せだった」と笑顔で振り返り「あらためて、自分の大切な人を大事にしようと思える映画」と紹介した。
また、本作について「育ててくれた祖母と祖父が早くに亡くなったので、そのときの気持ちを思い出して、奥田さん(が演じた役)の気持ちに共感できた」と明かし、「いろんな個性的なキャラクターが出ているので、どの世代の方も(登場人物の)“誰か”には共感してもらえると思う」とアピールした。
一方、奥田も「劇中に“亡くなった後の墓参りより、生きている間の結婚記念日”というフレーズが出てくるけど本当にその通り。身近な人を大切にしてほしい。自分もこの映画をきっかけに、かみさんにすごく優しくしている」と呼び掛けた。
また、一部で“復活愛”を報じられた北乃に「復活愛は事実ですか?」との質問が飛んだが、北乃は無言で会場を後にした。
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