2026/02/13 16:15
現地時間2026年2月5日、ベスト・コーストのフロントウーマンであるベサニー・コセンティーノが、影響力の大きいエージェンシー、ワッサーマンに所属するアーティストとして初めて今回の問題について公にコメントした。きっかけとなったのは、エプスティーン事件に関する最新の約300万件のファイル公開を受け、同社の創設者兼CEOのケイシー・ワッサーマンが、有罪判決を受けた性的人身売買の共犯者であるギレイン・マックスウェルと親密な関係を続けていたことが明らかになったという報道だった。マックスウェルは、児童性犯罪で有罪となったジェフリー・エプスティーンの主要な協力者として知られている。
ワッサーマンがマックスウェルとのやり取りについて“深く後悔している”と述べた謝罪に対し、コセンティーノは怒りを表明し、CEOの辞任やエージェンシー名の変更などを求めた。
このインスタグラム投稿以降、主にインディーズ系アーティストを中心に、さらに複数の所属アーティストがこの問題に反応している。反応の内容には多少の違いがあるが、多くは今回の問題を理由にエージェンシー離脱を発表するか、ワッサーマンが責任を問われない場合は離脱も辞さない姿勢を示している。また、ほぼすべてのアーティストが社内の担当エージェントへの支持を表明している。
現地時間2月9日夜にはチャペル・ローンがこの問題について発言した最初の大物アーティストとなり、エプスティーンやマクスウェルの名前には直接触れない形ながら、世論の高まりを受けて同エージェンシーを離れたことを明かした。
アーティストの離脱が相次いでいることで、ワッサーマンおよび同名エージェンシーにとって状況は大きな問題へと発展しつつある。同社はエド・シーラン、コールドプレイ、シザ、ノア・カーン、ロード、ケニー・チェズニーといったスーパースターを顧客に抱えており、今後これらの大物アーティストがチャペル・ローンに続くのかどうかにも注目が集まっている。
以下はこの問題について発言したワッサーマン所属アーティストの一覧で、今後も新たな声明が出次第更新予定だ。(米ビルボード編集部注:ワッサーマンはアーティスト離脱に関する複数のコメント要請に応じていない。)
チャペル・ローン
オーヴィル・ペック
ベサニー・コセンティーノ(ベスト・コースト)
ドロップキック・マーフィーズ
レイチェル・ブラウン(ウォーター・フロム・ユア・アイズ)
ウェンズデイ
ビーチ・バニー
アレクシス・クラウス(スレイ・ベルズ)
シルヴァン・エッソ
ジジ・ペレス
ブリー
チェルシー・カトラー
レヴィティ
ワイズ・ブラッド
ホット・マリガン
サブトロニクス
ルイス・ザ・チャイルド
レズ
セヴン・ライオンズ
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