2026/01/13 10:15
今週(2026年1月17日付)の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”は、テイラー・スウィフトの「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」が通算10週目の首位を獲得。TOP10には、ジョー(Djo)の「エンド・オブ・ビギニング」が前週の16位から6位に上昇し、自身初のTOP10入りを果たしている。
「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」は、2025年10月18日~12月6日付まで8週間連続で1位を獲得した後、ホリデー・ソングの上昇により4週間(2025年12月13~2026年1月3日付)首位の座を明け渡したが、前週(2026年1月10日付)ホリデー・ソングがチャート上位から後退したことに伴い1位に返り咲き、今週(2026年1月17日付)で通算10週目の首位を獲得した。
10週目の首位を獲得した「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」は、今週の集計期間(2026年1月2日~1月8日)に公式ストリーミング再生数が1,840万回(前週比1%増加)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が6,210万回(前週比2%増加)、セールスは11,000(前週比63%減少)を記録した。
先週8週目の首位を記録したストリーミング・ソング・チャートでは2位に順位を下げて、エアプレイ・チャートでは3位をキープ(最高位は2位)。デジタル・ソング・セールス・チャートでは4位から1位に復帰して、通算7週目の首位を獲得した。
「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」が今週記録した総セールス11,000の内訳は、デジタル・ダウンロードの売上が7,000、集計期間中に出荷されたアナログ盤の売上が4,000枚となっている。さらに、ザ・チェインスモーカーズによるリミックスが1月6日にデジタル配信でリリースされたことも、売上を後押しした。
テイラー・スウィフトは「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」で首位獲得曲数を通算13曲目に更新し、チャート史上4位タイの記録に到達。首位獲得総週は今週で通算46週目に更新され、ビヨンセと同率の歴代7位の記録を達成した。
以下は、1位を獲得したテイラーによる全13曲を在位週数の多い順にまとめた最新の一覧
()は首位到達日付/首位獲得週
・「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」(2025年10月18日/10週間)
・「アンチ・ヒーロー」(2022年11月5日/8週間)
・「ブランク・スペース」(2014年11月29日/7週間)
・「クルーエル・サマー」(2023年10月28日/4週間)
・「シェイク・イット・オフ」(2014年9月6日/4週間)
・「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ」(2017年9月16日/3週間)
・「ウィ・アー・ネヴァー・エヴァー・ゲッティング・バック・トゥゲザー」(2012年9月1日/3週間)
・「フォートナイト feat. ポスト・マローン」(2024年5月4日/2週間)
・「イズ・イット・オーヴァー・ナウ?(テイラーズ・ヴァージョン)」(2023年11月11日/1週間)
・「オール・トゥー・ウェル(テイラーズ・ヴァージョン)」(2021年11月27日/1週間)
・「ウィロー」(2020年12月26日/1週間)
・「カーディガン」(2020年8月8日/1週間)
・「バッド・ブラッド feat. ケンドリック・ラマー」(2015年6月6日/1週間)
上記のうち、2020年代に限定すると「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」は通算8曲目の首位獲得曲で、首位獲得総週は今週で28週目に更新された。これは、2020年代に首位を獲得した全アーティストの最多記録となる。
「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」は、今週のアルバム・チャート“Billboard 200”で2位にランクインした『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』からのシングルで、本作は2025年10月から2026年1月にかけて通算12週間の首位を記録した。
アルバムがBillboard 200で10週間以上1位を獲得し、そこから輩出されたシングルもHot 100で10週間以上首位を記録したのは、『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』と「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」が史上5作目の快挙となる。
以下は、その偉業を達成したアルバム/ソングの一覧で、このリストの中で10週間以上首位を記録したシングルを2曲輩出したのは、サンタナの『スーパーナチュラル』が唯一の作品。
・テイラー・スウィフト
Billboard 200:『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』(12週間)
Hot 100:「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」(10週間/2025~26年)
・モーガン・ウォーレン
Billboard 200:『ワン・シング・アット・ア・タイム』(19週間)
Hot 100:「ラスト・ナイト」(16週間/2023~24年)
・アデル
Billboard 200:『25』(10週間)
Hot 100:「ハロー」(10週間/2015~16年)
・サンタナ
Billboard 200:『スーパーナチュラル』(12週間)
Hot 100:「スムース feat. ロブ・トーマス」(12週間)
Hot 100:「マリア・マリア feat. ザ・プロダクトG&B」(10週間/1999~2000年)
・ホイットニー・ヒューストン
Billboard 200:『ボディガード』(20週間)
Hot 100:「オールウェイズ・ラヴ・ユー」(14週間/1992~93年)
今週のチャートで新たにTOP10入りしたのはジョー(Djo)の「エンド・オブ・ビギニング」で、前週の16位から6位に上昇して自身初のTOP10入りを果たしている。
ジョーは、米マサチューセッツ州出身の俳優・シンガーで、俳優名はジョー・キーリー、アーティスト名ではDjo(ジョー)としても知られている。「エンド・オブ・ビギニング」は、ジョー・キーリーがスティーブ・ハリントン役で出演したNetflixの人気ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の最終回が現地時間2025年12月31日に公開されたことを受け、先週のチャートで16位に再登場した。なお、この楽曲はエピソード内では使用されていない。
「エンド・オブ・ビギニング」は2022年にリリースされたアルバム『ディサイド』の収録曲で、SNSのバイラル・ヒットにより2024年3月に11位まで上昇したが、今週その記録を上回り、最高位更新と初のTOP10入りを果たした。
ドラマの反響により、今週の集計期間に公式ストリーミング再生数が1,910万回(前週比92%増加)、ラジオのオーディエンス・インプレッション数が440万回(前週比52%増加)、セールスは6,000(前週比175%増加)を記録。ストリーミング・ソング・チャートとロック&オルタナティブ・ソング・チャートの両チャートでは初の1位を獲得した。
「エンド・オブ・ビギニング」を輩出したレーベルAWALにとって、ストリーミング・ソング、ロック&オルタナティブ・ソングの両チャートでの首位獲得は同曲が初のタイトルで、ソング・チャート“Hot 100”では2曲目のTOP10入りと最高位を更新した。
『ストレンジャー・シングス 未知の世界』関連の楽曲がソング・チャート“Hot100”のTOP10入りを果たしたのは、2022年5月に公開されたシーズン4のエピソードに使用されたことで再熱した、ケイト・ブッシュの「神秘の丘」に続く2曲目で、同曲は2022年7月30日付で最高位の3位まで上昇した。なお、「神秘の丘」のリリースは1985年で、同年のチャートでは30位を記録している。
今週のTOP10にランクインしたその他の楽曲は、先週ランクインしていたタイトルで構成されている。
2025年6月から8月まで非連続で10週間首位を獲得したアレックス・ウォーレンの「オーディナリー」は、先週の3位から2位に上昇。エアプレイ・チャートでは、今週通算25週目の1位を獲得している(7,140万回/前週比5%増加)。
Netflixのアニメーション映画『KPOPガールズ!デーモン・ハンターズ』のサウンドトラックから大ヒットを記録しているHUNTR/X(ハントリックス)の「Golden」は、先週の2位から3位に下降。同曲は、8月から8週間(非連続)にわたり首位を獲得した。
オリヴィア・ディーンの「マン・アイ・ニード」は、現時点での最高位となる4位をキープして、先週5位にTOP10入りしたエラ・ラングレーの「チュージン・テキサス」も同位にランクイン。カントリー・ソング・チャートでは7週目の1位を記録した。
ケラーニの「フォールデッド」は先週の6位(最高位)から7位に順位を下げたが、R&B/ヒップホップ・ソング・チャートとR&Bソング・チャートでは、それぞれ5週目の首位を獲得している。
ソンバーの「バック・トゥ・フレンズ」は7位(最高位)から8位、テイラー・スウィフトの「オパライト」(最高2位)は8位から9位、レオン・トーマスの「マット」(最高6位)は9位から10位に、それぞれワンランクダウンした。
Text: 本家 一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは1月15日以降掲載予定となります。
◎【Hot 100】トップ10
1位「ザ・フェイト・オブ・オフィーリア」テイラー・スウィフト
2位「オーディナリー」アレックス・ウォーレン
3位「Golden」HUNTR/X
4位「マン・アイ・ニード」オリヴィア・ディーン
5位「チュージン・テキサス」エラ・ラングレー
6位「エンド・オブ・ビギニング」ジョー
7位「フォールデッド」ケラーニ
8位「バック・トゥ・フレンズ」ソンバー
9位「オパライト」テイラー・スウィフト
10位「マット」レオン・トーマス
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