2025/12/24 14:00
テイラー・スウィフトが、ホリデー・シーズンを前にその寛大さを示した。現地時間2025年12月23日、非営利団体アメリカ心臓協会(AHA)は、テイラーが同団体の心臓病や脳卒中と闘うという使命を支援するために、100万ドル(約1億5,600万円)を寄付したと発表した。この寄付は今年心臓手術を受けた父スコット・スウィフトに敬意を表して行われたものだという。
AHAのナンシー・ブラウンCEOは声明で、「テイラー・スウィフトの並外れた寛大さは、金額以上に長期的な変化を生み出します。彼女の家族が経験した心血管疾患は、米国の成人のおよそ半数に影響している非常に一般的な問題です。父親を支えようとする彼女の姿勢は、多くの人々に自身の心臓の健康を真剣に考える必要性を気づかせ、予防の取り組みを強化し、コントロール可能なリスク要因の改善につながります。結果として、より多くの人が長く、より健康的な人生を送る助けになるでしょう」と述べている。
さらにブラウンは、「テイラーは長年“ハート・ハンズ”のシンボルと結びつけられてきました。アメリカ心臓協会でも、同じジェスチャーを用いて、影響を受けたすべての人々、母親、父親、姉妹、兄弟、配偶者、そして数え切れないほど多くの人々を称えています」と続け、「このホリデー・シーズン、私たちが心を一つに“ハート・ハンズ”を掲げ、この病に立ち向かう意味ある変化を生み出し、次の世代に向けたより健康な未来を形作れることを願っています」と語った。
テイラーは、8月に婚約者のトラヴィス・ケルシーのポッドキャスト『New Heights』に出演した際、父の手術についても語っている。5か所の詰まりを治療するための冠動脈バイパス手術を受けたこと、そして術後に自身が父の世話をしたエピソードを明かした。「手術が終わって、看護師さんやお医者さん全員にギター・ピックを配ろうとしたんだけど、ズボンをはいていなくて、ポケットもなくて、病院のガウンだったの」と当時を振り返り、「いろんな意味で親と子が逆転した感じがしてちょっと不思議だった。だってこの人は私のために遊具やブランコやベビーベッドを作ってくれたんだよ。それが今度は私が彼のシャワー・チェアや歩行器を組み立てているんだから」と語った。
これまでも自身にとって特別な意味を持つ分野への寄付を重ねてきたテイラーは、同日にフィーディング・アメリカにも別途100万ドルを寄付していた。同団体のクレア・バビノー=フォンテノーCEOは声明で、「このホリデー・シーズンにおける彼女の継続的な支援は、飢餓を終わらせるために力を合わせたとき、何が可能になるのかを示す力強いメッセージです」とコメントしている。
なお、これらの寄付が行われた同日には、テイラーのドキュメンタリー・シリーズ『The End of an Era』の最終2話がディズニープラスで配信開始となった。
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