2025/09/29 15:30
現地時間2025年9月27日、ロックンロールの女王、故ティナ・ターナーの高さ10フィート(約3メートル)の像が、彼女の故郷である米テネシー州の田舎町でお披露目された。ティナは【グラミー賞】を受賞した歌手であり、圧倒的なステージ・パフォーマンスを誇る、世界で最も認知度が高く人気のあるエンターテイナーの一人として知られている。
この像はメンフィスから車で約1時間東に位置するブラウンズビルの公園で除幕式が行われた。人口約9,000人の同市は、ティナが子ども時代に通学していたナットブッシュという町の近くにあり、10代の頃には像のすぐそばの高校に通っていた。
像は、ティナの特徴的なワイルドな髪型とマイクを手にした姿を再現し、ステージで歌う瞬間を彷彿とさせるデザインになっている。彫刻家のフレッド・アジャノガは、彼女のステージでの動きの柔軟さや、指を伸ばしてマイクを持つ仕草、“ライオンのたてがみ”のような髪型を表現しようとしたと語った。
ティナは2023年5月24日、スイス・チューリッヒ近郊のキュスナハトの自宅で、長い闘病生活の末、83歳で亡くなった。【グラミー賞】を受賞した歌手としてのキャリアには、「Nutbush City Limits」「Proud Mary」「Private Dancer」、映画『マッドマックス/サンダードーム』の主題歌「We Don’t Need Another Hero」などのヒット曲が含まれる。映画出演作には『トミー』や『ラスト・アクション・ヒーロー』などがある。
1960~70年代には夫の故アイク・ターナーと共にヒット曲やライブ活動を展開したが、困難な結婚生活を乗り越え、1984年にリリースしたチャート1位の「What’s Love Got To Do With It」で中年期に再び成功を収めた。ミック・ジャガーやビヨンセ、マライア・キャリーなど多くの著名人が彼女を称賛し、“ロックンロールの女王”として知られていた。
今回の除幕式は、ティナが10代の頃に故郷を離れるまで過ごしたテネシー州の田舎での暮らしを称えるイベント【ティナ・ターナー・ヘリテージ・デイズ】の第10回記念行事の一環として行われた。像は粘土で制作され、ブロンズに鋳造されたもので、完成までに約1年を要した。
米ジョージア州から訪れたカレン・クックは、ティナのいとこという友人と共に、この伝説的パフォーマーを讃えるために参加したという。59歳のクックは、「彼女は素晴らしいアーティストですし、彼女の音楽が大好きです。母もよく聴いていました。ティナ・ターナーが、彼女の小さな町に存在することは、この地域にとって大きな意味があり、とても素晴らしいことです」と語った。
像の制作には約50人の寄付者が資金を提供した。その中にはフォード・モーター・カンパニーも含まれ、15万ドル(約2,300万円)を寄付した。同社は現在近隣のスタントンに電動トラック工場を建設中だ。
この像は、ブラウンズビルにあるウエスト・テネシー・デルタ・ヘリテージ・センターのティナ・ターナー博物館の近くに設置された。同館は2014年に開館し、ナットブッシュにあったフラッグ・グローブ校を改修した建物の中にある。一室しかないこの校舎はティナが通った学校で、1960年代に閉校後は納屋として使われていたが、老朽化した建物をトレーラーでナットブッシュからブラウンズビルへ移設されたものだ。
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