2013/08/14 15:30
20歳の若手シンガーソングライター ガブリエル・アプリンの「パニック・コード」が、結成20周年を迎えたバックストリート・ボーイズの「イン・ア・ワールド・ライク・ディス」の3連覇防ぎ、今週Billboard JAPAN洋楽チャート1位に輝いた。
全英No.1シングルを獲得した「Power Of Love」で火がつき、先週末行われた【SUMMER SONIC】へ出演、翌日開催された単独公演も見事ソールド・アウトさせたガブリエル・アプリン。待望のデビュー・アルバム『イングリッシュ・レイン』の8月7日リリースに伴い、アルバムからのシングル「パニック・コード」が、その心地よい夏にピッタリな透明感あふれるサウンドで圧倒的なエアプレイ・ポイントを稼ぎ、エアプレイ・チャートでは先週7位から3位へランクアップ。Billboard JAPAN Hot 100では、初のトップ10圏内にランクインし、洋楽チャートでも自身初の1位を記録した。12月には来日ツアーも決定しており、その人気はますます加速しそうだ。
そして2位に上がってきたのは、ワン・ダイレクションを輩出した人気オーディション番組『Xファクター』で番組史上初のグループ優勝を果たし、1Dの妹分として話題の新星ガールズ・グループ、リトル・ミックスによる「ウィングス」。全国のラジオ局にて8月度パワープレイに続々決定していることもあり、エアプレイ・チャートでは7位に急上昇。8月21日にはデビュー・アルバム『DNA』がリリースされることもあり、今後もチャート上位に食い込んできそうな存在だ。3位には、米ビルボード・チャートでシングル&アルバム・チャートにてW1位、シングル・チャートでは9週連続1位をを記録し、話題沸騰中のロビン・シックによる「ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪」。マックルモア&ライアン・ルイスやバウワーなど米チャートにて好記録を出しても、日本ではセールスが伸び悩むアーティストも多数いる中、どちらに転がるか楽しみだ。
今週はガブリエル・アプリンを始め、カーリー・レイ・ジェプセン、イマジン・ドラゴンズ、ゼブラヘッド、キャピタル・シティーズ、チャーチズ、ペット・ショップ・ボーイズと先週末行われた【SUMMER SONIC】出演アーティストがトップ20圏内に多くランクインしたが、洋楽アーティスト参加の音楽フェス・シーズンが落ち着きつつある中、来週はどのアーティストがチャートインしてくるのか、気になるところだ。
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