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2024年11月23日、指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ≠ME(ノットイコールミー)が、千葉・幕張メッセ国際展示場 展示ホールにて、【≠ME 全国ツアー追加公演2024「修学旅行、同じ班がいいな。」】を開催した。以下、同公演のオフィシャルレポートを掲載する。
本公演は4月より行なってきたメンバーの出身地をめぐるツアー、【≠ME 全国ツアー2024「やっと、同じクラス」】の追加公演として発表され、11月9日の沖縄県、本日の千葉県の2会場が発表されていた。(毎年恒例で年末に行われていた「特別公演」として開催された。)
Overtureの映像では、追加公演で先に訪れていた沖縄公演からそのまま幕張に降り立ったような演出がなされ、鈴木瞳美が「幕張についたー!」と元気に叫ぶと、本ツアーのオープニングを飾ってきた「偶然シンフォニー」が鈴木のキュートなセリフでスタート。尾木波菜が曲間のセリフを「同じ班だねー!」とアレンジし盛り上げていく。
続く「秘密インシデント」では、トロッコに乗ってファンへ手を振りながらセンターステージへ移動。菅波美玲の「幕張! 行くぞー!」の声に会場が応えていく。「君はこの夏、恋をする」ではスクリーンに特大の花火が上がり、春から始まって夏を超えてきたツアーのエモーショナルさを感じさせた。
「このままでモーメンタリ」では、センターの蟹沢萌子が半年以上に及ぶツアーを振り返るかのように「季節が変わっても私たちのそばにいてくれてありがとう!」とメッセージを送り、再びメインステージへ。「好きだ!!!」ではスクリーンを使ったルーレット遊びでツアーの思い出写真が映し出される演出も。「出欠確認」と称したメンバー紹介をリズムに乗せて行い、制服風衣装から着替えたメンバーが登場するとユニットコーナー。「春の恋人」「Marcato」「デート前夜レクイエム」と、ツアー初日に初披露となった楽曲を格段にパワーアップさせ魅力を存分に発揮した。
再びメンバーがステージに揃うと、ホワイトの衣装を纏い雰囲気を一変させるダンストラック。昼公演では落合希来里センターの「フロアキラー」、夜公演では永田詩央里センターの「ワタシアクセント」でスピードを上げていくと、「P.I.C.」「天使は何処へ」とダンスサウンドに合わせ凄まじいパワーに満ち溢れたパフォーマンスを浴びせた。
ツアーの思い出を振り返るVTRを挟み少しクールダウンした後は、グループカラーであるエメラルドグリーンの衣装に着替えたメンバーが登場。センターの川中子奈月心が「今日という1日がみなさんにとって素敵な日になりますように」と話すと椅子に座る特別アレンジで「君はスパークル」をしっとりと歌い上げた。レインボーカラーに照明が変わると、メンバーの絆を確かめ合う楽曲「虹が架かる瞬間」に目に涙を浮かべるファンの姿も。
河口夏音の「幕張のみんな、もっともっと声出せますかー?」の煽りに、落合が「配信の皆さんも声、出せますかー?会場の皆さんも、もう一回声出しますよー!」と続くと、本田珠由記の「みんなで熱々に盛り上がっていきましょう!」を合図に、本ツアー開催中にリリースとなった最新曲「夏が来たから」をパワフルに披露。
ステージをセンターに移し、「ごめん、マジで」を歌い出したセンターの永田が「ありがとう。この思いが届きますように」と丁寧に伝えると、四方に向きを変え、どこからでも楽しめるフォーメーションで感謝を表しているかのようにパフォーマンスした。
櫻井ももが「幕張メッセにお集まりの皆さん、声出せますか! 次の曲は皆さんの声がとっても大事になります!」とコールを煽ると、冨田菜々風が「全員もっと声出せ! 幕張そんなもんですか? ついてこい!」と強気に煽り「最強のラブソング」がスタート。ステージ後方までトロッコで回遊し惜しみなくファンサービス。オオカミ耳を付けた“しおみる”がスクリーンに映し出された「ヒロインとオオカミ」ではファンとコミュニケーションをとりながらトロッコでセンターステージへ。
「す、好きじゃない!」でファンの声出しに火をつけると、尾木が「前から後ろまで全力で幕張揺らせー!」と勢いを加速させ「はにかみショート」が続き会場と一体感を作り上げた。谷崎早耶が「いつまでも修学旅行を思い出すのかなぁ?」とツアータイトルにちなんで問いかけた「初恋カムバック」ではお決まりとなった“ガチ恋口上”でファンとの絆を確かめ合った。蟹沢が「みんなラストのラストまで、盛り上がる準備できてますかー? 最後まで盛り上がっていきましょう!」と煽ると冨田の曲紹介で「ラストチャンス、ラストダンス」を華やかに展開し本編が終了した。
別れを惜しむ会場からは「ノイミー! ノイミー!」とコールが響き、急に明点したステージからひょっこり顔を出した鈴木の「ちゅーする?」を合図にアンコール1曲目となる「想わせぶりっこ」がスタート。ツアーTシャツに着替えたメンバーがグッズのサングラスを持って楽しげに歌い上げていく。続く「デートの後、22時」では曲間で落合が「みんなはノイミーのこと大好きー?」と問うと会場から「おー!」と怒号にも似た声が響き、冨田が「修学旅行楽しんでる~? みんなとの思い出一生忘れないよ!」と伝え、ツアー恒例となったご当地グッズを持ったメンバーがセルフィーカメラで映し出される演出で多幸感あふれる空間に。「≠ME」ではお決まりの「好きだー!」の掛け声でお互いの愛を確かめ合った。
最後に感想を聞かれた冨田は、「率直な気持ちを言うと、すっごい終わりたくない! こんなに、今こういう気持ちになっているのって、どの公演も皆さんが一緒に楽しんで私たちとの時間を過ごしてくださったからだなってすごく思いますし、このツアーが始まって、みなさんがすごく盛り上がってくださったおかげで追加公演が決定して、この1年皆さんと一緒に駆け抜けてきた感じがすごく幸せだなって思いました。また来年の2月には周年コンサートも決まっていて、この先もまだまだ皆さんと楽しいことがいっぱい待っているなって思ったらもうこのグループ、世界で一番幸せなんじゃないかなって思います! なので、これからも、皆さん、私たちについてきてくれますかー? どこまでもどこまでもついてきてくれますかー? 今日は一緒に過ごしてくれてありがとうございました!」と話した。
蟹沢が「本当に終わりたく無いんですけど、続いての曲が最後の曲となります。私たちもこの最後の楽曲をみんなとの思い出を振り返りながら噛み締めて歌いたいなと思いますし、ここにいる皆さんそして配信を見ていただいている皆さん全員とこころを一つにしたいんですけど、準備はいいですかー?」と名残惜しそうに話し、「まほろばアスタリスク」で全楽曲を終えた。
続けて蟹沢が「改めて、本日は会場にお越しくださり、私たちと素敵な時間を過ごしてくださり、本当にありがとうございました! ≠ME修学旅行、最高の旅になりましたかー? 改めて4月から開催させていただいた全国ツアーは、私たちの凱旋地を回る、1stアルバム“Springtime In You”を引っ提げてのツアーだったんですけど、夏を超えて“夏が来たから”を発売させていただいた上で、さらにパワーアップした形でこうしてみなさんにお会いすることができて、本当に嬉しかったです。これからも私たちと一緒にみなさんが駆け抜けていきたいって思っていただけるように、≠MEは全員で頑張っていきたいなと思いますので、これからもよろしくお願いします! また必ず、みんなに会える日を楽しみにしています。改めて、本日は本当にありがとうございました!」と話しメンバーがステージ中央に揃い挨拶をすると公演が幕を閉じた。
終演アナウンスを始めた冨田が、名残惜しそうに「最後に皆さんの声聞かせていただいてもいいですか?」とノイミーコールを煽ると、会場が「ノイミー! ノイミー!」と叫び、それを聞いて感極まった冨田がコソコソとスタッフに「もう一曲やってもいいですか?」と相談をし、了承を得る形で「ラストチャンス、ラストダンス」がスタート。メンバー全員が会場と配信全員に届くよう大きく手を振り続け、楽曲が終わるとメンバーがステージを去り、最後に冨田が「皆さん、今日は本当にありがとうございました! もう、超超超最高でした~! みんな大好きだよーまたね!」と消えるようにステージをおり、全公演が終幕した。
来年2月1日には埼玉・さいたまスーパーアリーナにて≠ME 6周年コンサート【≠ME 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT】の開催が決定しており、グループ最大規模となる会場で、また一段と成長を遂げる姿を見届けたい。
◎公演情報
【≠ME 全国ツアー追加公演2024「修学旅行、同じ班がいいな。」】
2024年11月23日(土)
千葉・幕張メッセ国際展示場 展示ホール
(C)YOANI
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