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アル・グリーンが、R.E.M.による1992年の名曲「Everybody Hurts」をソウルフルな解釈でカバーし、ニュー・シングルとして発表した。
ルーツであるゴスペルを取り入れつつ、新たに深みや脆弱さを加えたこの曲について、「我々が“Everybody Hurts”をスタジオでレコーディングしていた時、私はこの曲に大きな重圧感を感じ、少し希望と光を付け足したいと考えました。暗闇の時代を打ち破ることができる光は、常に存在するのです」とグリーンは語っている。
また、R.E.M.のフロントマンのマイケル・スタイプは、「バンド全体を代表して言わせてもらうと、これほど光栄で、こうれほど有り難いことはありません。本当に恐縮させられます。我々にとって偉大な瞬間です」とコメントを寄せている。
グリーンは今年初め、米テネシー州メンフィスでスタジオ入りした。チャールズ・ホッジス(オルガン)、リロイ・ホッジス(ベース)、アーチー・“ハビー”・ターナー(ピアノ)から成るハイ・リズム・セクションのメンバーが再会。更にウィル・セクストン(ギター)、ブッカー・T&ザ・MG’sのスティーヴ・ポッツ(ドラム)もフィーチャーされている。ストリングスは、スタックスのレジェンドであるレスター・スネルが、今一度アレンジを担当し、クレイ・ジョーンズがプロデュースを手掛けた。
「Everybody Hurts」は、グリーンにとって2023年に発表した、故ルー・リードの「Perfect Day」のカバーに続くニュー・シングルとなる。R.E.M.の「Everybody Hurts」は、1992年発表の彼らの8枚目のアルバム『オートマチック・フォー・ザ・ピープル』に収録されており、CMや映画など多数のメディアに用いられてきた。
◎リリース情報
シングル「Everybody Hurts」
配信中
https://algreen.ffm.to/everybodyhurts
Photo: David Raccuglia
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