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2013/06/11

シャロン・ジョーンズ 胆管がん手術のためツアーをキャンセル

 ザ・ダップ・キングスのシンガー シャロン・ジョーンズがステージ1の胆管がんと診断されたという。進行する恐れのある腫瘍が初期の段階で見つかったといい、すぐに手術を受けると発表している。

 ジョーンズはファンへ向けたステートメントの中で、「この数週間あまり具合が優れず、何が起こっているのか分からなかった」と話している。手術を受けるということは、57歳のジョーンズが回復するのに長い時間を要する。そのため彼女のバンド ザ・ダップ・キングスは8月下旬まで予定されていたサマーコンサートの全日程をキャンセルし、8月6日リリース予定だった6thアルバム『ギヴ・ザ・ピープル・ホワット・ゼイ・ウォント』も発売を延期することになる。

 ジョーンズは回復の状況をファンに知らせるとしており、“ファンが望むものを与える(give the people what they want)”ためにツアー復帰を楽しみにしていると述べている。

 米国がん学会によると、アメリカでは毎年2,000~3,000人が胆管がんと診断されているそうで、先月は肝臓と小腸をつなぐ管にできた胆管がんにより、ドアーズのキーボード奏者 レイ・マンザレクが亡くなった。


◎シャロン・ジョーンズのステートメント全文
この数週間あまり具合が優れず、何が起こっているのか分からなかった。私が検査のため短期入院している間、悲しいことに我々はコンサートをキャンセルしなければなりませんでした。胆管にステージ1の腫瘍がみつかり、幸い早期の段階で発見されたため手術も治癒も可能だと医師は言っています! 私は直ぐに手術を受け休養が必要になりますが、連絡を絶やさずファンや友人たちに進捗状況をお知らせします。ファンが望むものを与えるためにツアーに復帰することを楽しみにしています!

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