2022/06/16
現地時間2022年6月14日、ジェニファー・ハドソンがEGOTを達成したことを自身のSNSで祝福した。EGOTとは、【エミー賞】(Emmy)、【グラミー賞】(Grammy)、【アカデミー賞】(オスカー/Oscar)、【トニー賞】(Tony)のテレビ、音楽、映画、演劇のそれぞれの最高賞の頭文字からできた造語で、それらの全てを受賞したことを意味する。
ジェニファーは【トニー賞】受賞後となる6月12日の夜、「凄い!!!皆さんからのたくさん祝福のメッセージに圧倒されています。まだ自分がたどり着いたこの新境地に理解が追いついてません」というメッセージとともに、友人と乾杯している動画を投稿した。「本当に光栄です。共にこの旅を歩んでくれて本当にありがとう。皆さんがいなかったら、こんな人生を過ごせていません。オスカーを受賞した時も言いましたが、神はなんでも実現できる。今回もそう!」と彼女は喜びを綴っている。
ジェニファーは、今年の【トニー賞】で<ミュージカル作品賞>を受賞した『A Strange Loop』のプロデューサーとしてトロフィーを持ち帰った。キャリアを通して彼女は、2006年のミュージカル映画『ドリームガールズ』で【アカデミー賞】の<助演女優賞>、2009年の『ジェニファー・ハドソン』で【グラミー賞】の<最優秀R&Bアルバム>、2017年の『ザ・カラー・パープル』で【グラミー賞】の<最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞>、そして2021年のVRアニメーション作品『バーバ・ヤーガ』で【デイタイム・エミー賞】をそれぞれ受賞している。
ジェニファー以外にEGOTを達成したハリウッドのパワー・プレイヤーは16人いる。その中にはウーピー・ゴールドバーグ、故オードリー・ヘップバーン、アンドリュー・ロイド・ウェバー、アラン・メンケン、そしてジェニファーと共に『ザ・ボイス』でコーチを務めたジョン・レジェンドが含まれる。
先日、オーディション番組『アメリカン・アイドル』の20周年を振り返る際に、ランディ・ジャクソンがシーズン3でジェニファーを失格としたことを“番組の空振り”と称していたが、今回の快挙達成でより説得力が増している。ただ、ジェニファーのキャリアが同番組での7位フィニッシュから見事にリバウンドしているのは間違いない。
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