2013/04/03
レディー・ガガのスタイリストを務め、あの悪名高い“生肉のドレス”を作ったニコラ・フォルミケッティが、フランスのファッション・ブランド、ティエリー・ミュグレーでのクリエイティブ・ディレクターのポストを降りた。
レディー・ガガとともに知名度を上げてきたニコラ(2009年からガガのために数え切れないほどのコスチュームをデザインしてきた)は、4月1日にこの事をほのめかしており、「今週、ビッグニュースがある!!」とツイートしていた。
2年に及ぶパートナーシップを結んできたティエリー・ミュグレーとフォルミケッティだが、双方同意のもと、別々の道を歩むことになった。さかのぼること2010年9月に同ブランドに雇われたフォルミケッティは、ミュグレーの名の下でクリエイティブ・ビジョンを抜本的に変え続けてきた。
フォルミケッティは、「特にインターネットを通じてファッションを探求し育ってきた新しい世代や観客のために、ブランドを再び活気付けることはチャレンジだった」とミュグレーの報道発表で説明している。
また、フォルミケッティは同フランスのブランドにガガを紹介している。ガガは彼のミュグレーでの初め2回のファッションショーのためにサウンドトラックを提供し、また女性服のランウェイで歩いたこともある。さらに彼は、ガガのお尻からインスパイアされたというハンドバッグを9月に同ブランドで作っている。
ミュグレーの会長、ジョエル・パリックスは、「彼はミュグレーの歴史の一部となり、私たちを先へと押し進める力として知られるようになるだろう」と話している。ミュグレーはまもなく新しい戦略プランを発表する予定で、“WWD”の報道によるとその計画は、「フレグランスでの大きな成功とファッションにおける新たな推進力を基にしたもの」だという。
ニコラ・フォルミケッティは現在、ユニクロのクリエイティブ・ディレクターを務めており、ニコパンダという自身のラインを手がけているほか、唯一無二のガガに目もくらむ衣装を作り続けている。
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