2013/03/13
エアロスミスのジョー・ペリーは、パパラッチからセレブを守る新しい法律“アンチ・パパラッチ法”について、「ハワイだけの問題ではなく、どこにでもある問題だから雪だるま式に広まるだろう」と予測している。ハワイをしばしば訪れるセレブたちは、エアロスミスのフロントマンであるスティーヴン・タイラーによって提案された“スティーヴン・タイラー・アクト”と称される法案が可決されたため、これからはイライラせずに休暇を過ごせるようになるという。
法案の可決を聞き、ノンアルコールのシャンパンを開けて祝杯をあげたスティーヴン・タイラーは、「L.A.は本当にいい法律を作った」と既に施行されているロサンゼルスに触れ、ハワイはそれに倣い同様の措置を講じる時期に来ていたとビルボードに語っている。
「パパラッチは、非常にプライベートな写真を撮ろうと、カメラを持って金儲けのネタを探し回っている。そうはさせるか!」と声を上げるタイラー。パパラッチに狙われ易く無防備になってしまうため、所有する海辺の別荘には窓すらないことや、自分だけでなく子どもたちまで追いかけまわされることも明かしている。
「彼らは俺の子どもたちを追いかけまわして交通の邪魔をするし、危うく事故に巻き込まれそうにもなった。そうなる前に何か手を打ちたかったんだ。彼らは単に危険と興奮を探し求めているだけさ。そんなものは手に入らないけどね」
3月10日の日曜日、メンズファッションデザイナーのジョン・バルベイトスが主催するスチュアート・ハウス・チャリティ・イベントでパフォーマンスするため、タイラーとL.A.にいたペリーは、バンドメイトが法律制定の功績を残したことを称えた。また、タイラーは「これでジョーと俺はマウイに行けるし、裏の芝生を裸で歩き回ってクレイジーな曲を書けるよ」と冗談っぽく付け加えている。
なお、かつて“Toxic Twins”と呼ばれた2人の名コンビは、エアロスミスとしての新曲の可能性について「いつも曲を書いているよ」としている。
先日、ソングライター/プロデューサーのマーティ・フレデリクセンと2作目のソロ曲をレコーディングしたタイラーは、「どうしてもソロ・アルバムを出したいんだ!」とペリーに合図しながら、アルバム・リリースを夢見ていることを吐露。一方のペリーは、自伝を執筆している真っ最中とのことだ。タイラーのソロと自身の執筆についてはお互いにアドバイスしあっているそうで、「一緒に色々と経験してきた“相棒”を持つ利点なんだ」と話している。
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