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2013/03/04

グラミー賞14回受賞のプロデューサー、大動脈瘤のため入院

 数々の受賞で知られる音楽プロデューサー、フィル・ラモーンが入院したことが、ハリウッド・リポーターの取材により明らかになった。現在72歳の彼は大動脈瘤に苦しみ、救急救命治療を受けているとのことだ。

 トニー・ベネットをはじめ、アレサ・フランクリン、ナタリー・コール、ビリー・ジョエル、ポール・サイモン他、大勢の一流ボーカリストやソングライター達との仕事で知られているラモーンは、これまでグラミー賞に33回ノミネートされており、1981年の“プロデューサー・オブ・ザ・イヤー”をはじめ、計14回の受賞を果たしている。

 また1973年には、CBSで放送されたデューク・エリントンのトリビュート番組にて、サウンド・ミキサーとしてエミー賞を受賞。その他、特筆すべき業績の中には、マリリン・モンローが1962年にジョン・F・ケネディ大統領のために歌った「ハッピー・バースデー」のレコーディング、さらには『ア・スター・イズ・ボーン』、『奇跡のシンフォニー(August Rush)』、『ビヨンド the シー 夢見るように歌えば(Beyond the Sea)』、『フラッシュダンス』、『ゴーストバスターズ』、『真夜中のカーボーイ(Midnight Cowboy)』など、多数の映画やブロードウェイの音楽にも携わってきた。

 コネチカットに拠点を置くラモーンは現在、ジョージ・マイケルとディオンヌ・ワーウィックによるニューアルバムとコンピレーション・アルバムの制作、そしてベネットの『ビバ・デュエッツ』にも取り組んでいた。

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