2013/02/28
同じ星に導かれ、クリームとブラインド・フェイスという2つのバンドを共にしたジンジャー・ベイカーとエリック・クラプトン。ベイカーのドキュメンタリー映画『ビウェア・オブ・ミスター・ベイカー』からの未公開インタビューにて、クラプトンはクリーム時代に分かち合った演奏に対する情熱と名声を求める人々へのいら立ちを思い出しながら、「私たちはどうやって言葉で表現すれば良いのかわからなかった」と振り返っている。
ギター・レジェンドであるクラプトンは、「有名になることなんてどうでもよかったんだ。そんな時間も無かったしね」と加える。むしろ彼は、ベイカーの自分とよく似た野望に惹かれていったそうだが、とは言え結果的には、独創性に富んだ彼らの芸術的なロックを成功に導くこととなった。
「私たちは音楽的に感じたモノに駆り立てられていたんだ。心の赴くままに毎日演奏したかったし、そんなモチベーションを持ったミュージシャンたちと一緒になりたかった」と話す。
ドラマー、ジンジャー・ベイカーのナイジェリアでの音楽的発見と60年代後半の生活を掘り下げた映画『ビウェア・オブ・ミスター・ベイカー』は、【SXSW映画祭2012】でドキュメンタリー審査員賞を獲得している。
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