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<インタビュー>[Alexandros] が9作目『PROVOKE』でつかんだ確信――挑戦の先にある景色は

インタビューバナー

Interview & Text: 蜂須賀ちなみ
Edit & Text: Mariko Ikitake
Photos: 辰巳隆二

 “provoke” 挑発や刺激を表すこの言葉は、[Alexandros]の方針となったようだ。自問自答、実験と発表を繰り返して、4人が着地したのは“provoke”することをやめないこと。それは自分たちに対しても、リスナーに対しても。“いい曲”を追求する過程で得た気づきは、4人に手応えと自信をも与えた。3年ぶり、9作目のオリジナル・アルバム『PROVOKE』を聴けば、[Alexandros]のやり方が見えてくるはずだ。満足の行くまで時間をかけて完成させたという最新アルバムについて、話を聞いた。

左から:リアド偉武 (Dr.)、磯部寛之 (Ba. / Cho.)、川上洋平 (Vo. / Gt.)、白井眞輝 (Gt.)

──まず、「金字塔」を聴いた時に「Waitress, Waitress!」を超えてきたなと思って。どちらも印象的なドラムフレーズから始まる曲なので、念頭にはあったかと思いますが。

リアド偉武:そうですね。作ってる時は当然、「同じことはしたくないし、してもしょうがない」という気持ちで、いろいろなパターンを試しながら、時間をかけて作って今の形になりました。[Alexandros]の代表曲に多い4つ打ちのリズムパターンの曲ですけど、ちゃんとアップデートできたと思うし、新しい曲になったと思います。「金字塔」というタイトルにふさわしい曲にできたなと感じてます。

──他の曲も含め、どの曲も過去を優に飛び越えるクオリティで、『PROVOKE』というタイトルにふさわしいアルバムだと感じました。みなさんがどんな手応えを感じているのかを聞かせてください。

白井眞輝:すごいものができたと思ってます。完成までは死に物狂いで作ってましたけど、出来上がってから通して聴いた時に「うちらはこんなすごいものを作ったんだ」という実感が湧いてきました。前々作『Sleepless in Brooklyn』から前作『But wait. Cats?』でプロデューサーを迎えて制作したことで、いろいろなノウハウを吸収できたんですよ。「なるほど、こういう考え方があるんだ」「こういう音の作り方もあるんだ」という感じで。それを経てセルフプロデュースに戻ったら、自分たちの成長をめちゃめちゃ感じられて。全部自力で仕上げたからこそ出るパワフルさのあるアルバムだなと思っています。

リアド:俺も手応えを感じてます。パワーを持ってる曲が本当に多いし、それぞれの曲が輝いてると言いますか。前作を出してからの3年間で、たくさん曲を作ったんですよ。今回収録されている15曲は、それぞれ輝いていたからここまで残って、アルバムに収録されることになったんだろうなという納得感もあります。

磯部寛之:手応えありまくりです。前作から3年ということで、制作期間をわりとしっかりとることができて。「曲ができたから出そう」じゃなくて一旦時間を置くことで、曲を見つめ直したり、「この部分はもっと突き詰めないと」みたいな話をメンバー間でしたりすることができました。個人的には、ベースという楽器に対して、それからバンドのクリエイションに対して、「できることをもっとやりたい」「やっていかなきゃ」という気持ちがこの3年でより強くなりました。実りのある制作だったなと思うし、すごく楽しかったですね。

川上洋平:『But wait. Cats?』の制作期間の終盤から、「次はこういうアルバムを作りたい」という気持ちがなんとなく芽生えてたんですよ。そこから「15曲くらいで、こういう曲があって」という構想をわりと細かく練っていって。ロックバンドらしく、ひらめきとか、その場のアクシデントで生まれるものもないがしろにせず、ストーリーに加えていきましたけど、その上で構想をちゃんと遂行できたから手応えはありますね。アルバム作りって、映画を作るのと似てるけど違うなと思ってて。映画は「こういうものを撮ります」という計画が最初からあって、台本に沿って演技をしてもらうじゃないですか。だけどアルバムは「こういうものを録りたいけど、どういうものなのか具体的には分かりません」という感じ。完成図が朧げだからこそ、「もっといけるでしょ」みたいな感じで、やりながら形が変わっていくんですよ。いきものみたいってミュージシャンはみんな言うけど、ホントそうだなって。これがアルバムの作り方なんだと、9枚目にして分かりました。

──前作『But wait. Cats?』は現体制初のアルバムでしたが、その後どのようなモードで、今作に向けた約3年の制作期間に入ったのでしょうか?

川上:いつも「こういう曲を作りたいな」「こういう気持ちを吐き出したいな」という感じで曲やアルバムを作ってるんですけど、「ここいらで、そろそろ真剣にそれをやろうよ」という気持ちがありました。初期衝動や行き当たりばったりも素敵だけど、もうちょっと作品然としたものにしたかったというか。例えば、いいメロディができた時に、それをエディットしたり、俯瞰したりする時間を設けたいと思ったんですよね。

──ここいらで、というのは?

川上:ここいらで後世に遺るような作品を作らないとダメでしょう、っていう。『But wait. Cats?』は、この4人のグルーヴを作っていくことにまず(時間を)費やさないといけなかったから、時間がちょっと足りなかったんですよ。だからゼロベースを美しいとする作品にしようと思ったし、最初からああいう作品になると思ってました。だけど作品を作り終えて、ツアーもまわって時間が経って、リアドという人間や、リアドが加わった[Alexandros]という新しいバンドがどういうものかを自分たちでも把握できるようになったことで、「次はこういうことができるな」と見えてきた瞬間があって。「じゃあ、ここからの3年は、時間をかけて作ろう」「タイアップのお話もありがたいけど、あまりリリースしすぎないほうがいいな」「でも曲はめちゃくちゃ作ろう」という感じで、2023年ぐらいから制作期間に入りました。


──レーベルから「もっとリリースしてほしい」みたいなことは言われませんでしたか?

川上:そういうのはなかったですね。ユニバーサルの人はやさしいので、待っていただけました(笑)。

磯部、白井、リアド:(笑)

川上:自分たちで説得材料をちゃんと用意して、「時間を設けさせてください。というのも……」という話をしたら、「そうですよね」と理解してくださって。どのクリエイターさんもそうかもしれないけど、いいメロディとかいいアレンジ=楽曲の0→1の部分ってひらめきなんですよ。計算しようが、どれだけ頭の中をひねろうが、出てこない時は出てこない。だから出てくるまで粘る、そこにとにかく時間をかけるしかないんです。0→1は僕一人の作業で、「いいものができた」と思ったらみんなにシェアするんですけど、それ以降は、自分の思い描いていたものをちゃんと描けるかどうかが大事で。「こういう曲を作りたいんだけど、どうしても作れない」「イメージはなんとなくあるんだけど、それをうまく表現できない」「このままじゃいかん」っていう誤差をなくすためには、やっぱり考えないといけないんですよね。

──つまり時間をかければ作品の質は上がると。

川上:今回、特にそう思いました。例えば「WITH ALL DUE RESPECT」は、やっとできた曲だし。こういう曲が作りたいと思って、『But wait. Cats?』の制作が終わってからずっと作ってたんですけど、なかなか形にならなかったんですよね。

磯部:「EVERYBODY KNOWS」もけっこう前からデモがあって、サビのメロディはほぼ変わってないです。俺は最初からこの曲のファンで、「最高! すげえいい曲だから、今すぐやろうよ!」って言ってたんですけど、洋平は、ここまでの話からも分かるように、自分の思い描く絵と合致していなかったら「なんか違う」という違和をちゃんと感じる人だから。「いや、確かにいい曲だけど、このままじゃ、ただのいい曲なんだよね」って言うから、俺は「そっか……」って。生意気な話ですけど、作ってるのは彼なのに、「なかなか納得してくれないなー」と思ってました(笑)。

川上:(笑)

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──磯部さんの気持ち、分かります。これだけメロディが美しいと、どんなアレンジでもいい曲になる気がしますよね。

磯部:でしょ(笑)? 自分からすると「メロディがいいんだから、なんでもいいよ」と思う瞬間ってマジでいくらでもあるんだけど、そこで洋平は「いや、これだと普通なんだよな」って思えるからすごい。「EVERYBODY KNOWS」のAメロの雰囲気やオケのバランスが変わったのは、時間をかけて熟成させたからこそだと思うし、「いや」と言ってた部分が変わっていくのを実際に目の当たりにすると、自分も「さらによくなってきた」「じゃあ、俺ももっとこうしなきゃ」って刺激を受けるし。洋平は前から自分のことを疑える人でしたけど、彼のそういう部分を改めて垣間見た瞬間が、今回の制作では多々ありましたね。

川上:まあ、僕は曲を作って、自分の思い描いたものを持ってくるだけだから、一番簡単なプレイヤーなんですよ。だから他のメンバーに対して、すごくリスペクトがある。だって俺が作ったものは、元々彼らの頭の中にはなかったんだから。そりゃ、人だから癖もあるし、「何を言ってるか分からない」みたいなこともあるだろうし、俺も「違う!」って言いながら、何をどう変えればいいのか自分でも分かってなかったりするし……。それなのに理解しようとしてくれて、一緒に描いてくれるのは本当に頭が下がりますよね。「超える」のドラムとか、マジできつかったよね?

リアド:あはははは。

川上:Bメロの4小節に8時間くらいかけたんですよ。「タイトル通り、超えなきゃね」とか言いながら。毎回思うんですけど、俺はやっぱりメンバーにやさしくできないんです。「まあ、こんなもんでいいかな」で済ませちゃうとうちらも楽しくないし、最終的には聴いてくれる方も楽しくないと思うから。自分たちが「よし、これで満足だな」と思えるところに行くためには、できるまでケンカするしかない。注文されたほうは、すごく大変だったと思うけど、バンドってそうやって作っていくものじゃないですか。その一つひとつをクリアしていってくれるメンバーには、本当にhats off(脱帽)です。今回の制作でも「ああ、超えましたね」って思う瞬間が3人それぞれにありました。本人が気づいているかは知らないけど、俺は一番彼らを見ているから。そういう時に「最後まで諦めなくてよかったな」と思いますね。

磯部:人って “できてるつもり”が一番危ないと思うんですよ。自分自身、これだけ長くバンドをやってても、「まだまだだな」という部分が当然ある。だからこそ「ちょっと待てよ?」と疑ったり、「これってもしかして」と気づいたりすることが大事だと、今回すごく感じました。

白井:人の反応を見て気づけることもありますし。今回はリリースに縛られてなかった分、新曲をライブで一旦演奏してみて、「やっぱりこの方向性でよかったんだ」と確かめてから、もう一度考えることも久々にできたんですよ。これは、インディーズ時代とかデビュー前によくやってたことで。新曲を作業場の外に持ち出して、風に当てたからこそ、「もっとこういうふうにしようぜ」と変更点が出てくることもあったんですよね。

磯部:そうそう。これは音楽以外にも言えることですけど、やっぱり人ってどんどん気づいていくべきなんだなって思います。とはいえ、自分にとっての気づきって、他の人にとって必ずしも分かりやすいものではなくて。自分的にはステップアップしていても、他人に伝わってないってこともぶっちゃけあるんですよ。だけど、大事なのは自分がしっかりステップアップできたかということ。そういう一人ひとりの繊細な気づきが、誰にも伝わらなかったとしても、最終的にはグループに寄与するんだと思う。今まで気づいていなかったことに気づくと、景色が違って見えるし、表現できることが増えたり、質も変わったりするから。だから今回の制作、俺はすごく楽しかったんですよね。

──素晴らしい。「Coffee Float (feat. hard life)」についても伺いたいです。hard lifeとは以前から交流がありましたよね。

川上:そうですね。日本によく来てて、うちらのラジオにも出てくれて。去年【THIS FES】(【[Alexandros] presents THIS FES '24 in Sagamihara】)に遊びに来てくれた時に本格的に仲良くなりました。ミックスの時だった気がするんですけど、「この曲に彼(マレー・マトレーヴァーズ)が入ってくれたら、おもしろそうだな」と思ったんですよ。「こういうの興味ない?」って試しに聞いてみたら、「ぜひやりたい。どんな曲なの?」と返事をくれたので、曲を送って。そこから「めっちゃいいじゃん」って感じで進んでいって。

──音楽性やバンドのスタンス、改名せざるを得なかった境遇など、シンパシーを感じる部分は多いかと思います。

川上:「こういったことがあまり好きではない」「他と一緒にしないでほしい」みたいな話をしたら、「俺も同じなんだよね」って共感してくれて。彼も彼で、イギリスのシーンに対して思うことがあると思うんですよ。そういう意味で、うちらとちょっと近いというか。自らあえて選んだ部分もあるんだけど、周りからちょっと浮いている感じがあって、“Float”(浮遊)は、そこにもちょっと掛かってる。浮いているもの同士が共有できる感覚が、音で結ばれていったら、おもしろいんじゃないかと思いました。だからアップビートだけど、物悲しい雰囲気の曲になってます。

──ここまでのお話の通り、[Alexandros]は今作で「いい作品を作るために自分のことに集中する」「必要あれば周りの人に事情を説明して、そのための時間をちゃんと確保する」「そして粘り強く遂行する」ということを行っているわけですが、そのシンプルなスタンスは、自分にとって何が必要/不要か、しっかり選ばないといくらでも情報に流されてしまう現代において、ますます稀有なものになっている気がします。デビューから15年間、自分たちのスタンスはずっと変わっていないけど、ますます“浮いた”存在になってきているという実感はありますか?

川上:あんまり意識してなかったですけど、自ずとそうなってきますね。売れることだけを考えたらもっと賢い方法があるんだろうけど、[Alexandros]には[Alexandros]のやり方がやっぱり正しいんですよ。「ここをもっと伸ばしたい」「ここにもう少し挑戦したい」と思うことに怠けたくないし、「自分はこういう人間です」の範囲内で戦いたくもない。 戦うって言い方をするとなんかクサいですけど、そこからは逃げられないし、僕の持って生まれた才能だと思うから。

──そこを諦めたら[Alexandros]ではなくなってしまうから、っていう。

川上:そうそう。僕たちの場合、「今こういう曲を出したい」「こういうことを言いたい」という部分を大事にしていて。過去は過去でとても大切だし、「For Freedom」も「city」もいまだにやるけど、やっぱり現在、そして次に興味があるんですよ。お客さんの中には「変わっちゃったよね」と思う人もいるかもしれないし、人によってはアップダウンの激しいバンドに見えるかもしれないけど、生き物だからそれは当然。「迷走」って言葉をよく聞きますけど、迷走しないクリエイターなんて、まずいないから。そこはちゃんと牙を剥きたい。「どうしようかな」「どんなことをしてやろうかな」って言いながらやってる状態が一番おもしろいから、それを毎回やってるだけです。音が歪んでる、テンポが速い、激しいだけがロックじゃないし、僕からすると、その考え方はちょっと安直すぎるというか。自分たちなりの牙の剥き方、反骨精神の見せ方を感じてもらえたら嬉しいし、感じてもらえなかったら、「気が合わなくて残念だな」と思うしかない。そんな考え方だから「浮いてたっていいんじゃないか」と思えてるのかも。

──よく分かりました。ありがとうございます。最後に、5月2日から始まる【PROVOKE JAPAN TOUR 2025】について聞かせてください。全国18か所をまわる計24公演のツアーですね。

磯部:去年【SINGLE 1 TOUR】があったけど、こんなに細かくまわるのは3年ぶりということで。やっと全国各地でぶっ放せるのかと思うと、楽しみですね。

川上:セットリストの骨組みはもう既にできていて。演出とかも含めて、アルバムを作っている段階からイメージがあったんですよね。それはライブを意識して曲を作っていたからだと思う。セットリストも演出も挑発的なものになるだろうし、アルバムのツアーだと思って来たら、けっこう裏切られるので、そこも楽しみにしてもらえたらと思います。

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