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“これが私の人生。そしてやりたいこと。” ― シェネル 最新インタビュー
洋楽・邦楽の境界を越え、いま最も注目を集めているトータル・ダウンロード数1,000万突破の実力派シンガー、シェネル。2011年にTEEによる「ベイビー・アイラブユー」の英語カヴァーで大ブレイク、300万ダウンロードを記録し、“ラブソング・プリンセス”としてその名を知らしめた。翌年2012年には、興行収入No.1映画『BRAVE HEARTS 海猿』の主題歌 「ビリーヴ」を発表、日本ゴールドディスク大賞でアーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽部門)を含む計5部門を受賞した。さらに2013年リリースの最新アルバム 『アイシテル』、初のベスト盤『ベスト・ソングス』も大ヒット中となっている。
そんな彼女の2014年第1弾シングルは、昨年よりNTTドコモ「想いをつなぐ」篇CMソングに起用され、配信サイトで19冠を獲得したSPICY CHOCOLATEの大ヒット曲「ずっと feat. HAN-KUN & TEE」を英語カヴァーした「ずっと (English Ver.)」。ニュー・シングルはもちろん、ラブラブな新婚生活やシンガーになるきっかけ、LAでの生活、さらには6月リリースのニュー・アルバムを語った最新インタビュー!
結婚する前よりハッピーで、とても安心感がある
それに生涯のパートナーが出来たという感じ
――最新シングル「ずっと (English Ver.)」の原曲となるSPICY CHOCOLATEの「ずっと feat. HAN-KUN & TEE」を知るきっかけとなったのは?
シェネル:去年、ドコモのCMを通じて知ったの。曲名はまったくわからなかったけど、レコード会社の担当の人に「この曲、とってもクール!」って言ったのは憶えてる。TEEも参加しているしね。そして新しいアルバムのコンセプトを練っている時に、この曲を入れたらいいんじゃないかっていう話になったの。
――曲のどんなところに惹かれましたか?
シェネル:メロディね。ヴァースが「ベイビー・アイラブユー」に似ているラップ調のメロディで構成されているところ。歌っているという感じではなくて、ラップしているみたいで気に入ったわ。ラップにメロディを乗せてる感じで、とてもファンキーな曲のスタイルよね。こういうヴァイブを持つ曲って意外ないから、そこが面白いと思ったの。
――では日本語詞を英語に訳す際に心掛けたことは、どんなところでしょうか?
シェネル:一行、一行、オリジナルの歌詞に忠実な訳にすることは心掛けたわ。でも日本語だと、何か一つのこと伝えるのに1ヴァースすべて費やす。たとえば「星空の下で今夜の君はとても美しかった」と伝えるのに1ヴァースかかるから、英語にした時に元の詞が意図することになるべく近い言葉を選んで、足さなければならない。そこはかなり慎重に進めていったわ。
――“ずっと”という詞をあえて日本語のままにした意図は?
シェネル:それ、みんなに訊かれるのよ(笑)!何故かというのは…まず英語の“Forever”より“ずっと”のほうが響きがいいこと。それに原曲のタイトルでもあるから、その方が理に適ってる。でも正直な話、やっぱり“ずっと”と歌うのが一番自然な響きがするし、“For~ever~♪”って歌うとなんだかちょっとダサイ感じよね(笑)。
▲ シェネル&「ずっと (English Ver.) 」MV出演の森絵梨佳
――この曲は、日本ではウェディング・ソングの定番となりつつあります。そんなシェネルは、昨年5月に結婚を発表しましたね。もうすぐ結婚一年となりますが、結婚生活は如何ですか?
シェネル:結婚したら、もっと大人になった心持ちになって、地に足が着くと思っていたけれど、あまり変化は感じていない。よりハッピーになった…、ということは変化があったと言うことね。結婚する前よりハッピーで、とても安心感がある。それに生涯のパートナーができたという感じがする。それ以外は、とても楽しくて、充実しているわ。
――旦那さまとは、一緒にどんなことをするのが好きですか?
シェネル:2人ともとても忙しいから…私は仕事で日本によくいるし、家に帰ってもスケジュールがあまり合わない。だから一緒に入れる時間がとれると、まるで黄金のように大切にするわ。
――どちらかと言うと、2人ともアウトドア派なのですか?
シェネル:そう!一緒に新しいことにチャレンジしたり…この前なんて一緒にスカイダイヴィングに行ったのよ!クレイジーなことするのが大好きなの(笑)。でも一番楽しんでいるのは、些細なこと。一緒にカウチでTVドラマを観たり、寝坊したり、ご飯を食べたり…みんなが日常でやっているようなことと同じこと。「一緒にゴハン食べれるのが待ちきれな~い?」って感じ(笑)。
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自分が歌っていることすべてに、繋がりを感じたり、共感できる
――インスピレーション面などで、曲や音楽作りに影響はありましたか?
シェネル:もちろん!自分が歌っていることすべてに、繋がりを感じたり、共感できる。人間関係、恋愛関係には、いい時も悪い時もある。たとえば「もう最悪な気分」っていう歌を歌っているとして、その時はうまくいっているかもしれないけど、今後そういう風に感じることは必ずあるはずだから。すべて共感できることなの。
――彼はダンサーということで、音楽にも造詣が深いと思うのですが、彼にアドヴァイスを求めたりすることもあるのですか?
シェネル:うん。彼に色々送って聴いてもらったりするわ。それに彼は私のクリエイティヴ・ディレクターでもあるの。最近行った2つのツアーは、彼がすべて手掛けてるのよ。その点では、多大なる信頼を置いている。パフォーマンスや振り付けに関して、とても素晴らしいヴィジョンを持っているから。私が、彼の一番のファンなのよ(照れ笑い)。
――では少し遡って、シェネルが音楽をキャリアとして選んだきっかけについて教えてください。
シェネル:やっぱり音楽を愛し、それを追い求めたかったからというのが大きいわ。これが私の人生。そしてやりたいことだから。
――転機となった具体的な出来事はあるのですか?
シェネル:あると言えばあるんだけど、私はずっと昔から音楽一筋なの。14歳の頃にはバンドに所属して、大学では音楽を専攻していたし。でも、もう音楽しかやりたくないと私に感じさせた出来事はあったわ。それは初めての彼氏と別れた21歳の時。自暴自棄になって、タバコを吸って、お酒を飲んで、パーティー三昧の生活を送っては具合が悪くなっていた。ある時、あまりに具合が悪くなりすぎて、声帯に結節ができてしまったの。また初期の段階だったけど。2~3週間経っても声が戻らなかったから医師に診てもらって、喉にカメラを入れたら、結節ができていたの。スピーチ・セラピストの先生に会いに行ったら、3か月間話すのも、囁き声もダメ、もちろん歌うのもダメって言われた。その時「3か月ってなんて長いの!3か月も歌えないなんて考えられない!」と思ったの。これはかなり大きな転機となったわ。だからその後はあまりパーティーにも行かなかったし、タバコもきっぱり止めた。まるですべてを吸い取られたような感じだった。でもその出来事があったから、シンガーになろうと決意できた。
――あたりまえだと思っていたことが、出来なくなること…。
シェネル:本当にそうなのよ。これはよく女友達たちに話すことなんだけど…。「彼氏と別れて可愛そうなシェネル。だから体が壊れるぐらい破滅的なことをしてやるの!」って具合に彼氏と別れたことを理由にして無茶をしてた。でもそれはまったく価値のないことだわ。女友達にも、「彼は彼の人生を歩んでるんだから、シェネルも有意義なことをしなきゃ。」って言われたわ。
――日本語で歌ってみたらと言うアイディアを提案された時、どんな反応でしたか?
シェネル:提案というよりは、レコード会社の担当の人と話し合って自然と生まれたという感じね。「昔、父がカラオケでよく「昴」と言う日本語の曲を歌っていたんだけど、知ってる?」って担当に訊いたら、「それ、スッゴイ昔の曲だよね。」て言われて、そのまま話の流れで、「私が日本で歌ってみたら面白いんじゃないか」、「じゃあやってみたらいいよ」って言われて、色々試しに歌ってみようということになって、彼が「Missing」の音源を送ってくれたの。それが一番最初に行った実験。そこからさらに実験を重ねて、今に至る感じね。
――日本語で歌い始めて数年経ちますが、日本語で歌うことは自然になってきましたか?
シェネル:もちろん。でも気づいたのは、日本語で歌うのと、話すのではまったく感覚が違うということ。話す場合は、色々イントネーションが異なるから、上手く意味が伝わらない事もある。そこはまだ勉強中よ。
――シェネル自身が、自分の日本語に採点を付けるとしたら?
シェネル:10点中2点ってところね(笑)。最近LAにいる時は、きちんとした日本語の家庭教師に見てもらっていて、週に2回レッスンを受けてるの。まだ2、3か月しか経っていないから、まだまだってところね。使える単語はたくさん知っているんだけど、きちんとひらがな、カタカナを学んで、“が”や“に”や“で”や“へ”をどこに付けたらいいか、とか文法を教えてもらってる。
――今、日本の若い人たちは、以前に比べ洋楽をあまり聞かないので、シェネルのような邦楽と洋楽をクロスオーヴァーした存在は貴重だと思いますよ。
シェネル:そう言ってもらえると、とても嬉しいわ。
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ラブ・ソングやバラードが詰まった
ありきたりなアルバムじゃない
▲ 「I Fell In Love With The DJ」MV
――シェネルといえば、日本で“ラブ・ソング・プリンセス”として知られていますが、そう言った呼び名についてどのように感じていますか?
シェネル:最高の褒め言葉だわ。私がこれまでに歌ってきた曲は、すべてその呼び名に結びつくものだし、白いロングのドレスだって、プリンセスっぽいのは確かよね。その称号に恥じない存在になっていっているのは間違いない。でも、もっともっと私の様々な面を見てもらいたい。これからリリースするアルバムは、“ラブ・ソング・プリンセス”の新たな一面が伺える作品になるわ。もちろん内容は“愛”に関したものになると思うけど、みんな私がどれだけおしゃべりで、騒がしくて、男の子っぽいかは、まだあまり知らないと思うの。だから6月にリリースされるニュー・アルバムで、それを表現したいと思っているの。ラブ・ソングやバラードが詰まったありきたりなアルバムじゃないから、とてもエキサイティングよ。
――では、まずその待望のニュー・アルバムのコンセプトについてお聞かせください。
シェネル:カヴァー・アルバムで『ラヴ・ソングス2』というタイトルよ。前作は昔の日本語と英語のバラードをカヴァーしたものだったから、みんなバラードばかりの作品を期待していると思うけど、このアルバムにはさらに“スパイス”が加わっているわ。バラードはそこまで多くなくて、コラボ曲もあるし、ファンキーで、“今”っぽい感じに仕上がっている。“愛”を新たな方法で表現している花火のようなカヴァー・アルバムよ!
――今話にあったように、アップテンポでポップな久保田利伸 「LOVE RAIN~恋の雨~」のカヴァーや MINMIの「シャナナ」はアグレッシヴなダンス・チューンに仕上がっていたり、『ラヴ・ソングス2』では様々な音楽のスタイルを探究していますよね。
シェネル:そうなの。そういうスタイルの曲を歌えるのを楽しみしてて、もっとそういった曲を歌っていきたいと思ってる。私は元々「I Fell in Love with the DJ」という曲でデビューして、その頃からダンスホールやソカの世界観には影響を受けていた。大好きな音楽のジャンルのひとつだから、それを自分の作品でも表現したいの。
――夏にもピッタリですし。
シェネル:そうよね。歌ってて、楽しい気持ちになるし、夏が待ち遠しいわ!
▲ 「When I Was Your Man (Bruno Mars cover) 」
――では、カヴァーする曲を選ぶポイントは、どのようなところにあるのでしょうか?
シェネル:やっぱり、気持ちが入り込めるものじゃなきゃダメよね。メロディももちろん大切。大体の場合、同じような意味合いの曲が多いから、曲の意味には捕らわれていない。だから、より曲の雰囲気、自分が惹きつけられるか、とか自分がこの曲を生で演奏している姿を想像できるかをポイントとしているわ。
――アルバムの中で特に印象的だと感じたのが、ピアノの伴奏とともに歌うブルーノ・マーズによる「When I Was Your Man」のカヴァー曲「When I Was Your Girl」だったのですが、この曲のアレンジでこだわったことは?
シェネル:あの曲は、私がアルバムの中で一番気に入ってるカヴァーなの!
――因みに、以前YouTubeで公開していたバージョンは、ギターでカヴァーしていましたよね。
シェネル:映像、観てくれたのね!まず、私はブルーノ・マーズの大ファンなの。曲のメロディをはじめ、彼のソングライティングは天才的だと思う。この曲をカヴァーするのがとてもエキサイティングだったのは…単に詞の“彼”を“彼女”を変えれば、そのまま成り立つ曲ってあるけれど、この曲ではブルーノが歌っている女性になれたから。それってとても興味深いし、そうすることによって「そうよ、私にそうしてくれれば良かったじゃない。花をプレゼントしてくれればよかったじゃない。でも、もう遅い、今の彼はそれをちゃんとやってくれてる。」って言うことができた。そんな風に言えるのって、とてもクールだし、歌っていて最高の気分よ。
――カヴァー曲とはいえ、自分らしさを出すことは大切だと感じていますか?
シェネル:もちろんよ。じゃなきゃロボットと一緒だもの。
――これまでにカヴァーしてきた曲で、特にシンパシーを感じた曲は?
シェネル:やはり「When I Was Your Man」かしら。でも1曲だけではなくて、何曲かあるわ。「ずっと」もそうだし、特にライブでパフォーマンスすると実際に会話をしているような気持ちになる。それに、さっき話したMINMIの曲も本当に最高だわ!
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あなたは、あなたで美しい、あなたは一人しかいない…
現代の社会は女性に求めすぎなんだと思う
――現在LA在住ということですが、暮らし始めてどれぐらいですか?
シェネル:もう5年ぐらいになるかしら。
――LAのどのようなところが好きですか?
シェネル:全てよ!LAは大好き!12年に一度は引っ越しているんだけど、今まで暮らしてきた場所で、ここまで好きになった都市はないわ。天候もいいし、暮らしている人々も最高。みんな自分の夢を追いかけている感じがするから。それを実現できているかは別として、みんな自分が愛することをしている。ハードワーキングな人が多くて、とても刺激的で、インスパイアされる。自分ももっと頑張らないきゃ、という気持ちにもなるし。健康志向の人も多い。レストラン、ビーチ…LAはレイドバックだけど…
――音楽やエンタメ業界内の競争も激しいですよね。
シェネル:でも競争はどこにでもあると思うわ。NYでも同じだし、それはどこに行こうと変わらないと思う。自分なりの闘いがあるのはもちろんだし、その対処方法は人それぞれなんじゃないかしら。
――近年では、音楽とソーシャルメディアは密接な関係にありますが、もしこれらのツールがなかったら、シェネルさんのキャリアにも大きな変化をもたらしていたと思いますか?
シェネル:もちろんよ。YouTubeもそうだし、私が発掘されたのはMySpaceだった。私がレコード契約できたのは、ソーシャルメディアのおかげと言っても過言ではないわ。時代と共に変化が起り、新たな方法が生まれてくるのは当然のこと。人間には与えられたものに適応する能力がある。その時に与えられたものを活用したのみよ。もしなかったら、必ず違う方法を見つけ出してたはず。それによって道のりが長くなったか、短くなったかはわからないけど、私のキャリアを手助けしてくれたことは間違いないわ。
――これからシンガーとして活躍することを夢見る若者たちにアドヴァイスはありますか?
シェネル:ソーシャルメディアは不可欠だと思うから、色々なプラットフォームでアーティストとしての自分をアピールすること。現代のリスナーは、アーティストの個性やキャラと繋がりを持ちたいと感じている。これは、私ももっとやらなきゃいけないことだと思うわ(笑)。ありのままの自分をアピールすることは大切。リアルな人柄には、みんな共感できると思うから。
――それにソーシャルメディアの利点は、好きなものを自分で“発掘”できるというところにもありますよね。
シェネル:うんうん。ブルーノ・マーズが契約する前…私がLAに引っ越してまもなくの頃、とあるプロデューサーのMySpaceを見ていたの。そこにブルーノがギター1本でパフォーマンスしている映像があって、「この人誰なの!?こんなスゴイ声の持ち主、今まで聞いたことないわ!こんな人がまだレコード契約してないなんて信じられない!」ってビックリしたのを憶えてるわ。普段、人のMySpaceに貼ってあるリンクなんてクリックしないのに。でも彼の歌声にゾッコンになって、そのリンクだけは、毎日毎日聴いたわ。そして気づいたら、彼はスーパースターになっていたんだもの。
――日本で驚異的なセールスを叩きだし、大ブレイク中ですが、今後の野望やこれからチャレンジしたいことがあれば教えてください。
シェネル:たくさんあるわ。どんなことに挑戦するのにも意欲的で、新しいものをトライしたり、挑戦を受けて立つことにも。人生においての挑戦は、私の成長を促してくれるものだから。これまで、女性、そして男性にも、愛を恐れないで、好きな人のハートを射止めることを恐れないで、というメッセージを発信してきた。これからは、より女性に響くようなメッセージを発信し、彼女たちをインスパイアしていきたいと思っているわ。自分の外見や体型を愛すること、化粧をたくさんしなくてもいいこと、太りすぎややせ過ぎを気にしすぎないこと…、現代の社会は女性に自分以外の人物になることを求めすぎなんだと思う。あなたは、あなたで美しい、あなたは一人しかいないんだ、っていうメッセージを伝えられればと思っているわ。
――逆にファンの方々にインスパイアされることはありますか?
シェネル:私がみんなにインスパイアされるのは、私の曲が彼らをどのような気持ちにし、行動を起こさせ、経験をしたかを教えてくれる時。たとえば、「彼氏と大喧嘩しちゃったんだけど、この曲を聴いたら、彼とちゃんと話し合ってみよう、っていう気持ちになった。」とか、そういう話を聞くと、とても嬉しいし、自分が意味があることをしていて、音楽を通じて贈り物を与えることができているような、素晴らしい気持ちになる。そしてちゃんと自分の役目を果たせているような気がするわ。
――相乗効果というか、一巡している感じですよね。
シェネル:本当にそうよ!だって、音楽って一方通行なものではないはずだから。
――では最後に、そんなファンのみなさんへメッセージをお願いします。
シェネル:ファンのみんなへ、みなさんの絶えない愛とサポートにはとても感謝しているわ。アメイジングな新しい楽曲を分かち合えるのが、待ちきれない!素晴らしい夏になること間違いないわ。
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