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jyA-Me 『This is. Me』インタビュー
「どんなにがんばってもビヨンセにはなれない」
昨年は豪華ミュージシャンが多数参加したデュエットカバーアルバムを完成させたjyA-Meが、2014年の幕開けと共に新たな一歩を踏み出した。
よりさらけ出したと自評する新作『This is. Me』では、『テラスハウス』に出演中の写真家 今井洋介やモデル/タレントのIVANがMV出演。抜群のトピック性も携えたこの1枚で、彼女が目指す未来とは。出色のゆるクオリティが見所の「Follow jyA-Me TV(仮)」や、自身の恋愛観なども交えて語ってもらった。
Follow jyA-Me TV(仮)がじわじわと面白い
▲YouTube「[Follow jyA-Me TV(仮) #9 1/5] 2014年一発目スタート!」
--相変わらず『Follow jyA-Me TV(仮)』面白いですね!
jyA-Me:ありがとうございます!
--最近では、#7の競馬の回でゲストなのに立ちっぱなしだったCLIFF EDGEのJUNさんが、#8では運転手にさせられて車で横浜をドライブするという、なかなか飛ばした内容もあったりで。
jyA-Me:ホントですよね(笑)。
--#7と#8とで、再生回数に雲泥の差があったのも笑えました。
jyA-Me:競馬の回はなかなかシュールでしたよね(笑)。競馬はJUNさんの持ち込み企画だったんですけど、私も競馬が好きになりました! 楽しかったです!
--#8のドライブ中はトークが満載で、CLIFF EDGEの歴史をかいま見ることもできる内容でした。
jyA-Me:CLIFF EDGEさんにはインディーズ時代からずっとお世話になっているので、何があってもイジられるんですけど愛情を感じますね。何度も楽曲に関わらせていただいてますし、毎回私のリリースを気にかけてくれますし、本当に良いお兄さんですね。
--あと、#7のオープニングでjyA-Meさんがロデオマシーンに乗っている映像は、ちょっとエロいと思いました(笑)。
jyA-Me:撮影場所にたまたまあったから乗ってみただけなんですけど、以前にもオープニングでブランコに乗ってみたら、見えそうなギリギリだったとか。「そういうギリギリのラインが良いんだよ」ってSHINさんが言ってました(笑)。
やっぱりあの番組では楽しんで笑ってもらえることが一番嬉しいので、私もオープニングでモノマネに挑戦したりして。期待に応えたいからやっていることなので、あそこで笑ってもらって週末をのんびりすごしてもらいたいなって思いながらいつもやってます。
2013年は75点だけど本当は……?
▲YouTube「[Follow jyA-Me TV(仮) #8 2/5]jyA-MeとCLIFF EDGEが2013年をシッポリ振り返ります」
--#8には2013年を振り返るシーンもあり、jyA-Meさんは仕事で75点と評していました。足りない25点というのは?
jyA-Me:一番大きいのは、ワンマンライブをまだやっていないってことで。インストアイベントなどはワンマンに近い所もあるんですけど、やっぱりフリーだったりするじゃないですか。お金を出して聴きにきてもらうことを、まだ成し遂げていないのは凄く悔しいです。だから、あれは良く言って75点だったんです。本当はもっと低いんですけど、やっぱり音楽を通して伝えたいことを発信できていることもあったし……。
--確かに今までの作品においても、それなり以上の満足はしていたわけですよね?
jyA-Me:ん~……、でも満足していることはないですね。凄く良い曲ができたという想いはあるんですけど、細かい所を直したいと思ったりで、毎回反省だらけですね。
--ただ、その反省が改善されたとして、先ほど仰った25点が埋まるわけではないですよね。
jyA-Me:こういう時代で色んなSNSがあって、色んな発信をしていけたらと思う反面、私と同じラインに立っているアーティストさんはたくさんいますよね。そこで自分のポテンシャルを出せることだったり、目を惹き付けられるものがないと難しいっていう現実は感じていますね。
--例えば、R&Bやヒップホップが隆盛を極めたかつての時代だったら、まったく違った評価を受けていたかもしれないですよね。
jyA-Me:でもそれはどうにもならないことだし、私は今を生きているので、今できることを最大限にやるしかないんですよね。それに今だって私を感じてくれている人がいて、応えたいと思っていますし、またR&Bやヒップホップのブームが来るかもしれない。いつかブームに左右されず定着する日だって来ると思っているので、自分のスタイルは貫き通したいですね。
--一方で現在もブームが続いているアイドルはCDの売り方が特徴的で、チャートで上位に行くことが一つのプロモーションになっている現実もあります。
jyA-Me:自分もiTunesでいっぱいダウンロードしますし、CDを買っても一度パソコンに取り込んでしまえば、歌詞も検索で見つかる時代ですから、そうなるとCDはあんまり開けなくなりますよね。本当に欲しい作品だけをCDで買って、後はiTunesで手に入れるスタイルは、自分の中でも普通になっています。
ただ、私は音楽の形態は何でも良いと思うんですよ。それこそYouTubeで聴いてくれるだけでも凄く嬉しいですし、海外にはYouTubeからの収入で成立しているアーティストさんもいますよね。
もちろん作り手からすると、クレジットがありますしブックレットにもこだわっていますから、歌詞カードを読みながら聴いて欲しいっていう想いはあります。でも、「高くて聴けない」と思われるよりは、どこでも私の音楽が聴ける状況の方が嬉しいですし、値段を考えて作っているわけではないですからね。
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ライブ情報
1月18日(土) イーアスつくば
※19時~の回には、「テラスハウス」出演中の写真家 今井洋介ゲスト出演!
1月19日(日) 小田原ダイナシティ
【音女塾(おとめじゅく) hosted by @djtomoko n Ucca-Laugh】
1月23日(木)タワーレコード渋谷店 B1F「CUTUP STUDIO」Barカウンター前
出演:
[MC]@djtomoko n Ucca-Laugh
[ゲスト]jyA-Me
【平安堂×長野 CLUB JUNK BOX presents「Hey! And JOY!! -2014 Winter-」】
1月26日(日) 長野CLUB JUNK BOX
出演:
Metis、傳田真央、jyA-Me
【jyA-Me 3rd Album「This is. Me」発売記念Special LIVE】
2月11日(火・祝) WonderGOO守谷店GOOst
ゲストアーティスト:SHUN
インタビュー写真
リリース情報
This is. Me
- 2014/01/15 RELEASE
- 初回限定盤[KICS-92000(CD+DVD)]
- 定価:¥3,000(tax in.)
- ≪試聴可能≫
- 詳細・購入はこちらから>>
- 通常盤の詳細・購入はこちらから>>
関連リンク
Interviewer&Photo:杉岡祐樹
This is. Me
2014/01/15 RELEASE
KICS-2000 ¥ 2,619(税込)
Disc01
- 01.Crazy About You
- 02.嫌いにさせてよ… feat.SHUN
- 03.MABOROSHI
- 04.This is Me ~interlude~
- 05.Power Of Music
- 06.間違いだらけのLove story
- 07.Scream
- 08.Brand New Day
- 09.HEAVEN
- 10.Love.ママ
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