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ビルボードジャパン編集部が選ぶベスト・アルバム2013
ビルボードジャパン編集部が選ぶ”ベスト・アルバム 2013“を発表!国内外のポップス、ロック、ジャズ、クラシックとジャンルを分け、更に再発モノや再発見モノもチョイス。更にお年玉企画として、ジャンル別からベストに選ばれた作品のプレゼントも!
応募方法:ビルボードジャパンにて会員登録後(無料)ログインして下記リンクの応募フォームに「お名前」と「メールアドレス」を入力。「ご質問・ご要望内容」にご希望のアルバムをご記入いただき送信下さい。プレゼント対象アルバムは1位の作品のみさせていただきます。
応募締切:2014年1月17日23:59まで
応募フォーム:http://www.vanda.co.jp/billboard/form/
※応募には会員登録(無料)とログインが必要となります。
【国内ポップス】(平賀哲雄)
『FEEL』
安室奈美恵
¥3,059(税込)
AVCN-99003
2013/07/10 RELEASE
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『REAL』
中島美嘉
¥3,059(税込)
AICL-2499
2013/01/30 RELEASE
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『love and pain』
たむらぱん
¥3,059(税込)
AICL-2499
2013/12/18 RELEASE
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国内のポップスターがひとつの到達点とも言える、その生き様をダイレクトに反映させたアルバムが多く発表された2013年。激動の人生を歩んできた安室奈美恵が「こんな痛みなど こんな鎖など」と歌い放つ『FEEL』や、満身創痍の時期を経た中島美嘉が自身のリアルを詰め込んだアルバム『REAL』は、何度聴いても涙を誘う。また、たむらぱんが「人間だったら誰でも聴いてほしい」と語る『love and pain』は、ジョン・レノン「ラブ」に対する2013年からのアンサーとも受け取ることができ、J-POP新時代の到来を予感させた。
【国内ロック】(山口拓士)
『予襲復讐』
マキシマム ザ ホルモン
¥2,889(税込)
VPCC-81770
2013/07/31 RELEASE
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『sakanaction』
サカナクション
¥3,000(税込)
VICL-63999
2013/03/13 RELEASE
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『吹き零れる程のI、哀、愛』
クリープハイプ
¥3,300(税込)
VIZL-546
2013/07/24 RELEASE
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2013年の国内ロックシーンでベストアルバムとなればマキホルの約6年ぶりとなった『予襲復讐』の右に出る作品はないだろう。Billboard Japan Top Albumsで今年唯一の3週連続首位記録を叩き出すなど売上的にも文句なし。ハラペコたちを満腹にさせたはずだ。そして、自ら「今が“旬”だから」と語ったサカナクションのバンド名を冠した6枚目は、タイアップ曲を多数収録されており、今年を代表する1枚と言えるだろう。続いて、ワンオクや9mmの新譜も挙げたいところだが、衝撃度で群を抜いていたクリープハイプの『吹き零れる程のI、哀、愛』をチョイス。知名度をぐっと上げてきたこの大事なタイミングで絶妙のエグ味が秀逸。
【国内再発】(礒崎誠二)
『メロディーズ 30th Anniversary Edition』
山下達郎
¥2,310(税込)
WPCL-11539
2013/08/28 RELEASE
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『NO DAMAGE:DELUXE EDITION』
佐野元春
¥6,500(税込)
MHCL-30187/9
2013/12/25 RELEASE
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『JUMP AND SHOUT+2』
オレンジ・カウンティ・ブラザーズ
¥3,300(税込)
VIZL-546
2013/07/24 RELEASE
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今年も洋邦再発モノを掘り続ける一年でした。しかも、すぐに思い出せることだけでも、J-POPヒストリーを辿る重要作『BEATCHILD1987』や『NO DAMAGE』が上映、ジブリで「ひこうき雲」が主題歌に、大貫妙子トリビュート・アルバムにユーミン+キャラメル・ママが参加、などなどなど、過去と現在を大いに行き来することが今年は特に多かったような。そんな今年を代表するのは山下達郎『メロディーズ』。リマスター技術の粋を尽くした仕上がりに感服でした。佐野元春も、説明無用の「アンジェリーナ」「サムデイ」「ガラスのジェネレーション」などを含む初期3作のコンピ盤をリマスター。これも80年代に邦楽の洗礼を受けた同好の士に直撃、感涙必至。小室等や布谷文夫、海援隊、センチ、ナイアガラ、中川五郎などなど、枚挙に暇は尽きませんが、印象的なのは夏にリリースされた、オレンジ・カウンティ・ブラザーズのスタジオ・ライヴ・アルバム『JUMP AND SHOUT』。久保田麻琴プロデュースのもと、国内屈指のアメリカン・ルーツ・ロック・バンドの実力を十二分に発揮した今作の再発には拍手喝采、最敬礼。
【アイドル】(杉岡祐樹)
『LEVEL3』
Perfume
¥3,059(税込)
UPCP-1001
2013/10/02 RELEASE
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『あまちゃん 歌のアルバム』
V.A.
¥2,625(税込)
VICL-64071
2013/08/28 RELEASE
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『Our Shining Idol 今君に会いたい』
吉田豪監修
¥1,800(税込)
AVCD-38666
2013/03/27 RELEASE
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解説:
ベストシングル:AKB48『恋するフォーチュンクッキー』
次点:ライムベリー『SUPERMCZTOKYO』
制作陣どストライク:ももいろクローバーZ『GOUNN』
コシノジュンコの衝撃:BiS
世界を見すえた完成度:BABYMETAL
音がどストライク:いずこねこ
妹分No.1:私立恵比寿中学
急上昇妹分:palet
妹分剥奪:Cheeky Parade
愛媛から全国へ:ひめキュンフルーツ缶
群馬のブラジルから:リンダIII世
リーガルハイ:9nine
進化と成長:東京女子流
革新と普遍:bump.y
音と歌:BELLRING少女ハート
ジャストなオシャレ感:Especia
ラッパの音色がTacata':Juice=Juice
そのTacata':MAX
【海外ポップス】(藤本めぐ)
『20/20 エクスペリエンス』
ジャスティン・ティンバーレイク
¥2,310(税込)
SICP-3790
2013/03/20 RELEASE
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『ジ・エレクトリック・レディ』
ジャネール・モネイ
¥2,180(税込)
WPCR-15200
2013/09/18 RELEASE
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『プリズム』
ケイティ・ペリー
¥2,980(税込)
TYCI-60004
2013/10/23 RELEASE
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今年は、リタ・オラやアリアナ・グランデといった大型新人の本格デビューや、ワンダイ、テイラー・スウィフト、レディー・ガガなどの来日ラッシュでポップ市場は豊作であった。そんな2013年を代表するのは、やはり6年ぶりのリリースが話題であったジャスティン・ティンバーレイクの『20/20エクスペリエンス』だろう。次の音楽シーンを見据えた実験的なサウンドで、未知の"体験"をさせてくれた文句なしの1枚。発売から2週間足らずでミリオンセラーを達成した。続く、ジャネール・モネイの『ジ・エレクトリック・レディ』は、R&B、ソウル、ディスコなどのブラック・ミュージックを取り入れながら、キャッチーさを損なうことなく完成された名盤。ジャンルレスでディープな楽曲に対応するしなやかな表現力と、ゲストに名を連ねたビッグ・ボーイ、エリカ・バドゥ、プリンスといったアメリカの才能が集結した最強のコラボレーションであった。そして外せないのは、ポップという点で今年もピカイチなケイティ・ペリーの『プリズム』。「ロアー」の大ヒットは、ファッション界でのアニマルプリントの流行を意識してか、ジャングルをテーマにしたPVのインパクトも大きかった。時代を味方にするマーケティングセンス、泉のように湧き出る創造力に拍手。
【海外ロック】(mariko okada)
『ザ・ネクスト・デイ』
デヴィッド・ボウイ
¥2,800(税込)
SICP-30127
2013/03/13 RELEASE
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『バッド・ブラッド』
バスティル
¥2,548(税込)
TOCP-71589
2013/07/03 RELEASE
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『コルシカナ・レモネード』
ホワイト・デニム
¥****
****
2013/10/29 RELEASE
ボウイ様は説明不要ですね。作品性はもちろん、すべてにおいて完璧。去年リリースされたミックステープの絶妙なセンスに惹かれてハマったバスティルは、ジャンルを超越した中毒性の高いハイブリッド・サウンドの虜に…ギターレスなのも今っぽくて◎。デビュー作となる今作で全英1位、全米11位と大健闘。来日公演が超絶サイコー!だったジ・オーシーズの『フローティング・コフィン』と迷いに迷った3位はホワイト・デニム。共同プロデューサーにウィルコのジェフを起用し、変拍子が素敵すぎるヘロヘロ・オルタナ・ロックにアメリカーナ度がグンと増して、より私好みに。来日ツアー熱望!他にはローラ・マーリング、TTNG、ロシアン・サークルズ、スカイ・フェレーラ、ヤッコ・ガードナー、ジョン・グラントなどをヘビロテ。今年も1発目からマルクマス、そしてセイント・ヴィンセント、ベックと続き、既に2014年も豊作濃厚!
【海外未発表音源】(aiko tada)
『ピープル、ヘル&エンジェルス』
ジミ・ヘンドリックス
¥2,520(税込)
SICP-3763
2013/03/06 RELEASE
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『ウォンテッド~ザ・フェイム・レコーディングス』
ジェイムズ・ゴヴァン
¥2,625(税込)
PCD-17633
2013/07/17 RELEASE
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『オン・エア~ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2』
オレンジ・カウンティ・ブラザーズ
¥3,780(税込)
TYCP-60034/5
2013/07/24 RELEASE
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2013年も素晴らしき音楽遺産=60~70年代にかけての未発表音源が多数リリースされた。まずはジミ・ヘンドリックス『ピープル、ヘル&エンジェルス』。いったい全部で何テイク存在するんだよっ!と思わず突っ込みたくなる「イザベラ」「サムホエア」などの既発曲が中心ながら、これまでに耳にしたどのバージョンよりも重厚で音質も抜群に良い。2013年、ジミ生誕70周年を飾るにふさわしい作品だ。続いて名門スタジオ フェイムの歴史にやや小さめのフォントでその名を刻む“いぶし銀シンガー”ジェイムズ・ゴヴァンのヴォーカル・トラック集。フェイムの倉庫から発掘された同作は、全盛期のフェイム・セッションズによるサウンドとゴヴァンのソウルフルでありながら嫌味のないストレートな歌声がとにかく瑞々しい。倉庫で40年もの間ホコリを被っていたなんてもったいなさすぎるオブ・ザ・イヤーに認定。そしてビートルズ初期の若々しい歌声とエネルギッシュな演奏、ラジオ番組ならではの臨場感が楽しめる『オン・エア~ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2』。1960年代初期=ビートルズのメンバーは20代前半…未だ信じがたい事実がそこに。ポールの来日を含め、2013年はビートルズの偉大さを体感した年でもあった。
【HR/HM】(M.Hoshino)
『ザ・ミステリー・オヴ・タイム』
トビアス・サメッツ・アヴァンタジア
¥2,310(税込)
MICP-11100
2013/03/27 RELEASE
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『ザ・ネクサス』
アマランス
¥2,300(税込)
UICN-1030
2013/03/13 RELEASE
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『グラヴィテーション』
ニヴァ
¥2,700(税込)
MICP-11119
2013/09/18 RELEASE
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今年はHAREM SCAREMの『MOOD SWINGS』やSTRYPERの黄金期ベスト選曲による“リレコーディング”を楽しんだほか、年末には11年振りにBOSTONがスタジオ・アルバムをリリース。個人的にはメロディアス・ハード系によく食いついた。そんな中でのNIVAの新作は北欧らしい透明感と哀愁が満載で、マニアックながらTOP3に選出。有名どころでは、Dream Theaterの新作は前作が素晴らしかっただけにちょっとインパクトに欠いたか。Avenged Sevenfoldは、往年のMETALLICAを彼ららしいメロディックに仕上げたサウンドでなかなか楽しめる作品だった。
【クラシック】(高嶋直子)
『ミシェル・ルグランをうたう』
ナタリー・デセイ
¥2,730(税込)
WPCS-12621
2013/12/04 RELEASE
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『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番』
ドゥダメル&ユジャ・ワン
¥2,940(税込)
UCCG-1646
2013/12/04 RELEASE
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『ヴェルディ・アルバム』』
ヨナス・カウフマン
¥2,730(税込)
SICC-30143
2013/10/23 RELEASE
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2013年は、村上春樹の小説に登場したラザール・ベルマンや、海上自衛隊の歌姫、三宅由佳莉など様々な作品がチャートを賑わせた。そんな中、1番のオススメは年末にリリースされたナタリー・デセイによる珠玉のルグラン・メロディ集。女優からソプラノへ転身した彼女ならではの表現力で、クラシックの垣根を越えた感動を与えてくれた。続いて2位は今年それぞれ来日公演を行った、100年に1人の逸材と言われる指揮者ドゥダメルと、超絶技巧とミニスカートが印象的なユジャ・ワンの初共演ライブ盤。若い才能のぶつかり合いが、非常に情熱的でスリリング。さらに、2013年と言えばヴェルディとワーグナーのアニバーサリーイヤー。ヨナス・カウフマンもヴェルディ、ワーグナーともにリリースし、21世紀を代表するテノールに相応しいアリアを聴かせてくれた。
【ジャズ】(杉澤悠二)
『ブラック・レディオ2』
ロバート・グラスパー・エクスペリメント
¥2,415(税込)
TYCJ-60005
2013/10/23 RELEASE
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『Take The Space Trane』
Mark de Clive-Lowe & the Rotterdam Jazz Orchestra
¥****
****
2013/07/17 RELEASE
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『オン・エア~ライヴ・アット・ザ・BBC Vol.2』
V.A
¥3,675(税込)
MNGP-2
2013/10/23 RELEASE
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ベタですが1位はやはりこれかなと。内容にしても話題性にしても、2013年のジャズシーンを語るにふさわしい作品でしょう。デリック・ホッジやクリス・デイヴら周辺プレイヤーにも注目集まってるし。ヒップホップ系だとUS3のアッパーな感じも良かった。祝『ハンド・オン・トーチ』20周年。マーク・ド・クライヴ-ロウとオランダのビッグバンドのコラボアルバムは目から鱗ならぬ耳から鱗。ビッグバンドのダイナミックさとマークのエレクトリックな味付けがかなりツボだった。『bar music 2013』はコンピとしての選曲、ストーリ性が抜群。特にハロルド・メイバーンにやられた!中村氏の審美眼はさすがです。ちなみにハロルド・メイバーンの最新のライブ盤もまた絶品。エリック・アレキサンダーとやるのも良いんだけど…トリオで来日しないかなー。