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KARA 『ミスター』インタビュー
日本に衝撃! No.1 K-POPガールズグループ登場
以前よりココ日本でも大きな関心が寄せられ、劇団ひとりもファンを公言するなど、本格上陸が期待されていた韓国シーンの5人組ガールズグループ KARAが、遂に日本デビュー。8月11日にシングル『ミスター』でその全貌をあらわにした彼女たちの登場です!
凄く幸せですし、楽しんで活動できています
--8月11日に渋谷109の前でパフォーマンスを行い、3000人が集結する大盛況を生みました。出演予定時間を大幅に削減するなど、凄い状況になりましたね。
ギュリ:思った以上にたくさんの方が来てくれて、本当にありがたかったですね。色んな声援を聞きましたので、日本での活動する上での大きな力になってくれると思います。
--今、日本でも評価され始めたことに対する率直な感想は?
スンヨン:私たちはデビューをした訳なんですけれども、こんなにたくさんの方に愛して頂いて、(日本では)チャートの結果もすぐに分かりますよね? デイリーで5位という結果を知って本当に感動しましたし、会社の方々がお祝いパーティをしてくれたことにも感動しました。
--デビュー前は、日本で活動することに対する不安もありましたか?
ギュリ:(日本語で)元々、日本語の勉強とか人気番組に出る上でとか、色んな心配がありましたけど、今は平気です。
--また、日本で既に活躍している韓国のアーティストはたくさんいますが、交流のある方はいますか?
スンヨン:SS501の皆さんはアドバイスをしてくれましたし、日本語を教えてくれたりして、凄く力になってくれていますね。
--そもそも、いつかは日本でもデビューしたいという夢は持っていたのですか?
スンヨン:とにかく新しいことをするのは好きですし、海外でも活動したいなって思っていたんですね。日本でもデビューすることができて、テレビに出ることもできた。しかも朝の生番組とか、トークショーの番組とか! 凄く幸せですし、楽しんで活動できています。 韓国でテレビに出る時は慣れている所もありますし、韓国語で話せますけど、日本ではスケジュールが空くたびに、日本語の勉強をしたり、話す準備をしたり……。そういうことも楽しいですし、色んな勉強にもなります。良い経験になってますね。
--8月11日にリリースしたシングル『ミスター』は、日本語バージョンになっています。歌い直す上で苦労した点は?
ジヨン:これは5人全員が一緒だと思うんですけど、“つ”の発音が難しかったんですね。韓国にも“つ”はあるんですけど、完全に同じではないので、日本語として違和感のない“つ”を出すのは難しいんです。
--“ヒップダンス”でも話題を呼んでいる『ミスター』は、若い女性層からも支持を集めている点が印象的でした。やはり同性から評価されることは嬉しい?
ギュリ:女性に愛されるということは、ある意味、男性から関心を頂くことより難しい所があると思いますので、凄く感謝しています。また、同い年くらいの女性からそう思ってもらえるのは、親しみを持っているということだと思うので、とても嬉しいですね。
Interviewer:杉岡祐樹|Photo:佐藤恵
私たちだけにしかできないライブをやってみたい
--同世代の同性から支持される一番の理由は、何だと思いますか?
スンヨン:そうですね……、色々と着飾ったりして、作り込んだ世界観をお見せすることも必要だと思うんですけど、テレビに出る時、私たちはとても親しみやすかったり、率直な姿をお見せできていると思うんです。観ている人たちが「あ、私たちと一緒なんだ」「似ている所があるなあ」って親近感を持ってくれて、可愛がって下さるんだと思います。
--COOLで美しい世界観から、可愛らしいキュートな魅力まで、バラエティに富んだ楽曲が揃っているのもKARAの特徴だと思います。それぞれ自身のキャラクターに、一番合っていると思われる楽曲は?
ジヨン:ん~……、『Rock U』です。理由は……、何となく(笑)。……なんて言うと、子供みたいで恥ずかしいんですけど。あの頃が一番良かったというか、何も知らなかったから、楽しかったのかも。
ニコル:私は『ルパン』か『ミスター』ですね。どちらかと言うとパワフルな楽曲が好きなんですね。あと、今回、カップリングに収録されている『アンブレラ』のレコーディングをし直した時、それを見ていた某関係者の方が、「あ、ちょっと爽やかさが無くなっちゃったんじゃない?」って!(笑) 「重くなった」って言われたんですけど、大人になったんだと思います(笑)。
ギュリ:私も『ルパン』です。ミステリアスな魅力があるから、……ちょっと恥ずかしいんですけど(笑)。この曲には、以前よりも大人っぽい印象、神秘的な印象がありますので、凄く合っているように思います。
スンヨン:(日本語で)私は、明るい曲が似合うと思います。一番好きなのは『ルパン』ですけど、明るい曲の方が表現しやすいと思います、『Rock U』とか、『Pretty Girl』とか、『アンブレラ』とか。そういう曲ですね。
ハラ:『Pretty Girl』ですね。特に大きな理由がある訳ではないんですけど、堂々とした気持ちで臨めるんです。
--……個人的には『Honey』が好きだったりするんですよ(笑)。
スンヨン:『Honey』はちょっとおしとやか過ぎちゃうんですよね(笑)。
--なるほどー。今後日本でやってみたいことはありますか?
ギュリ:今回は渋谷でのライブが実現できましたので、次は私たちだけにしかできないライブをやってみたいですね。
--では、最後に日本のファンの方々にメッセージをお願いします。
ギュリ:今回、KARAが日本でシングルをリリースしましたので、たくさんの愛情を送ってくれると嬉しいです。もっともっとたくさんの魅力を出していけるように、頑張ります!
Interviewer:杉岡祐樹|Photo:佐藤恵
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