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MUSH&Co. 『明日も』インタビュー

MUSH&Co. 『明日も』 インタビュー

 12/14公開の映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』劇中バンド MUSH&Co.。原作のコミックでもお互い気を遣わない仲良し3人組の理子ちゃん、ユウちゃん、ソーちゃんだが、それぞれの役を演じた大原櫻子、吉沢 亮、森永悠希の3人も会ってみると全く同じ印象。まるで同映画を観ながらインタビューしている錯覚に陥るほどだった。この3人、もしかしたら原作や映画のMUSH&Co.を超える人気バンドになっちゃうかもしれない。

理子ちゃん……大原櫻子はなんでそんなに歌が上手いのか

MUSH&Co. - 明日も(MUSIC VIDEO) <映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』>
▲MUSH&Co. - 明日も(MUSIC VIDEO) <映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』>

--MUSH&Co.メジャーデビュー、おめでとうございます。CDデビューが決まった今の率直な心境を……まず理子ちゃん、ユウちゃん、ソーちゃんとして聞かせて下さい。

小枝理子(大原櫻子):理子ちゃんとしても、私自身にとってもそうなんですけど、たくさんの方に歌を聴いて頂けるという緊張感と嬉しさ、楽しみがあります。

君嶋祐一(吉沢 亮):ユウちゃんとしては、幼馴染みのメンバーですから。そんな彼らとメジャーデビュー、世の中に自分たちの音楽が届けられて、このメンバーでの活動がどんどん広がっていくのは嬉しいことだなって思います。

山崎蒼太(森永悠希):河原で練習していた頃から……

小枝理子(大原櫻子):そうだよね!

一同:(笑)

山崎蒼太(森永悠希):急に話がボンって持ち上がって、いろいろどんどん話が進んじゃって。でも不安がある中でも楽しさがあって、嬉しいですね。

--では、大原櫻子、吉沢 亮、森永悠希としてはいかがですか? 現実世界でもCDデビューしちゃう訳ですが。

大原櫻子:初めて世に出る楽曲が、亀田誠治さんに作詞作曲して頂いているという事実。亀田さんのメッセージみたいなものがすごく含まれている曲なので、そんな素晴らしい楽曲でデビューできるのが本当に嬉しくて。あと、MUSH&Co.のふんわりというか、フレッシュさというのは、映画で演じているときもすごく大事にしていた部分なので、聴いていたら元気出ちゃった!みたいな、そういう身近な感覚で聴いて頂きたいなって思います。

--ユウちゃん役の吉沢さんは平成仮面ライダーシリーズ等で、ソーちゃん役の森永さんは『早海さんと呼ばれる日』等で、それぞれ俳優として活動してきた訳ですが、こうして音楽畑で活動することになるとは思っていました?

吉沢 亮:いや、思ってなかったです!

--(笑)

吉沢 亮:全く思ってなかったです。ギター弾くとも思ってなかった。だから本当にビックリというか。しかも映画の世界の中だけだと思っていたら、そこから飛び出してMUSH&Co.をやらせて頂けることになって。すごく嬉しいことなんですけど、驚きましたね。

森永悠希:本当にここまでの展開は想像してなかったんです。ただ、MUSH&Co.を撮影の中だけで終わらせてしまうのは勿体ない、という気持ちも正直あったので、それが叶ったっていうのはすごく嬉しかったですね。

--せっかくなので、ユウちゃん、ソーちゃんとしてだけじゃなく、吉沢 亮、森永悠希としての話も聞かせてもらいたいんですが、そもそも俳優になろうと思ったきっかけやストーリーってどんなものだったんでしょう?

吉沢 亮:僕はオーディションなんですけど、中学校3年生、もう高校受験が終わって一段落していたときに、ちょうど今の事務所のアミューズがオーディションを実施してて。その賞金が100万円で! 完全にその100万円に惹かれて……

一同:(笑)

吉沢 亮:この世界に対して「良いなぁ」っていう憧れも若干あったんですけど、そのときは「俳優をやりたい」とまでは思ってなかったんですよ。特別賞を頂いて、この世界に入って仕事していくうちに「役者として」とか「芝居が楽しい」っていう感覚が芽生えていた感じですね。

森永悠希:僕は最初、劇団にいて。その劇団に入る経緯としては、親戚のおじさんがたまたま僕が遊んでいるときの写真を上手く撮れたので、事務所に送っちゃったっていう(笑)。で、審査を通って「歌とかダンスとか教えてもらえるみたいだから、やってみる?」って言われて。まぁ当時4歳だったんで、そういうこと好きだったから本当に習い事感覚で入ったんですけど、それから年齢を重ねていく中でだんだんお芝居が好きになっていったっていう。

--で、今回『カノジョは嘘を愛しすぎてる』でいきなりヒロインを演じることになった大原さん。この映画がいわゆるデビュー作になるんですよね?

大原櫻子:はい。

--たしか、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』の理子ちゃんはオーディションで探す形だったと思うんですが、どうしてオーディションを受けようと?

大原櫻子:私はあんまりマンガを読む人じゃなかったので、きっかけは原作の『カノジョは嘘を愛しすぎてる』を読んだから、という訳ではなかったんですよ。学校の廊下で友達が「サク(大原櫻子)って小枝理子に似てるよね?」みたいなことを話していて、私はそこをたまたま通ったんです。それで「なに、人の話してんの~?」って言ったら、「『カノジョは嘘を愛しすぎてる』っていうマンガ知ってる? そのヒロインがめっちゃサクに似てるの!」って言われて。それで不思議と興味をそそられて、さらにオーディションやっていることも聞いたんです。それでもう運命を感じたというか、何かグッと来てオーディションを受けたんですよね。

--オーディションを受ける前はどんな人生を送っていたの? 将来的に歌手や女優になりたいヴィジョンはあったんでしょうか?

大原櫻子:小学生ぐらいのときに外国のミュージカルを観て「歌って、演技するのって楽しそうだなぁ」ってすごく思って。小学校高学年になるにつれて「やっぱり女優になりたい」っていう気持ちは強くなっていました。あと、「歌手になろう」とは思っていなかったんですけど、歌は本当に大好きだったんです。切っても切り離せない存在だったので、自分が大好きなふたつのことでデビューできるというのは、本当に嬉しくて。

--ちなみに吉沢 亮さん、森永悠希さんから見て、役者としての大原櫻子にはどんな印象を持たれているんでしょう?

大原櫻子:ひぇー!

一同:(笑)

吉沢 亮:「凄いな」と思いましたよ。映画を観たときに、やっぱり理子ちゃんが一番凄いなって正直に思って。芝居の面でもそうですし、とても初めてだとは思えなかったです。僕は理子ちゃんの行動ひとつひとつにキュンとしていたぐらいなんで。素晴らしいと思いました。

森永悠希:僕、ただでさえ年下なんでそんなに偉そうなことは言えないんですけど……映画観ててもヤマ場が多いんですよね。僕たちでもこの歳でキスシーンとか経験することはあんまりないのに、それをパパッと見事に演じていました。

大原櫻子:パパッと(笑)。

森永悠希:そう、ひとつひとつ丁寧に演じているのが素晴らしいなと思いました。

--あと、一番衝撃だったのが、理子ちゃん……というか、大原さんはなんでそんなに歌が上手いのか?っていう。

吉沢 亮:そこですよね、本当に。

大原櫻子:いやいやいや。

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映画情報

映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』
12月14日(土)より、全国東宝系にて公開

出演
佐藤健
三浦翔平 窪田正孝 水田航生 浅香航大 吉沢亮 森永悠希
大原櫻子
谷村美月 勝村政信 相武紗季 反町隆史

原作: 青木琴美「カノジョは嘘を愛しすぎてる」(小学館「月刊Cheese!」連載)
監督: 小泉徳宏(『タイヨウのうた』『ガチボーイ』『Flowers』) 
脚本:吉田智子 小泉徳宏
音楽プロデューサー:亀田誠治

©2013 青木琴美・小学館/「カノジョは嘘を愛しすぎてる」製作委員会

今は誰か一人でも欠けたらダメだと思う

--いや、あの歌声を聴いたら、オーディションに落ちた人たちも文句言えないですよ。圧倒的ですから。歌はずっとうたってたの?

大原櫻子:小学校のときにクラシックを習ったこともあったんですけど、J-POPは普通に日常生活で歌っていたぐらいで。なので、独学でもないんですけど、常に歌がある生活はしていましたね。

--お二人はカノジョの歌声を聴いたとき、どんな印象や感想を持たれました?

吉沢 亮:僕は櫻子ちゃんの声が入ってるデモを聴いたとき、プロの馴れている方が声を入れているんだと思っていたんです。ギターの先生と聴いていて「これは本人じゃないですよね?」みたいな話をしていたんですよ。で、後から本人であることを知ってビックリですよ。上手すぎて。鳥肌もんでした、本当に。

大原櫻子:うわぁー!

--大恐縮してますね(笑)。プロデューサーの亀田誠治さんからは何かアドバイスとかあったんでしょうか?

大原櫻子:撮影に入る前にボイストレーニングを受けさせて頂いたりしていたんですけど、亀田さんはアーティストの歌う心をすごく大切にしてくださる方なので、具体的に「ここはこう歌って」みたいなことは言わず、「本当に楽しんで歌ってね」って言ってもらいましたね。

--そんな大原さんの歌声も楽しみにしてほしい、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』。それぞれ役を演じてみてどうだったか聞かせて下さい。吉沢さんはユウちゃんを演じてみていかがでした?

吉沢 亮:単純にすごく楽しかったです。台本を読ませてもらった段階から、早くこの祐一を演じたいなと思っていて。すごく面白い役なので「このシーンはこうしたい」とか、自分の中にアイデアがたくさん浮かんできて。現場でも監督に相談しながら、本当にほとんど自由に、若干アドリブとかも入れさせてもらったりして。今までで一番って言えるぐらい、自分から出てきたものを使えた役でしたね。毎日が楽しかったです。

--原作だと、ユウちゃんは理子をずっと好きなのが丸わかりじゃないですか。でも映画は“心の声”が出てこないから明確ではない。その点で意識したことってありますか?

吉沢 亮:台本的にもそういう部分はあんまり描かれてなかったんですよ。なのでセリフとかじゃなくて、ちょっとした表情とか、理子に対する目線とかで「こいつ、理子のことが好きなんだ?」って分かればいいかなと思っていましたね。

--その点で一番象徴的だったのは、ユウちゃんの恋敵である小笠原秋(佐藤健)。彼に対して中指立てている感は、セリフがなくてもスクリーン越しに伝わってきてました。

一同:(笑)

吉沢 亮:秋のことを「オヤジじゃん!」って言うところとか、あそこは僕たちの登場シーンでもあったので、自分たちのキャラを明確にバッって出したかったんです。なので、秋に対する煮えたぎった感情をすべてぶつけました(笑)。

--同業者として今回共演した佐藤健さんにはどんな印象を?

吉沢 亮:僕にとっては事務所の先輩なんですけど、僕がこの仕事を始める前から佐藤健さんはテレビや映画に出ていて、やっぱり憧れの存在でもあったんですけど、実際にお会いするとすごく気さくな方なんです。普通に話し掛けてくれるし、撮影中もすごく助かってました。僕は自分からあんまり行けない方なので。

森永悠希:気さくな方というのは、僕も第一印象としてありました。あと、僕は声の色に対して好き嫌いが激しい方なんですけど、すごく優しいトーンなんですよね。醸し出す雰囲気からして優しい方だなって。

吉沢 亮:色気がすごいよね。25歳とは思えない色気があります。

大原櫻子:まずオーディションで出演が決まったときに「相手役は…………佐藤健さんです!」って発表があったんですけど、なんか現実のこととは思えなくて。本当にテレビで「噛むとフニャンフニャン♪」をずっと観てて。

--え、それ(笑)?

大原櫻子:いや、他にもいろいろありますよ!

--ピックアップがまさかのFit's。

大原櫻子:(笑)。で、テレビで観たことはあっても、実際はどんな方なのか分からないじゃないですか。でも初めてお会いしたときに「はじめまして、佐藤健です」って握手して頂いたときの手が……そこには言葉なくしても伝わる温かさがあって。今回は恋人役だったんですけど、撮影始まってから終わりまでずっとお兄さんみたいな、守られている感がありました。「台本の読み合わせも付き合うからね」って言って下さったり、本当に優しい方。

--で、森永さんは、自由奔放な理子ちゃんと感情豊かなユウちゃんを優しく見守る役、ソーちゃんを演じました。原作では、主要キャラで唯一イケメンじゃない……

森永悠希:(笑)

--ある意味、役者としては一番おいしい役だったと思うんですが、演じてみていかがでした?

森永悠希:原作を読ませて頂いても、脚本を読ませて頂いても、ソーちゃんのぽっちゃりとした体型以外は(笑)自分と似てるなって。逆に似ていないところを探す方が難しいぐらいで、本当にごくごく自然体で演じられた感じですかね。そこに「包容力を足してくれ」って言われたんで、それを足しつつ。あと、言葉数があんまり多くないので、表情で「あなた達を見守ってるんだよ」みたいな感じを出したりして。

--MUSH&Co.の3人はお互いに気を遣わない仲良し3人組ですが、その雰囲気を出す為に心掛けたことってありましたか?

吉沢 亮:最初に会った瞬間から空気感みたいなものは出来ていた気がします。

大原櫻子:それぞれ人見知りだったみたいなんですけど、全然そんなことは感じず、自然とハマってたよね。

森永悠希:人見知りどおしが集まったら人見知りじゃなくなった。

大原櫻子:本当、そんな感じ(笑)!

吉沢 亮:僕、普段は現場入っても3日間ぐらい全然話せない人なんですよ。話し掛けてもらうのをひたすら待ってる。でも今回は会った瞬間から「いけるな」と思って。不思議だったけど。

森永悠希:ユウちゃんは一番最初にアプローチかけてくれた。

吉沢 亮:オーラ的に「話し掛けていい人たちなんだ」って思ったんですよね。

大原櫻子:私も「あんまり自分から話し掛けたらアレかな」とか思っていたけど、別に全然普通に話せた。

--そういう意味でも見事なキャスティングだったんですかね。

大原櫻子:今は誰か一人でも欠けたらダメだと思う。

--本当のバンドみたいですね。そういうポップさやフレンドリーさは、デビュー曲「明日も」にも通ずるものがあります。自分たちではこの曲にどんな印象や感想を?

大原櫻子:私はオーディションの最終選考の第4次審査のときに、この曲を課題曲にストリートライブをやらせてもらったんです。そのときにデモとして歌を頂いて初めて聴いたんですけど、イントロなしで「Tomorrow~♪」っていきなり始まる。そこに「始まるな!」っていう感じがすごくあって、歌詞もすごくフレッシュですし、メロディも伸び伸びしているし、この曲からMUSH&Co.のイメージがすごく湧いてきて。早く歌いたいなって思ってました。

--これって理子ちゃんを演じながら歌った感じなんですか? それとも素のままで歌えたの?

大原櫻子:小枝理子と私の歌に対する価値観が似ていたので、理子であり、私であるっていう感じで。あと、友達の前で歌っている感じをイメージして練習しましたね。

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映画情報

映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』
12月14日(土)より、全国東宝系にて公開

出演
佐藤健
三浦翔平 窪田正孝 水田航生 浅香航大 吉沢亮 森永悠希
大原櫻子
谷村美月 勝村政信 相武紗季 反町隆史

原作: 青木琴美「カノジョは嘘を愛しすぎてる」(小学館「月刊Cheese!」連載)
監督: 小泉徳宏(『タイヨウのうた』『ガチボーイ』『Flowers』) 
脚本:吉田智子 小泉徳宏
音楽プロデューサー:亀田誠治

©2013 青木琴美・小学館/「カノジョは嘘を愛しすぎてる」製作委員会

チャートだけじゃなくね、ライブもやりまくって武道館!

--この曲って『カノジョは嘘を愛しすぎてる』を知らなくても“良い曲”って思われる形にちゃんとなってますよね。

吉沢 亮:10年後、100年後のことは分からないけど、今を楽しもう。あたりまえだけど、すごく大切なことだと思うし。

森永悠希:僕はドラム触るまでに1回しか聴いてなかったんですけど、それでもリビングから自分の部屋に上がる階段とかで口ずさんでたんですよ。すごくキャッチーで歌いやすいというか、憶えやすい曲だなって。あと、MUSH&Co.っていう3人のバンドの若さ、ハジけてる感じがすごく出てるなって思います。

--また、劇中にも出てくる「明日も」のMV撮影はいかがでしたか? おそらく3人とも初めての経験だったと思うんですけど。

大原櫻子:そうですね。観て頂くと分かるんですけど、本当にシンプルというか、スタジオが真っ白で。フレッシュさがすごく出てる。

吉沢 亮:みんな、ハジけてますね。そんなハジける?っていうぐらいハジけてる。

大原櫻子:良い表情してるよね! ニコニコ!

吉沢 亮:シュワシュワだよね。なんかもう本当に楽しくて。

森永悠希:なんか、みんなお互いの演奏している姿を見ていたら笑えてくるっていうか(笑)。

大原櫻子:そうそう!

--良いバンドですね。

一同:(笑)

--こういうインタビューとかメディア出演って、MUSH&Co.メンバーとしての自分と、本当の自分と切り替えていたりするんですか?

吉沢 亮:今回はバンドだけど、それぞれ役がある訳じゃないですか。だから役のテンションと、自分のテンションと、どっちでいればいいか分からなくはなるんですけど(笑)。でもわりと使い分けるというよりも素のテンションでいることが多いです。普段のこの3人のテンションをそのまま出してる。

大原櫻子:2人の顔を見ると、意識しなくてもMUSH&Co.になっちゃうというか、自然でいられる。

森永悠希:本当にごくごく自然体でそのままお届けしています。

--それって凄いですよね。マンガのキャラクターを演じている3人なのに、ありのままでMUSH&Co.として成立しちゃうって。

吉沢 亮:それぞれがそれぞれの役と共通している部分があるんだと思います。だから素で出てもそんなに違和感がない。

--ちなみに、映画ではデビューと同時に注目されるMUSH&Co.ですが、現実世界でもヒットチャートの上位に行きたいとか、売れたいとか、密かに思っていたりしますか?

吉沢 亮:はい、売れたいですね(笑)。

大原櫻子:今の祐一っぽい(笑)。でもたくさんの人に聴いてもらえることを目指したい。まぁ……売れたい。

森永悠希:(笑)。チャートだけじゃなくね、ライブもやりまくって武道館!みたいな。

--武道館まで行きます!?

森永悠希:野望としては!

大原櫻子:夢は大きく!

--同じく劇中に登場し、現実世界でもデビューするCRUDE PLAY。彼らには負けたくない想いってあったりします?

大原櫻子:こっちにはCRUDE PLAYの格好良さに負けないフレッシュさがあるので!

森永悠希:向こうは格好良いっすもんねー。

吉沢 亮:そんなに格好良いバンドいる?っていうぐらい格好良いですからね。女の子の「こんなバンドがいたらいいなぁ」っていう妄想が具現化したみたいなバンド。

大原櫻子:ヤバイよね!

森永悠希:この3人も崇拝してますもん。

--(笑)。でもMUSH&Co.がCRUDE PLAYに負けないぐらい売れちゃうと、役者よりこっちの活動がメインになっちゃうんじゃないですか?

吉沢 亮:それはそれで……役者をちゃんとやっていきたいです(笑)。

--原作を読んでると、この3人の関係性が面白くなるのって、映画では描かれていない後半じゃないですか。なので、映画版も続編を作ってもらって、この3人の活動も継続していけたらいいですよね。

大原櫻子:MUSH&Co.、まだ2曲しかないですからね。続けられたらいいですよね。

--だって、12巻のユウちゃんとかヤバイじゃないですか。あと、ソーちゃんも変な女に騙されるし。

一同:(爆笑)

吉沢 亮:あの女の子ね!

森永悠希:一番そういうのに縁遠そうな人だったのに(笑)!

大原櫻子:ハマっちゃうかーっていう。

--スピンオフでもいいから実写化してほしいですよね! では、最後に、アーティストっぽく読者の皆さんにメッセージをお願いします。

森永悠希:アーティストっぽく(笑)?

吉沢 亮:僕たちのデビューシングル『明日も』は、僕たちのすべてが詰まった作品です。MUSH&Co.のフレッシュさ、明るさが聴いてくれる皆さんに元気を与えてくれたらなと思っています。

森永悠希:発売日が12月4日ということで、映画の公開も近いんですけど、その前にぜひ聴いて頂いて、映画も観て頂いて、観た後に余韻に浸る為にまた聴く。そうした一連の流れで楽しんでもらって、それを何回も何回もループして頂ければ……

--自ずと売れていくんじゃないかと?

大原櫻子:自ずと(笑)。

--では、理子ちゃん、〆てください。

大原櫻子:どんな時でも場所でも……元気でテンション上がりすぎている人でも聴いたら更にテンション上がる曲ですし、落ち込んでて学校行きたくないって思っているときに聴いても絶対元気になる曲だと思うので、身近な存在になってほしい。誰とか限らずにたくさんの人に聴いて頂きたいなと思います。

Music Video
映画情報

映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』
12月14日(土)より、全国東宝系にて公開

出演
佐藤健
三浦翔平 窪田正孝 水田航生 浅香航大 吉沢亮 森永悠希
大原櫻子
谷村美月 勝村政信 相武紗季 反町隆史

原作: 青木琴美「カノジョは嘘を愛しすぎてる」(小学館「月刊Cheese!」連載)
監督: 小泉徳宏(『タイヨウのうた』『ガチボーイ』『Flowers』) 
脚本:吉田智子 小泉徳宏
音楽プロデューサー:亀田誠治

©2013 青木琴美・小学館/「カノジョは嘘を愛しすぎてる」製作委員会

MUSH & Co.「明日も」

明日も

2013/12/04 RELEASE
VICL-36862 ¥ 550(税込)

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Disc01
  1. 01.明日も
  2. 02.明日も (Instrumental)

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大原櫻子「HAPPY」

2015/03/25

[CD]

¥2,852(税込)

HAPPY
大原櫻子「HAPPY」

2015/03/25

[CD]

¥3,565(税込)

HAPPY
大原櫻子「HAPPY」

2015/03/25

[CD]

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大原櫻子「瞳」

2015/01/07

[CD]

¥880(税込)

大原櫻子「瞳」

2015/01/07

[CD]

¥1,222(税込)

サンキュー。
大原櫻子「サンキュー。」

2014/11/26

[CD]

¥397(税込)

サンキュー。
大原櫻子「サンキュー。」

2014/11/26

[CD]

¥1,100(税込)

明日も
MUSH & Co.「明日も」

2013/12/04

[CD]

¥550(税込)

明日も
MUSH & Co.「明日も」

2013/12/04

[CD]

¥1,320(税込)