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Special

ワン・ダイレクション 『ミッドナイト・メモリーズ』 スペシャル・インタビュー

1D
インタビュー

 全世界トータル・セールス3200万枚、日本でもアルバムが80万を突破。デビュー作、2ndアルバムが、米ビルボード・アルバム・チャートをはじめ、ヨーロッパ、オーストラリアなど世界中のチャートを制し、2010年の結成から約3年余りで、唯一無二の世界的スーパー・グループとなったワン・ダイレクション。
 前作の【TAKE ME HOME TOUR】のツアー・ファイナルを今月日本で迎え、その興奮冷めやらぬ中、遂に3rdアルバム『ミッドナイト・メモリーズ』が11月27日にリリース!リリースを記念して、最新の米ビルボード誌の表紙を飾った彼らが、Billboard.comに最新作や今作のツアーについて和気あいあいと語ってくれた。

このアルバムでは18曲中15曲を書いたんだ
みんなに聴いてもらえるのが待ちきれないよ

??最新作『ミッドナイト・メモリーズ』の完成おめでとうございます。今回は作詞のより携わったということですが、いかがでしたか?

ルイ・トムリンソン:ありがとう!そう、作詞にはもっと携わりたいと思ってて、今年ずっとツアーに出ていたけれど、それが可能だった。このアルバムでは18曲中15曲を書いたんだ。みんなに聴いてもらえるのが待ちきれないよ。

リアム・ペイン:ルイが言ったように、このアルバムはとても力を入れて作ったし、制作面にもより携わったからリリースするのを楽しみにしている。それに曲を演奏する時に、どの都市で書いたか、誰が一緒にいたかを思い起こせるのもクールだよね。

??各メンバーの音楽の趣味はどのように曲に反映されていますか?

ハリー・スタイルズ:僕たちは、全員音楽の好みが違うんだ。ナイルは80年代の音楽にハマってて、ゼインやリアムはR&Bの方が好きなんだ。アルバムを通して、全員の影響が感じられる内容に仕上がっていると思うよ。

「Story of My Life」
▲ 「Story of My Life」 Music Video

??アルバムからの先行シングル「Story Of My Life」の反響については?

ゼイン・マリク:アメイジングだよ!

ルイ:みんな気に入ってくれているみたいで、嬉しいよ。ベン・ウィンストンが、凄いミュージック・ビデオを撮ってくれて、僕らの家族も出演しているんだ。とってもクールな曲だね。

??今年はアメリカで多くの時間を過ごしましたが、一番楽しかったのは?

ナイル・ホーラン:太陽だね。アメリカはいつも晴れてる!

リアム:波―サーフィンするにはピッタリだよね。

ルイ:そうだね。僕も時間がある時に、サーフィンするのは大好き。

ゼイン:食べ物かな。

ハリー:都市によって、名物や楽しみ方が違うからね。僕はメンフィスが、とても気に入ったよ。

「Story of My Life」
▲ 「Story of My Life」 (Behind the Scenes)

??2014年には、大規模なスタジアム・ツアーを行いますね。移動や深夜にまでに及ぶレコーディング・セッションの中、どのように休息して、集中力を保っているのですか?

ハリー:そんなに難しくないよ。だって素晴らしい場所を訪れ、最高な人々と仕事出来るんだ。とても楽しいよ!

ゼイン:僕は、夜型だから夜遅くレコーディングすることに抵抗はないよ。朝早く起きなくてよければ、の話だけどね。

??「Don't Forget Where You Belong」は、とてもパーソナルな曲ですが、ホームシックになることは?

ナイル:しょっちゅうだよ。でもラッキーなことに親友4人が、ツアー中の寂しさを忘れさせてくれる。もちろん家が恋しくなることはあるよ。1年間ずっとツアーしてたら、ならない方がおかしいよね?でも何とも変えられないよ。

??アルバムからは、多くの80年代ロックの影響が伺えますが、あの時代のファンなのですか?もしそうだったら、どんなアーティストや曲が好き?

ナイル:80年代ロックのヴァイヴは大好き。僕はイーグルズの大ファンなんだ。後は、エアロスミス、ボン・ジョヴィ、ザ・フーも。

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好きになれないところなんてないよ、
僕らのファンは世界一のファンなんだ

「Story of My Life」
▲ 「What Makes You Beautiful」 (Live)

??2013年はツアー三昧で、来年スタジアム・ツアーを行いますが、ツアーの好きなところは?ライブの前に必ず行うことなどはありますか?

ハリー:やっぱり様々な国やクールな都市を訪れることができることは、アメイジングだね。他にこんなことが出来る人はあまりいないからね!

ルイ:今回初めてのワールド・ツアーだったから、初めて訪れた国もたくさんあった。行くことが可能だなんて思ってもいなかった場所、ましてはそこに大勢のファンがいるなんて。世界中のファンに会うことができたのは、すごく特別だね。

ゼイン:ライブの前は、みんなリラックスしてる。楽屋で音楽をかけて、ふざけたり、ジョークを言い合ったり、まったくストレスフリーな環境さ。

リアム:スタジアム・ツアーは凄いことになると思う!これまでで最大の観客数になって、どんな風になるか、とてつもないアイディアがあるんだ。それと僕らが書いた曲を観客が一緒に歌ってくれるのが待ちきれないね。

写真


「Story of My Life」
▲ 「1D: This Is Us」 Movie Trailer

??ドキュメンタリーでは、ライブが終わってから、すぐスタジオに直行して、アルバムを完成させるための作業に取り組んでいた様子が描かれていましたが、そのプロセスはどのようなものでしたか?

ゼイン:1年中ツアーをしていたから、アルバムを制作する時間を作らなくてはならなかった。ホテルにはスタジオがあって、ライブから帰って来たらレコーディングしてたんだ。とてもエキサイティングなことをしているように思えたね!

ルイ:夜遅くまで続くこともあったけど、価値があったと思う。今年成し遂げたことにはとても誇りを持っている。ファンも僕らと一緒に成長しているから、曲に共感してくれればいいな、と思ってるよ。

??1Dのファンの好きなところは?

ナイル:とってもシンプルな答えだよ。好きになれないところなんてないよ、僕らのファンは世界一のファンなんだ。

「Live While We're Young」
▲ 「Live While We're Young」 MV

??【MTV Video Music Awards 2013】での、“Song of the Summer”賞の受賞は順当だと思いましたが、客席には明らかにブーイングしている観客もいました。このアルバムで1Dがアーティストとして証明したいことは?

ハリー:あのアワードは、ファン投票で結果が決められるから、ファンのおかげで受賞できたんだ。僕らは、いつでも何かを証明したいと思っているから、音楽がそれを代弁してくれればと思っているよ。

ルイ:そう、ファンのみんなは最高。数百万の投票があって、それが最終的な結果に繋がったんだ。

??最後に、現状でのグループの今後についてはどのように感じていますか?今後3~5年間についての話し合いは行っていますか?

リアム:今やっていることを心から楽しんでいるから、それを変えるようなことをする意向はないよ。

ルイ:僕らがここにいるんなんて、3年前は思っても見なかった。まずは明日に集中して、そこからって感じだね。

2013年11月22日 Billboard.com掲載

ワン・ダイレクション「ミッドナイト・メモリーズ アルティメット・エディション」

ミッドナイト・メモリーズ アルティメット・エディション

2013/11/27 RELEASE
SICP-3932 ¥ 2,640(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.ベスト・ソング・エヴァー
  2. 02.ストーリー・オブ・マイ・ライフ
  3. 03.ダイアナ
  4. 04.ミッドナイト・メモリーズ
  5. 05.ユー・アンド・アイ
  6. 06.ドント・フォーゲット・ホエア・ユー・ビロング
  7. 07.ストロング
  8. 08.ハッピリー
  9. 09.ライト・ナウ
  10. 10.リトル・ブラック・ドレス
  11. 11.スルー・ザ・ダーク
  12. 12.サムシング・グレイト
  13. 13.リトル・ホワイト・ライズ
  14. 14.ベター・ザン・ワーズ
  15. 15.ホワイ・ドント・ウィ・ゴー・ゼア (限定盤ボーナストラック)
  16. 16.ダズ・ヒー・ノウ? (限定盤ボーナストラック)
  17. 17.アライヴ (限定盤ボーナストラック)
  18. 18.ハーフ・ア・ハート (限定盤ボーナストラック)
  19. 19.ワン・ウェイ・オア・アナザー(ティーンエイジ・キックス) (日本盤ボーナストラック)
  20. 20.リトル・シングス (映画「ワン・ダイレクション THIS IS US」ライブ・バージョン) (日本盤ボーナストラック)
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