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KNOCK OUT MONKEY 『Paint it Out!!!!』インタビュー

KNOCK OUT MONKEY 『Paint it Out!!!!』 インタビュー

 KNOCK OUT MONKEYの資料を見ると「ライブハウスとお茶の間を繋ぐ架け橋となる日も、そう遠くはない」と書かれてある。ライブシーンで大暴れしてるバンドにこのような感覚があったことに驚いたが、今回のメジャーデビュー自体も、その第一弾シングル『Paint it Out!!!!』がリスナーを選ばないことも、確固たる意思があってのもの。「セールスに拘っていきたい」「いろんなバンドが紅白に出られるような時代にしたい」と語るw-shun(vo,g)は、今の時代にメジャーフィールドで戦うことの厳しさを知っていた。それでもこの道を選んだのである。まだ見ぬ“ロックの衝撃”を与えたい一心で。

セールスに拘りたい。全員が一気にライバルになった訳ですから。

KNOCK OUT MONKEY - Paint it Out!!!! (Official Music Video)
▲KNOCK OUT MONKEY - Paint it Out!!!! (Official Music Video)

--KNOCK OUT MONKEYってどんなバンドだなと感じていますか?

w-shun:今いるメンバーの中では僕が一番古いんですけど、僕も後から入った人間なんですよ。なので、舵を取る立場ではありながらも、どこかで「僕のバンドではあるけど、僕のバンドではない」っていう感覚があって、エゴだけを押し通すというよりも、4人で形作っていく。それがKNOCK OUT MONKEYだなって思うし、それが楽しい。自分のワンマンバンドにするなら、ソロやればいいと思うので。

--では、どんなバンドに見られていると思いますか?

w-shun:他のバンドと比べたとき、自分たちはポップであったりとか、聴きやすいメロディーであったりとか……そのわりにはインディーズシーンでがっちりツアー廻ったりしてるバンド。でも上には行こうとしているんやろうな、っていう風には映ってるんじゃないかな。実際、上を目指してるし、欲張って、見れる景色は全部見たい。

--その感覚は約10年のインディーズ活動によって培われたものでもあると思うんですが、w-shunさんにとってこのインディーズ時代とはどんな期間だったんでしょう?

w-shun:修行(笑)。比率で言えば、7割はキツかった。このままだと音楽辞めなきゃいけないなって思ったこともあるし、そういう意味での追い込まれ、焦りは常にあって。ステージは楽しいけど、そこから下りたらもう足掻いてましたね。そこで磨かれたメンタル的な強さがあるので、今は何が起こったとしても何とかなる。これからどんどん上のフィールドに行けば、もっと大きい問題が出てくると思うし、そこで潰れない為には必要な時間だったんじゃないかなって。

--いずれはメジャーデビューするという頭で活動していたんですか?

w-shun:その欲望は強かったですね。ここまで経験したんやったら、是が非でも行きたいというか、何とかしたいと思ってて。3年ぐらい前までは、CDをリリースする環境すらなくて「どうしようか?」って思っていたところで、いろいろオーディションも受けたりして。オーディションなんて出来レースだと思っていた時期もあったんですけど、もうケツに火が点いた状態だったので、なりふり構ってられなかった。やるのか、辞めるのかっていう状況だったから。

--じゃあ、今回のメジャーデビューも結構ギリギリで掴んだ……

w-shun:そうですね。危なかったですね(笑)。

--で、いよいよ『Paint it Out!!!!』でもってメジャーデビューする訳ですが、KNOCK OUT MONKEYがメジャーでやりたいことってどんなことなんですか?

w-shun:セールスに拘っていきたい。言わば、いろんなジャンルのアーティストがいる訳ですけど、その全員が一気にライバルになった訳ですから。目に見える形で。そういう人たちと渡り合う中で、自分が格好良い、面白いと思えるものを出していった上で、数字を獲りに行けるのか。妥協すればいくらでもやり方ってあると思うんですよ。でも妥協しないところでも、いろんな方法論はあるはずだし、パッと出のバンドではできない、苦虫を噛んで来たような奴にしかできない活動でもってどれだけ勝負できるか。それはやってみたい。上でやるからには、やっぱり一番を獲りにいきたいし。

--そこで聞きたいんですけど、w-shunさんに今の日本の音楽シーンってどんな風に映ってるんでしょう?

w-shun:少しずつバンドがテレビやチャートに増えてきたなって。それはすごく嬉しいことでもあるし。ただ、自分たちの先輩。40歳ぐらいの人たちが若いときってもっとチャートを賑わしていたし、そういう人たちが自分たちみたいな若いバンドをどんな風に見てるのか気になるし、そこも振り向かせたいなって思うし。あと、アイドルが全然悪いとは思わないし、それもひとつの表現方法だと思うし、喜んでいる人がたくさんいるのは事実なんですけど、自分たちはロックっていう土壌でやってきたので、もっと「ロックも好きだ」っていう人がどんどん増えればいいなって思ってる。そのひとつのきっかけになりたいですね。

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--そこの話、掘り下げてもいいですか?

w-shun:はい。

--先日、後藤まりこさんが「最近のロックバンドは保守的すぎる。自分のCDを売りたいのなら、それなりにがんばろうよ。もうCDは勝手に売れる時代じゃあないよ。アイドルを見習おうよ。アイドルちゃんめちゃくちゃ攻めてるよ」とツイートし、炎上しました。

w-shun:炎上したんですね(笑)。

--この言葉に対しては、どんなことを感じます?

w-shun:1人が同じCDを何枚も、何十枚も買うことについても、それはその人がそうしたいと思うならば、別に自由だと思うし。僕はどちらかと言うと、守りたいというより、この先にあるものを見たいし、自分が中高生のときにロックから喰らった衝撃を、アイドルばかり聴いている若い年代の子たちに伝えたい、という想いが強いので。それを実現していくことが、結果的にセールスを伸ばしていく、あるいは人気が出るということだと思ってる。今、世の中で流れてる音楽、ネットで流れる情報はアイドルの方が多いけど、それはやり方次第で変えられるかもしれないし、自分たちの意識次第で変えられるかもしれない。その為にも「ロックって半端ない」って思ってもらえるようなアーティストにまずなりたい。

--最近は、元ビークルのヒダカさんやハイスタの難波さん等、アイドルに楽曲提供するロックミュージシャンも増えましたけど、その状況に対してはどんなことを感じます?

w-shun:すごく良いことだと思います。僕は壁って言葉によるものだけだと思うので。音楽のジャンルにしてもそうですけど、元々は形容しがたいものであると思うし。僕らはももクロと【Ozzfest】で一緒だったんですけど、やっぱり本気でやっている人たちなんで、観ていて「すごいな」とは思うんですよ。そういうアイドルとバンドには何かリンクするものがあると思うし、そこが繋がるのは結構大事なことなんじゃないかなって。ヒップホップとロックの融合が新しいものを生んだように。

--では、KNOCK OUT MONKEYとアイドルの対バンもあり得る?

w-shun:(笑)。なくはないですね。僕らもバンドシーンの中で言えば、野郎4人組なのにガールズシーンのイベントに出まくったりもしていたので。で、そっちの世界は世界で格好良いバンドがいるし、自分たちも本気のライブを見せればガールズのお客さんは応えてくれるんですよ。音楽ってそういうもんだと思うし、個人的にも枠組みをひとつひとつ取り払っていきたくて。なんで、アイドルとも機会があるならば。ただ、その前に対バンしたいロックバンドがまだまだたくさんいるんですよね。

--先程、w-shunさんも仰ったように、最近はロック勢の巻き返しも顕著になっていて、中でもMAN WITH A MISSIONのブレイクは象徴的でしたし、KNOCK OUT MONKEYとしてもいろいろ感じる部分はあったと思うんですが……

w-shun:僕らだからこそ感じることがね(笑)。ただ、すごいなとは思いましたけど、だからと言って僕らがすごく焦ったりすることはなかったです。あれはあれであの人たちが……あのオオカミさんたちが考えたひとつの形だと思うし、それで実際にチャートを動かしたりとか、世の中に広まったりしている訳ですけど、じゃあ、自分たちには自分たちなりのやり方があるんじゃないかなって。羨ましいと思うよりも、自分たちにも何かできるかもしれないって思えた。

--そのマンウィズがブレイクする少し前。2010年にメインストリームでサカナクションがブレイクし、アングラシーンで神聖かまってちゃんがブレイクし、そこからもっと新しいロックの時代って来ると思っていたんですけど、意外と落ち着いちゃったじゃないですか。

w-shun:たしかに。僕、わりと神聖かまってちゃんが好きなんですよ。印象としては、物凄くパンクしている感覚があって、ゾクゾクしたというか、ワクワクしたというか。「あ、こういう時代が来るのかな」って思ってましたね。サカナクションもサカナクションで圧倒的な世界観だなと思ったし、自分たちと少し系統が違いますけど、楽器を鳴らしている人たちが評価されるのは、当時の自分の身からしても嬉しかったので。本当にワクワクしてましたね。これからどうなっていくんだろうか?って。

--で、その数年後、音楽的にはいわゆる王道のMAN WITH A MISSIONやONE OK ROCKがブレイクしていった。僕はその系譜にKNOCK OUT MONKEYもいると思ってるんですけど、自分ではどう思います?

w-shun:そうやって比べられることってこれから増えると思うし、光栄なことだとも思うんですけど……ただ、そもそも自分はMAN WITH A MISSIONやONE OK ROCKではないし、その人たちに出来ない、自分にしか出来ないことがある。今作『Paint it Out!!!!』に関しても自分たちにしかできない音をやってると思うので、今売れてるバンドを意識するより、自分たちの色、やりたいことを追求していった方がいいなって。

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いろんなバンドが紅白に出られるような時代にしたい

--メジャーデビューシングル『Paint it Out!!!!』。自身ではどんな印象や感想を持たれてるんですか?

w-shun:ガツガツした勢い的な部分もメジャーだからこそ出したかったし、後半のボサノバ的な部分。こういう音楽でそこにボサノバ放り込む奴はいないだろう?っていう(笑)面白さもあるし、自分たちらしいシングルが出来たんじゃないかなって思ってます。

--個人的には、フックの多さも含め、これまでにも増してキャッチーだと思いました。それこそ『ワンピース』のオープニングテーマになってもいいぐらい。

w-shun:(笑)

--今作の特典DVDを観ても分かるんですけど、KNOCK OUT MONKEYの一番気持ち良いことってライブで大はしゃぎすること。それも観客を選ばない形で。だからマニアックな方向には走らないんだろうなと。いかがですか?

w-shun:そうですね。基本、ワイワイしたいバンドなんで。少なくともバラードで聴かせて泣かせるバンドではないので、だったら鬱憤を晴れさせるようなライブがやりたいと思うし、闇雲にハッピー!というのではないですけど、不満があるからこそ音楽ではウワァー!ってなりたいというか。自分がそういうタイプだし、そういう音楽を聴いてきたからなんでしょうね。そこは隠せないし、逆に作って表現できない。そのままさらけ出している部分。

--そこでウワァー!ってなる輪を増やしたいと。

w-shun:うん。出来れば「アイツらのライブ観てると、ムカツク」って思われるよりは、その人自身の中にあるネガティブな何かが忘れられる瞬間になったら、それほど光栄なことはないですし、僕自身も人のライブを観ていると、そういうものを欲しがっているので。

--それを共有する輪は、どれぐらいの規模を目指してるの? 武道館、ドーム、フジロックのグリーンステージ……いろいろあると思うんですけど。

w-shun:関西のバンドなので、昔からずーっと「サマソニ、サマソニ」って言い続けていたんですよ。で、去年初めて出られて、今年も出れたんですけど、すごく思い入れがある場所で。それこそ全然CDを出せる状況でもなかったときから、ライブハウスの店長に「目標は何?」って聞かれて「サマソニ、出たいです」と答えていたんですよ。だからサマソニのメインステージとか、メインステージのヘッドライナーとか、自分が聴いて育ったような海外アーティストもいっぱい来る中で、日本人として立ちたい。

--なるほど。

w-shun:ただ、今はライブが出来てるだけで幸せに思ったりするんで、ひとつずつひとつずつ、悩んだりクリアしたりして、それをずーっと10年後も20年後も続ける。たくさんの人が聴いてくれる環境にあれば、たとえヘッドライナーが叶わなかったとしても、夢は叶っているのかなって思うし。だから「バンドしたいな」とか「ライブしたいな」とか、そういう基本的な感覚は忘れたくないし、ずっとフェスに呼ばれるようなバンドでありたいし、ずっと荒ぶって「おりゃあ!!」ってやってるようなバンドでありたい。

--その一方で、KNOCK OUT MONKEYの資料を見ると「ライブハウスとお茶の間を繋ぐ架け橋となる日も、そう遠くはない」と書かれております。お茶の間を目指すロックバンドがなかなか現れなくなった今、この言葉は刺さりました。

w-shun:本当ですか。

--だって、今、お茶の間で見るバンドってゴールデンボンバーぐらいしかいないじゃないですか。正確にはバンドじゃないですけど。

w-shun:(笑)

--そこで聞きたいんですけど、出られるのであれば、紅白とかも出たいバンドだったりするんですか?

w-shun:紅白か! まぁでも今のスタイルでやれるのであれば、この音を鳴らしていいのであれば、出てみたい。目標の中になくはないですよね。まぁでも紅白よりは『ガキの使いスペシャル』に出てみたい(笑)。

--それ、完全にゴールデンボンバー路線じゃないですか。

w-shun:バラエティはダメか(笑)。まぁでも夢とすれば、自分たちだけじゃなくて、いろんなバンドが紅白に出られるような時代にしたい。そうなったら、音楽社会の中でバンドが途轍もないことをした!っていう感覚になるのかなって。それは観てみたいし、その中に自分はいたいなって思います。

Music Video

KNOCK OUT MONKEY「Paint it Out!!!!」

Paint it Out!!!!

2013/10/02 RELEASE
JBCZ-6003 ¥ 1,885(税込)

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Disc01
  1. 01.Paint it Out!!!!
  2. 02.CRASH

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