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布施明「SOMETHING JAZZY 2013」インタビュー
ベテラン・ヴォーカリスト布施明が、これまでに2作品を発表してきたジャズ・アルバム「SOMETHINGJ AZZY」の世界を、ビルボードライブ大阪で再現する。今年も数多くのライブを披露する中で、ライブの醍醐味、お客様の印象、そして見どころなど、7月のライブに向けて話を訊いた。また、この夏に聞きたいおすすめのジャズ楽曲もセレクト。
ジャズツアーは私の原点のジャズ喫茶のよう
??年間数多くのライブを行われていますが、演奏者から見たライブの醍醐味とはどんなところでしょうか?
布施明:その季節、その日の天気、気立てで全く変る生きものなので、自分と相談しながら演ずるのは苦しいし、楽しい。
??これまでにも、ビルボードライブ大阪でライブをされたことがありますが、大阪のお客様の印象はどうでしたか?
布施明:関西のお客様は良く知ってらっしゃるので怖いのです。なんちゃってジャズシンガーは許しを請うのみです。
??今回のライブの前にアコースティック・ツアーがあり、SOMETHINGJAZZYツアーがあり、後に通常のツアーがありますが、それぞれの見どころをお願いします。
布施明:アコースティック・ライブは昔懐かしいシャンソンのショーケースのような物語りを作ってみました。今まで機会がなかった小ホールで、ピアノと弦カルテットという小編成のライブでした。 ジャズツアーは私の原点のジャズ喫茶のようで本当に楽しい。でも、秋春コンサート・ツアーは(良い意味で)毎年頭が痛く逃げ出したい程です。
??今回のライブを楽しみにしているファンの方々へメッセージをお願いします。
布施明:時間と空間と瞬間をいっぱい楽しんでください。
??では最後に、布施さんがおすすめする夏に聞きたいジャズの楽曲を選曲していただけますか?
布施明:パーシー・フェイス「夏の日の恋」を風の音に負けるくらいの小さな音で聴くのも良いし、疲れた夏の夜11時過ぎに、夢見心地で「I'm a fool to want you」を聴けたら、嬉しいです。
パーシー・フェイス・オーケストラ
『夏の日の恋/パーシー・フェイス・ベスト 』
2013年5月から行われるジャパン・ツアーのレパートリーに合わせた選曲による、パーシー・フェイスのベスト・アルバム。幅広いレパートリーの中から代表的な傑作を詰め込んだお徳盤。全曲ハイクオリティ・デジタル録音(1991年~1996年)による高音質で収録。
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SOMETHING JAZZY
2004/07/14 RELEASE
EPCE-5302 ¥ 3,204(税込)
Disc01
- 01.My foolish heart
- 02.You’d be so nice to come home to
- 03.Night and Day
- 04.I’m in the mood for love
- 05.Misty
- 06.Fly me to the moon
- 07.I’ve got you under my skin
- 08.Cheek to cheek
- 09.As long as I live
- 10.I’m a fool to want you
- 11.Lullaby of Birdland
- 12.My funny Valentine
- 13.Someone to watch over me
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