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上半期アーティストポイントランキング
今年も開催が発表された【Billboard JAPAN Music Awards】。その主要部門であるアーティスト賞を決定するのは、すべての音楽ファンによる11月からの投票、そして、ノミネートアーティストが今年チャートで獲得したポイントだ。今回は初めて上半期までにノミネートアーティストたちが獲得したポイントをランキング形式で発表。また、TOP POP ARTISTについてはポイントも公開している。集計は2012年11月19日?2013年5月26日までを対象とし、期間中に主要チャートで首位を獲得したアーティストがノミネートされる。今後も投票前までに首位を獲得するアーティストは随時ノミネートされる。
一昨年から王座を守り続けているAKB48。今年も選抜総選挙の投票シリアルナンバーカード入りのシングル「さよならクロール」が圧巻のセールス・ポイントを獲得し、上半期集計週の最終週でジャンプ・アップ。2位以下を大きく引き離して折り返し点をターンした。今年後半もコンスタントなリリースが予定されており、引き続きポイントを蓄積することが予想される。
とはいえ、嵐、ミスチル、EXILEの常連組が上位を占めるなかで、急伸したきゃりーぱみゅぱみゅの2位ターンは特筆的で、ももいろクローバーは9位となり、両アーティストが通常ポイントおよびネット投票で今後どれだけポイントを伸ばすかが注目だ。
また、11位サカナクション、20位SEKAI NO OWARIと、新世代ロックバンドがランクインしており、このままロックバンドの世代交代が進むのか、それとも常連バンド勢が意地を見せるのか、こちらも気になる展開だ。
4位:Mr.Children 95101.27p
5位:EXILE 85025.18p
6位:Kis-My-Ft2 74793.75p
7位:松任谷由実 74303.07p
8位:FUNKY MONKEY BABYS 68920.93p
9位:ももいろクローバーZ 67816.67p
10位:ゴールデンボンバー 67258.52p
11位:サカナクション 61459.45p
12位:ゆず 58626.64p
13位:ナオト・インティライミ 51296.26p
14位:miwa 48436.09p
15位:関ジャニ∞ 42810.32p
16位:東方神起 42602.04p
17位:KAT-TUN 37448.96p
18位:三代目 J Soul Brothers 37108.96p
19位:福山雅治 36834.49p
20位:SEKAI NO OWARI 35506.54p
21位:SMAP 35021.49p
22位:いきものがかり 32766.03p
23位:ボン・ジョヴィ 31728.3p
24位:SKE48 31199.65p
25位:E-Girls 30493.08p
26位:ザ・ウォンテッド 28684.59p
27位:The MONSTERS 27869.66p
28位:GLAY 27655.36p
29位:ゼッド 27281p
30位:安室奈美恵 27192.8p
31位:乃木坂46 25127.59p
32位:ケシャ 23821.69p
33位:中島美嘉 23465.61p
34位:T.M.Revolution ×水樹奈々 23254.91p
35位:ダフト・パンク 20645.94p
36位:NMB48 20275.85p
37位:山田涼介 20251.01p
38位:MISIA 19992.99p
39位:山下智久 19377.13p
40位:シド 18019.94p
41位:ソナーポケット 16804.35p
42位:モーニング娘。 16669.76p
43位:NEWS 16450.46p
44位:RADWIMPS 15942.27p
45位:渡辺麻友 15780.74p
46位:HKT48 15316.52p
47位:水樹奈々 14074.85p
48位:BOΦWY 13339.2p
49位:堂本剛 13106.07p
50位:矢沢永吉 12338.04p
51位:山下達郎 11650.37p
52位:高橋みなみ 10554.75p
53位:fripSide 9733.73p
54位:2PM 7510.86p
55位:小野恵令奈 7185.72p
ジャズ・シンガーとしてリリースした『夜のアルバム』と、ジャズ・コンピレーション盤『Mr.SOMETHING BLUE Aki's Jazzy Selection』で大きくポイントを伸ばした八代亜紀がトップに立った。デビュー35周年を迎えたT-SQUAREが豪華ゲストと結成したT-SQUARE SUPER BANDが2位ターン、リイシューも控え、ますますの活躍に期待。
1位:八代亜紀
2位:T-SQUARE SUPER BAND
3位:山中千尋
4位:マイルス・デイヴィス
5位:SHANTI
6位:寺井尚子
7 位:神保彰
8 位:小林香織
9位:カシオペアサード
10位:Jazztronik
11位:塩谷哲
12位:ボブ・ジェームス&デヴィッド・サンボーン
13位:渡辺貞夫
14位:アート・ファーマー・カルテット
15位:ai kuwabara trio project
2011年にリリースされた『佐村河内守:交響曲第1番≪HIROSHIMA≫』がロング・セールスを続ける大友直人がトップで折り返し。常連の辻井伸行はNHK『明日へ』東日本復興支援ソング「花は咲く」のピアノ・ソロで気を吐く一方、初音ミクとの共演で話題を呼んだ冨田勲が3位に付けており、両アーティストともに今年後半での活動により1位をどれほど追い込めるか注目だ。
1位:大友直人,東京交響楽団
2位:辻井伸行
3位:冨田勲
4位:宮本笑里
5位:すぎやまこういち,東京都交響楽団
6位:ラザール・ベルマン
毎週激しいチャート争いを繰り広げる、ビルボード・ジャパン・チャートのなかで最も順位が激変するチャートと言える。映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」主題歌として広く浸透した宇多田ヒカルが首位ターン。とはいえ、2位以下でも注目アーティストが多数乱立しており、今後の展開に目を離せない(これは増加傾向のアニメ番組をマーケティングの入口とする、新旧のアーティストが非常に増えていることを示す)。
1位:宇多田ヒカル(映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」主題歌)
2位:ゆず(映画「HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」主題歌)
3位:SEKAI NO OWARI(映画「クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」主題歌)
4位:T.M.Revolution ×水樹奈々(TBS系「革命機ヴァルヴレイヴ」オープニング)
5位:Perfume(映画「ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」主題歌)
6位:きゃりーぱみゅぱみゅ(ANB系「クレヨンしんちゃん」オープニング)
7位:EGOIST(CX系「PSYCHO-PASS サイコパス」エンディング)
8位:アヴリル・ラヴィーン(映画「ONE PIECE FILM Z」主題歌)
9位:SPYAIR(TX系「銀魂」オープニング)
10位:7!!(TX系「NARUTO-ナルト-疾風伝」エンディング)
11位:ClariS(MXTV他「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」オープニング)
12位:ST☆RISH(MXTV他「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE2000%」エンディング)
13位:NO NAME(TVK他「AKB0048 next stage」エンディング)
14位:μ's(MXTV他「ラブライブ!」より)
15位:ポルノグラフィティ(TBS系「マギ」オープニング)
16位:Salley(CX系「トリコ」エンディング)
17位:倉木麻衣(NTV系「名探偵コナン」オープニング)
18位:BOYFRIEND(NTV系「名探偵コナン」エンディング)
地上波の番組、CMでその姿を見ない日が無いゴールデンボンバー。昨年に引き続き当然のトップ獲得。丁寧な作りのベスト盤で確実にポイントを伸ばしたMONGOL800と矢沢永吉がそれを追う展開。まだまだ両タイトルともポイントを伸ばす可能性は十分で、どこまで急追できるかが気になるところだ。その一方で2年ぶりの力作を発表したAK-69が4位に付け、国内ヒップ・ホップ・シーンを牽引するアーティストとして意地を見せている。
1位:ゴールデンボンバー
2位:MONGOL800
3位:矢沢永吉
4位:AK-69
5位:DIR EN GREY
6位:Ken Yokoyama
7位:96猫
8位:来栖翔(下野紘)
9位:聖川真斗(鈴村健一)
10位:LinQ
11位:黒沢ともよ,吉田仁美
12位:BIGMAMA
13位:美風藍(蒼井翔太)&聖川真斗(鈴村健一)&来栖翔(下野紘)
14位:黒崎蘭丸(鈴木達央)&愛島セシル(鳥海浩輔)
15位:天月-あまつき-
16位:アリス
17位:access
18位:Doll☆Elements
19位:G・O・S(Guild Of the Secret)