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テイラー・スウィフト 『RED』合同来日インタビュー

テイラー・スウィフト『RED』 インタビュー

 米ビルボード・アルバム・チャートにて最新作『RED』が3週連続1位を記録した若き歌姫テイラー・スウィフトが、プロモーションの為に、1年半ぶり5回目の来日を果たし、合同インタビューが行われた。まずは、テイラーによる「今日は、来てくれてありがとうございます。ニッポンダイスキ!日本へ戻って来られて、光栄です。ちなみに、私はテイラーです(笑)。」というキュートな挨拶でスタートした。

新作『RED』について

テイラー・スウィフト / We Are Never Ever Getting Back Together MV
▲「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」MV

??まず、グラミー賞を受賞し、この1、2年の間で、周辺が劇的に変化したとおもうのですが、前作と今作の間ではどのような部分がもっとも変わったと思いますか?

テイラー・スウィフト:変化はたくさんあったわ。中でも劇的なものは、世界中での1stシングル「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」のエアプレイだと思うな。そして、曲のジャンルを超越したヒットね。このシングルが、ここまで成功したのは、とても素晴らしい事だと思うし、ファンのみんなが、私の新たな音楽的な試みを受け入れてくれていることをとても嬉しく思っているわ。

??今回のアルバム『RED』では、様々なことに初挑戦していますが、今、あなたを新しい経験へと導いている原動力は?

テイラー:新しいアルバムを制作する時は、常に新しいチャレンジだと考えているわ。新しいことを学びながら成長する、そして今まで聴いたことのないものを私のファンへ提供する機会だと思っている。すべての作曲を自分で手掛けた前作『スピーク・ナウ』を振り返り、今回のアルバムはどうしたら全く違うものに仕上がるか考えた。私の音楽界においてのヒーロー達とコラボレーションをして、どのような作品になるか試してみたかったの。もしかしたら、まったく新しいサウンドのアルバムに仕上がるんじゃないかと考えてね。

??今回のコラボレーションの中で、一番自分をハッとさせてくれた作曲のアイディアを披露してくれたのは?

テイラー:スタジオでクレイジーなアイディアが浮かぶことはあったわ。その時は、一緒に作曲していたマックス・マーティンとヨハン・シュスターに、怒りを爆発させていたら、マックスに「それって曲になるんじゃない?」って言われて、ギターを弾きながら「We are never ever ever getting back together!」と歌った。そしたらヨハンが「We-e-e-e」って言う部分を歌って、マックスが「ウーウウゥゥー」って言う部分を足してくれたの。一見変わった出来事でも、うまく曲になることがあるの。

??ライブのパフォーマンスで、会場全体を大きく見回すことがありますが、どんな気持ちで見回しているのでしょうか?

テイラー:よく見てくれていてありがとう!自分の人生についての曲を歌うのを観る為にチケットを買ってきてくれている大勢の観客を観ると、魔法にかかったようになってしまうことがあるの。みんなが叫んでいるのを、ステージから見ていると、これが私が成し遂げたかったことなのって思うの。こういう様々な感情が交差している時に、一瞬息をついて会場を見渡してすべてを吸収する。きっとそういう瞬間をおばあちゃんになったら思い出すと思うから。

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テイラー・スウィフト「レッド-デラックス・エディション」

レッド-デラックス・エディション

2012/10/24 RELEASE
POCS-24002/3 ¥ 2,934(税込)

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Disc01
  1. 01.ステイト・オブ・グレイス
  2. 02.レッド
  3. 03.トレチャラス
  4. 04.トラブル
  5. 05.オール・トゥー・ウェル
  6. 06.22
  7. 07.アイ・オールモスト・ドゥ
  8. 08.私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない
  9. 09.ステイ・ステイ・ステイ
  10. 10.ザ・ラスト・タイム featuring ギャリー・ライトボディ(スノウ・パトロール)
  11. 11.ホーリー・グラウンド
  12. 12.サッド・ビューティフル・トラジック
  13. 13.ザ・ラッキー・ワン
  14. 14.エヴリシング・ハズ・チェンジド featuring エド・シーラン
  15. 15.スターライト
  16. 16.ビギン・アゲイン

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