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Official髭男dism、Billboard Japan上半期“HOT 100”&TOP Artists 首位記念インタビュー
2020年のBillboard JAPAN上半期チャートは、Official髭男dismが「Pretender」で総合ソング・チャート“HOT 100”首位、そしてアーティスト・ランキングも首位と、Official髭男dismが初の首位にして二冠を達成した。Official髭男dismは2012年に結成し2018年4月にメジャーデビュー。2019年5月にリリースされた「Pretender」は、2019年6月3日にストリーミング・チャートで初の首位を獲得以降、様々なフェスの出演や『紅白歌合戦』への出場など注目を集め続け、2020年5月にはストリーミング数が累計3億回を突破するというロングヒットを果たしている。また、Official髭男dismは、「Pretender」のみならず、上半期チャートでは“HOT 100”に9曲、 “HOT Albums”に3作がチャートイン。2019年末以降、大きな存在感を示したアーティストとなった。今回、二冠を記念してOfficial髭男dismにメールインタビュー。ロングヒットとなったOfficial髭男dismがへの思いや、コロナウイルス感染拡大による外出自粛の中どのように過ごしているのか、また残りの2020年をどんな半年にしたいか、話を聞いた。
ーー2020年の上半期チャートでは、「Pretender」や「I LOVE...」など計4曲がトップ10にチャートインし、アーティスト・ランキングで首位を獲得されました。
藤原聡:こんなにもたくさんの方が自分たちの音楽を聴いて下さっているという事に感謝の気持ちが溢れています。本当にありがとうございます。
ーー総合ソング・チャート“HOT 100”では、「Pretender」が首位となりました。これだけ長く聴き続けられた曲になったことについて、どのように感じておられますか。
藤原:「Pretender」だけが特別な曲という訳ではもちろんないんですが、こんなにもたくさん愛してもらえる曲が自分たちのバンド人生の中で生まれたという事を幸せに思っています。
ーー『紅白歌合戦』に出演されてさらにロングヒットとなった「Pretender」に続いて、「I LOVE...」も史上最速でストリーミング数が1億回を突破するなど、ヒット曲を数多く生み出しておられます。ヒット曲を作るために意識していることはありますか。
藤原:自分たちが「この世界にこんな音楽があればいいな」と思う物を妥協なく作るようにしています。
ーーコロナウイルスの感染拡大によって、ライブの中止や延期など音楽業界が大きな影響を受けています。日常が大きく変わったことで、音楽活動に対する気持ちの変化はありましたか。
藤原:ライブでファンの皆さんと生身の音楽を共有するという事がどれだけ自分の人生の中で生き甲斐だったのかを痛感しました。そんな中でも、インスタライブなどで歌を届ける事ができる時代で本当に良かったなと思っています。画面越しではありますが、ライブを共有出来る事に救われています。
ーー外出自粛中は、どのように過ごしておられましたか。新しい音楽との出会いや、音楽の楽しみ方での新しい発見はありましたか。
藤原:PCに向かう時間がまとまって確保出来る日々なので、使ったことのないソフトやエフェクトを使ってどんな音がするのか試すのが楽しいです。
小笹大輔:自分でギターをマイク録りしてみたり、パソコン上で様々なエフェクトを試したり、音作りについて考える時間が増えました。
楢﨑誠:料理を作りながらお風呂に入りながら、各生活にあうプレイリストを作っていました。
松浦匡希:サンプラーやパソコンをいじってみたり、家でこの機材あったら便利だなっていうのが浮き彫りになって買えたりと、今後の活動に繋がる準備期間になったと思います。
ーー残りの2020年は、どのような一年にしたいですか。
藤原:引き続き楽曲制作に励んで行きたいです。そして、自粛続きの日々ですが、1日も早く、何の心配もない状態でライブが出来たらと願うばかりです。
小笹:ソロギターの練習がマイブームなので1人でもライブできるような技量を深めていきたいです。メンバーと一緒に演奏できるようになった時に皆が一皮剥けて再会できればいいなと思います。
楢﨑:最近はギターの弾き語りや、サックスの練習の量を増やしていて自分の中にない音楽の感覚を広げています。引き続きやっていきたいです。
松浦:引き続き音楽的にもバンドの活動的にも面白い事は探究していって、その中でライブができるようになったら思いっきりやりたいです。
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