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<CUBERS『妄想ロマンス』インタビュー>「夢を“妄想”で終わらせないために」本気で表現と向き合うボーイズユニットの躍進



 早耳な人のあいだでは、すでに話題騒然のCUBERS。メジャー2ndシングル『妄想ロマンス』では、作曲にひろせひろせ(フレンズ)、作詞にひなんちゅ(SILENT SIREN)を迎え、バンド・シーンにも躍進!?『妄想ロマンス』の制作秘話はもちろん、音楽派ユニットとして表現へのこだわり、さらには“イマCUBERSを推すべき理由”などを語ってもらった。

参加メンバー:
優(ユウ)
TAKA(タカ)
春斗(ハルト)
綾介(リョウスケ)
末吉9太郎(スエヨシキュウタロウ)

何もなかった5人だからこそ「夢は叶う」と証明できる

――メジャー・デビューから約5か月が経ちました。周りの環境などで変化はありましたか?

綾介:自分の芯が定まってきたような気がします。以前よりも色々な方々と関わる機会が増えたので、その影響を受けて成長できてるかなって思いますね。

TAKA:ライブも日に日に良くなっていて。お客さんと一体感ある時間を作れてるなって感じることも多いです。僕たちが良いものをお届けして、それにお客さんがリアクションを返してくれる。双方向にコミュニケーションを取りながらライブができてる実感があります。

――最近だと9太郎さんが“オタクあるある”の動画でバズりましたよね。見方によってはファンの方々を敵に回しかねないコンテンツなので、最初はびっくりしました。

末吉9太郎:僕としては愛を持って真似させていただいてるつもりです。だって可愛いじゃないですか。自分がそのアイドルを誰よりも好きだってことを証明したくて、マウントとっちゃうんですもん。もし自分が女の子でアイドル・ファンをしていたら、きっと同じ行動しちゃうだろうし。賛否両論ですけどね(笑)。

――TAKAさんは舞台もお忙しそうですが、個人活動がCUBERSの活動で活きていると感じることはありますか?

TAKA:やっぱり舞台で僕を知ってくださった方が、CUBERSのライブにも足を運んでくださると嬉しいですよね。僕自身の他の一面も知ってもらえますし、メンバーのことも知ってもらえる。時間もお金もかけて会いに来てくれるって、当たり前なことではないので。

――男性アイドルの数って、数年前に比べてすごく増えたと思うんですよ。個人的に2020年には、“男性アイドル戦国時代”が来るような気がしていて。

末吉9太郎:僕も思ってます! 絶対に来ます。

――そんな中で“CUBERSをイマ推すべき理由”って何でしょう? ぜひご本人たちに訊いてみたいです。

綾介:メンバーの個性じゃないですかね。こんなに性格も好きなものもバラバラな5人は、なかなか類を見ないと思うので。色んなグループさんがいますけど、ここまで違うと武器だなって思います。

:僕はCUBERS自体の個性も推しポイントだと思ってます。「100円貰えちゃうワンマン」や「全国キャンピングカーTOUR」や生バンド演奏での「踊らないワンマン」みたいな面白いことをやってきたグループは他にいない。そういうアイドル文化の先駆者になりたいって思いもありますね。

――春斗さんはいかがですか?

春斗:“特別じゃなくても夢を叶えられる”って感じてもらえるところかな。僕たちの始まりは、ド素人の5人組だったので。

:CUBERSって消去法で集まったらしいんですよ(笑)。オーディションをしてみたら、この5人しか残らなかったみたいな。

春斗:そんなメンバーがメジャー・デビューできるって夢がありません? 努力をすれば実現できないことはないかもしれないってパワーを与えられると思うんです。

TAKA:僕はCUBERSが、その過程を“ファンのみなさんと共有して進んでいくグループ”であることを推したい。一緒に青春して、嬉しいことは喜んで、時には挫折を味わってもいいと思う。

――“ファンと一緒に進んでいくグループ”ということですね。

TAKA:CUBERSの5人だけでは辿り着けないところに、ファンの皆さんと一緒だったら辿り着けると本気で思うんです。もちろん、皆さんからいただく以上のものを僕らは返していくので、一緒に夢を追っていただけたら嬉しいですね。

――では、最後に9太郎さん。

末吉9太郎:僕がいることですかね!

――(笑)。

末吉9太郎:嘘です(笑)。“良いところも悪いところも包み隠さず見せるところ”ですね。綺麗に取り繕うことなんていくらでもできるじゃないですか。でもファンの方々は、ダメな部分も含めた僕たちを応援してくれてるんだと思う。だからCUBERSは全部さらけ出すし、どんな変な企画だって全力投球します。

:何もない状態から始まった5人だから、何事にも本気になれるっていうのはあるよね。背水の陣じゃないけど。

TAKA:たしかに。最初から実力があったら、【全国キャンピングカーTOUR】なんてやってなかったかも。

末吉9太郎:CUBERSは「友情・努力・音楽!」のグループだからね。熱いし夢があるし、それでいて音楽もいい。アイドル好きの僕には刺さりますね。

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CUBERS「妄想ロマンス」

妄想ロマンス

2019/10/09 RELEASE
KICM-1984 ¥ 1,300(税込)

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Disc01
  1. 01.妄想ロマンス
  2. 02.PEOPLE GAME
  3. 03.Wonderland

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