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城田優『a singer』発売記念インタビュー&サイン入りポラロイドを抽選で2名様にプレゼント!
2003年に俳優デビュー以降、ドラマ、映画、舞台など幅広いジャンルで活躍する城田優が、待望のニュー・アルバム『a singer』を2018年10月24日にリリースした。今作は、ミュージカルを彩る様々な楽曲を厳選し、多彩なアレンジとクールで魅惑的な声で美しく描き出した作品となっている。デュエットには、本場ブロードウェイやウエストエンドで活躍する世界のミュージカル・スター、ラミン・カリムルー、女優で歌手のすみれ、そして乃木坂46の生田絵梨花という豪華ゲストを迎えた。更に注目は、日本語・英語・スペイン語の3言語を用いた作品となっているということ。今作の発売を記念し、Billboard JAPANは城田優にインタビューを敢行。『a singer』に込めた想いや、制作秘話、そして普段聴く音楽や今後の目標まで、様々なトピックスについて語ってもらった。
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「ミュージカルというものに興味を持ってもらえたらいいなと思っています。」
−−ニュー・アルバム『a singer』が発売されますが、今の心境はいかがでしょうか?
城田優:ミュージカルには十何年も出演させていただいていて、一旦このタイミングで集大成を作れたという感じです。ちょうどこのタイミングでお話しを頂いたので、せっかくだからこれまでの自分の軌跡みたいなものを作品として残すことで、自分自身もあの時こういうことやっていたな、と思えたりとか。今まで培ってきた経験値で、いま歌を歌うとこうなるとか。城田優を応援してくれているファンのみなさんに想いを届けるという思いもあります。それと、ミュージカルというものが日本でも浸透してきているように感じるんです。
−−それは演じていて感じたことなんでしょうか?
城田優:21、22歳くらいから連ドラなどに出演させて頂いていたのですが、実はその前からミュージカルをやっているんですよ。ミュージカルに対してのイメージとか、ミュージカル風とか、世間からはそういう世界に思われているから、とっつきにくいというか入りにくいんだろうなと思います。そう思っている人たちにミュージカルへの入り口として、今作をみなさんに手に取ってもらいたいと思っています。自分が出演しているミュージカルのみならず、キャッチーでとても素敵だなと僕が思うものを入れています。誰もが知ってるアラジンの曲も入れたり、今年で言うとグレイテストショーマンが、1番大きなミュージカル映画のヒットだったので、その曲を何曲か入れたり。ミュージカルに少しでも興味を持ってくれる機会になればいいな、というようなCDになっています。
−−なるほど。ミュージカル好きだけではなく、むしろミュージカルに興味のない人への入り口なんですね。
城田優:ミュージカルに興味を持ってもらえたら、それが1番ありがたいことだと思っています。歌番組に出て、「歌上手いな」って思ってもらえることで、僕のコンサート、僕が出演しているミュージカルに来てほしいと思っていますから。このCDを通して、ひとりでも、10人でも、100人でも。単純にこのCDに収録されている何かの曲を聞いて、「このミュージカル観てみたいな」、「城田優のミュージカル観てみたい」、「このミュージカル、来年やるじゃん」とか、僕が出演しているものじゃなかったとしても、ミュージカルというものに興味を持ってもらえたらいいなと思っています。
−−今作の選曲もご自身でされたのでしょうか?
城田優:何曲も提案して頂き、プロデューサーの皆さんと一緒に選びました。
−−映画『グレイテスト・ショーマン』の楽曲は2曲入っていますが、どちらも城田さんの選曲ですか?
城田優:『グレイテスト・ショーマン』は映画館で2回見ました。「ア・ミリオン・ドリームズ」は映画では2曲目くらいに出てくるんですけど、1回目に見た時に、「うわ、なにこの曲、好きだ。」って思ったんですよ。2回目に映画館に行って、フラットな気持ちで見た時に、やっぱり1番刺さったんですよね。あの映画は音楽の宝庫のようなものなので、「ディス・イズ・ミー」とか他にもいっぱい良い曲があるんですけどね。今までのクラシカルなミュージカルの定義みたいなものを壊して凄くカッコいいおしゃれなサウンドになっているんですけど、僕としては「ア・ミリオン・ドリームズ」を入れたいと思ったので入れました。「ザ・グレイテスト・ショー」については、プロデューサーである事務所の社長が、このミュージカル映画のアイコンとして入れるべきではないかというアドバイスしてくれたことで入れさせて頂きました。
−−「ア・ミリオン・ドリームズ」については、歌詞にも共感を得たからということでしょうか?
城田優:この曲については、単純に音楽が本当に素晴らしかった。映画の中で使われている感じとか、その使われ方も素晴らしかった。「ア・ミリオン・ドリームズ」は無限の夢というか、歌詞も本当に素敵なんですよ。「たくさんの夢があるから僕は眠れなくて、それがまた僕を強くする」みたいな。そういうイメージの力が湧き出てきて、ワクワクするような感じです。「ベッドに横になると夢が僕を起こすんだ」というような歌なので、すごくメッセージとしても伝わるし、メロディーも本当に綺麗だし。この曲に関しては、そういった理由で選びました。
▲城田 優 『マイ・フェイヴァリット・シングス』
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リリース情報
公演情報
【城田優コンサート 2019】
2019年3月21日(木・祝) 東京・中野サンプラザホール
詳細:https://www.yu-shirota.com/posts/4752244
関連リンク
a singer
2018/10/24 RELEASE
SICL-30046 ¥ 3,056(税込)
Disc01
- 01.コーナー・オブ・ザ・スカイ (ピピン) (英語歌唱)
- 02.ホール・ニュー・ワールド (アラジン) (英語歌唱)
- 03.闇が広がる (エリザベート)
- 04.僕がついてる (スウィーニー・トッド)
- 05.マイ・フェイヴァリット・シングス (サウンド・オブ・ミュージック) (英語歌唱)
- 06.エメ (ロミオとジュリエット)
- 07.母は僕を産んだ (ファントム)
- 08.僕こそ音楽 (モーツァルト!)
- 09.ザ・グレイテスト・ショー (グレイテスト・ショーマン) (英語歌唱)
- 10.ア・ミリオン・ドリームズ (グレイテスト・ショーマン) (英語歌唱)
- 11.イザベル (スペイン語歌唱)
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