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GANG PARADE(ギャンパレ)『BREAKING THE ROAD』現体制ラストインタビュー
ギャンパレ現体制ラストインタビュー、解禁!
BiS/BiSHら擁するWACKファミリーの愚連隊として、アイドルシーンの山頂目指してガムシャラに駆け上がっている“ギャンパレ”ことGANG PARADE。アヤ・エイトプリンス含む7人で駆け抜けた日々の終わり、そして新たな始まりを迎える為のセレモニー的インタビューを敢行した。場所は7人の青春が詰まった練習スタジオ。アヤからみんなへ、みんなからアヤへ、メンバー全員の想いと涙と笑いが(撮影中は下ネタも)溢れ返りました。
参加メンバー:
ユメノユア
ヤママチミキ
キャン・マイカ
ココ・パーティン・ココ
テラシマユウカ
ユイ・ガ・ドクソン
アヤ・エイトプリンス
ココ24時間100kmマラソン「私たちのもとに帰ってきてくれた」
--昨年5月1日よりカミヤサキがギャンパレからBiSへ、アヤ・エイトプリンスがBiSからギャンパレへレンタルトレード移籍。そこから約10ヶ月、これがギャンパレ現体制最後のインタビューとなります。
ココ・パーティン・ココ:メソメソ。 ユイ・ガ・ドクソン:メソ! ユメノユア:シクシク。 キャン・マイカ:シク!--(笑)。えー、奇しくもこの体制が終わる直前にですね、ココ・パーティン・ココが24時間100キロマラソンに挑戦。他のメンバーはニコ生のスタジオでゲームをしながら応援するドラマティックな企画がありましたが、実際にやってみていかがでした?
GANG PARADE『BREAKING THE ROAD』MUSIC VIDEO
--マラソンの話をしてもらってもいいですか?
ココ・パーティン・ココ:すみません! その新曲のPVがメンバー7人の絆をテーマにしている感じもあったので、100キロマラソンと新曲が良い感じにシンクロしたんじゃないかなって。あのマラソン、ニコ生で8万人もの人が観てくれたみたいで、リリースイベントにも「マラソン観て来ました!」という方々もいらっしゃったんで、走って良かったなと思いました。--僕は100kmマラソンに密着しながら、6人のスタジオの様子もちょくちょく観させて頂いていたんですが、ココが必死に走っている中で6人は人生ゲームで盛り上がっているという、その極端な温度差に「なかなかエグい番組だな」と思いました(笑)。どんな心境でひたすらゲームしてたんですか?
ユメノユア:最初はなんかそんなに深刻な感じじゃなくて、ココが走っているのはもちろん応援しつつも、ウチらはウチらの企画というか、視聴者の皆さんが観てて楽しめるような番組を作らなきゃいけないなと思っていて。でもココがだんだん苦しみ出すじゃないですか。だんだん陽も落ちてきて寒さもあっただろうし、体力も落ちていくから。という状況でも私たちはまだゲームをしなきゃいけなくて……でもそれは苦しんでやらなきゃいけないゲームでもないから、それはそれで楽しまなきゃいけないけど、でも気にはなるし、視聴者の皆さんもそれこそ温度差をすごく感じていたと思うし……--如何なるときもアイドルは笑顔でいなければいけない、そんな試練のようにも感じられましたけど、ユユ(テラシマユウカ)は途中で泣いてましたね。
テラシマユウカ:ココがツラそうで……でもウチらはゲームしなきゃいけないし、ちょうどそのときはギャンパレの歴史を振り返るコーナーだったんですよ。それでココと私で作詞している「WINTER SONG」について触れてて、個人的に思い入れの強い曲だったこともあって……いろんな想いが溢れちゃって。SiS(ココ、ユユ、ドクソンがギャンパレ前に在籍していたBiS公式ライバルグループ)のときからのことを全部思い出して……--堪らない気持ちになった?
テラシマユウカ:うん。でもココには何にもしてあげられないから、もどかしかった。--ドクソンも様子がおかしかったですよね?
ユイ・ガ・ドクソン:直前までやっていた人生ゲームがめっちゃ長かったんですよ。元々スタジオはスタジオの空気というモノを守りたいなと思いながらスタートしていて、でもゲームがめっちゃ長くて! で、ココが30分ぐらい、小さいワイプの中でふらふらしていたんですけど、その様子がよくわかんない状況で、観ている人も「ココ、今どうなってんの?」という……--視聴者が見たい情報を与えない番組でしたからね。
一同:(笑)
--「今、ココ映さないでいつ映すんだ?」という状況でも人生ゲームの様子が流れていたり。
ユイ・ガ・ドクソン:私たちが困ったら導いてくれるニコ生のスタッフさんはいたんですけど、でもそのときはゲームが延々と続いてて、気が気じゃなくなっちゃって! もう上の空みたいになっちゃって、ココの姿を映し出しているモニターばっかり見てたら見てたで「ドクソン、しっかりしろwww」みたいな。どっちつかずになっちゃったから、もうちょっとやり切れば良かったのかなと反省しました。「スタジオの空気は明るくいこう!」と決めていたはずなのに、自分たちも疲弊して、疲弊しきったココを見て、でも片手には人生ゲームのお金持ってて。 ココ・パーティン・ココ:ハハハハ! ユイ・ガ・ドクソン:「果たしてどこなんだ正解は?」みたいな。で、ニコ生のコメントの中には「ココちゃんが大変なのに、何やってんだ?」っていう……--まぁ正常なリアクションですよね(笑)。
ユイ・ガ・ドクソン:そうなるに決まってるんですけど、自分もそれに感化されて「たしかに」と思っちゃったんですよ。自分が視聴者として観てたら「さすがに今はココを見たい」と思うだろうなって。音沙汰がなさ過ぎたから。--アヤはBiSの仕事もあって行ったり来たりしながらの参加でしたね。
アヤ・エイトプリンス:朝6時からの生放送だったんですけど、6時50分には離脱という形になってしまって、しょうがないと言えばしょうがなかったんですけど、自分の想いとしてはずっと参加していたかったし、ほとんどの時間をみんなに任せてしまったことに対して「申し訳ない」という気持ちが強かったです。なので、帰ってきたときは「みんな疲れてるだろうから元気に登場しよう!」と思っていたんですけど、ちょうど人生ゲームをやっていたときで、ニコ生のスタッフさんから「このゲームが終わったら入って」と言われて、実は45分ぐらいカメラの後ろで待ってたんですよ! ココ・パーティン・ココ:そうなの(笑)? キャン・マイカ:ゲームが始まった直後に帰ってきちゃったから。 ユメノユア:でも「こっちはすぐ入ってくるんだろうな」と思ってて。 アヤ・エイトプリンス:でも私は「待って。……今はちょっと違う」って言われて。--なんでそこだけシリアスなんですか(笑)。
アヤ・エイトプリンス:だから待ってたんですよ! ずっと! お弁当とか食べながら「一秒でも早くニコ生に戻って盛り上げたい!」と思っていろんなスタッフさんを煽ったりもして。でも全然戻してくれなくて、45分ぐらい経ったときに「まだ終わってないけど、入っていいよ」って言われて(笑)。--そんなくだりもありつつ、走れなくなったココのもとに渡辺さん(WACK社長/GANG PARADEプロデューサー)からお怒りの電話が入り、そこからクライマックスに突入していくような流れでしたが、ココはどんな心境で走っていたんでしょう?
▲渡辺淳之介(WACK社長/GANG PARADEプロデューサー)
--1年前の駅伝のときは、お喋りばかりして足を引っ張っていたココに怒っていたヤママチミキも、今回は「かっこいい」とココのことをツイッターで絶賛していました。あのゴールの瞬間はどんな気持ちでココを受け止めていたんですか?
ヤママチミキ:1年前に一緒に走ったときは、本当にずっとベラベラ喋ってるだけで全く走らないし(笑)、でも今回は「あれは何だったんだろうな?」と思うぐらいずっと走ってたから、扉開けて「うえーん」って泣きながら入ってくる姿を見たら、なんかすごく愛おしく思えて!「あー、かわいい。おつかれさま!」みたいな。本当に長くてツラかったと思うんですよ。最初のほうはそんな風に感じていなかっただろうけど、やっぱり40、50、60キロと走ってきて、もう最後の10時間ぐらいはツラさしかなかっただろうし、「本当に大変だったんだろうな」ということがその姿を見た瞬間にも分かったし、そんなに苦しい時間をひとりで頑張って、戦って、私たちのもとに制限時間以内に戻ってきてくれたというのは、もう完全に彼女の頑張りだし、彼女の強さだし、「この子は本当に凄いな」という気持ちでいっぱいになりました。(隣で涙ぐんでるココを見て)泣いてんの? ココ・パーティン・ココ:…………一同:(笑)
--キャン・マイカ的には、あのゴールの瞬間はどんな気持ちになりました?
キャン・マイカ:私たちのもとに帰ってきてくれたときは本当に嬉しかったし、走っているときもファンの人からの声援やニコ生のコメントひとつひとつに「ありがとう」と答えていたり、疲れている中でも生電話に返答してくれたり、それも凄いなと思ったし、ゴールした後の7人でのトークも(ゴール後も朝6時までニコ生の配信は続いていた)疲れ果てているはずなのに誰よりも率先して喋ってくれていて、「この人はどこまで凄いんだ」って本当に尊敬しました。あと、やっぱり「この7人揃ってこその、ムードメイカーのココがいてこそのギャンパレなんだな」って改めて感じました。 ユイ・ガ・ドクソン:どう? 泣いた? ココ・パーティン・ココ:…………我慢。 キャン・マイカ:我慢しないでよ~(笑)。--そんなギャンパレ史にも残るであろうマラソン企画を経て、いよいよ2月23日には現体制最後のワンマンとなる赤坂ブリッツ公演、そして3月3日にはアヤのトレード期間が終了、翌4日のBiS@両国国技館にてトレード終了の儀が行われる予定となっています。今はどんな気持ちでギャンパレのみんなと過ごしていますか?
アヤ・エイトプリンス:まず「寂しいな」という気持ちが大きいです。でもまだ信じられない感じもしちゃって。徐々にBiSの練習とかも始まってきて、以前よりは現実味を帯びてきているんですけど、今ライブをしているのはギャンパレだし、ギャンパレのことを今はいちばんに考えているから……なんていうか、ちょっと国技館の日が怖い。自分のメンタルが……--どうなっちゃうか分からない?
アヤ・エイトプリンス:おかしくなっちゃうかもしれない。- アヤと過ごした10ヶ月「泣き顔は見せてナンボだから隠しちゃダメ!」
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BREAKING THE ROAD
2018/02/20 RELEASE
TPRC-198 ¥ 1,100(税込)
Disc01
- 01.BREAKING THE ROAD
- 02.とろいくらうに食べたい
- 03.BREAKING THE ROAD
- 04.とろいくらうに食べたい
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