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ラストアイドル『バンドワゴン』インタビュー
秋元康=AKB48~いつかは秋元康=ラストアイドルに
秋元康プロデュースによる究極のアイドルグループ“ラストアイドル”。厳しいオーディションを生き残ったメンバー7人がデビューシングル『バンドワゴン』についてはもちろん、それぞれにアイドルを目指して同オーディションに挑んだ理由や、そこでの疑心暗鬼になるほどの苦悩、そして今後の夢やヴィジョンについて語ってくれた。まだまだ発展途上中、新人アイドル感剥き出しの想いに注目してほしい。
ラストアイドル:
阿部菜々実
吉崎綾
大石夏摘
安田愛里
長月翠
鈴木遥夏
古賀哉子
小泉今日子さんや松田聖子さんのようなアイドルになりたい
--皆さんはなんでラストアイドルのオーディションを受けようと思ったんでしょう?
吉崎綾:私は歌って踊ることも好きですし、演技も好きなので、小泉今日子さんや松田聖子さんのようなアイドルになりたいと思っていて。あの時代の女性って強くて、ひとりで何でもこなせていたじゃないですか。そういう女性に対して憧れを持っていたんです。それでラストアイドルならその夢を叶えられるんじゃないかと思って応募させていただきました。--小泉今日子さんや松田聖子さんの存在は、親の影響で知ったんですか?
吉崎綾:いえ、YouTubeの関連動画でたまたま見つけて知ったんです。なので、ケータイのおかげですね(笑)。--具体的に言うと、どんなところが魅力的に映ったんですか?
吉崎綾:まずあの時代のアイドルの方々はグループじゃないんだなと驚いて。だから個人をしっかり見れるというのと、可愛さの中に本当に強さがあると感じたんです。グループは支え合いで成り立っているけど、あの時代のアイドルは大変なことがあったとしてもひとりで乗り越えていく訳じゃないですか。業界の中でも「あの人は凄かったよ」とか……--伝説を残されてますよね。
吉崎綾:そう! 伝説になってるから! それぐらい強かったんですよね。やっぱり強い女性は格好良いし、アイドルでの活動をベースに映画や舞台の主演を務めたりもしていたので、私もそういうアイドルに憧れを持つようになって。私もそうやってマルチに活動できるアイドルになっていきたいなと思っています。--ぜひ伝説を残してください。続いて、大石さん。
大石夏摘:私も元々歌ったり踊ったりするのが好きで、ミュージカルとかもやらせてもらったことがあって、それがすごく楽しかったんですよ。「人を笑顔にできる」というところも好きだったから、そういう仕事に就きたいなと思い始めたのが芸能界を目指すようになったきっかけです。で、アイドルは全然知らなかったんですけど、AKB48さんの「恋するフォーチュンクッキー」のミュージックビデオを観たときに、メンバーの皆さんが踊り出して、その周りの人たちも笑顔になって踊り出していく光景に対して「本当に格好良いな」と思って。それで「アイドルをやってみたいな」と思ったときに『ラストアイドル』を観て、いちばん最初の回から観ていたんですけど「みんな輝いてる! 凄いな! 私も受けてみたいな」と思ったんです。まさかここまで残るとは思っていなかったんですけど(笑)。--最終的にメンバーに確定したときはどんな気持ちになりました?
大石夏摘:まだ全然実感は湧いてないんですけど、だから「いつの間にか合格してた」みたいな感覚なんです(笑)。なんか流れていくように終わった感じで、みんなは「長かった」と言っていたんですけど、私個人的には「もうちょっと続いてもよかったかな」って。一同:えぇー!!!!?
--大石さんだけ余裕があった(笑)?
大石夏摘:余裕があったというより「全曲歌いたかったな」って。 吉崎綾:すごいねぇー!--続いて、安田さん。
安田愛里:私がラストアイドルに挑戦しようと思ったきっかけは……えーっと、いちばんは「誰でも応募できる」というところで。元々事務所に所属してて、そこではアイドルではなかったんです。なので、もうアイドルになるチャンスはもらえないと思っていたんですけど、でもラストアイドルのオーディションは事務所に所属しててもいいし、他のアイドルグループと兼任しててもいいし、年齢さえ当てはまれば誰でも受けられる。それを聞いて、本当に会う人会う人に「アイドルっぽくないよね」とかよく言われるんですけど、でもそんな私にもチャンスがあるオーディションだったので、人生に悔いが残らないように応募しました。--実際にオーディションを受けて、そして最終メンバーになれてどんな気持ちになりました?
安田愛里:今残れていることへの喜びは深いです。自分がアイドルに憧れて観ていたコンサートのステージ側に立てるかもしれない。そのスタート地点に立てたから、夢が夢じゃなくなる。私たちの努力次第で夢が叶えられるところまで来たので、オーディションはすごく過酷でツラかったんですけど、そのオーディションがあったからこそメンタル的にも人としても強くなれた気がしますし、レベルアップも出来たので……………………--ので?
安田愛里:最高です!一同:(笑)
--続いて、長月さん。
長月翠:ラストアイドルを受けたきっかけというか……まずは最初痩せるところからだったんですけど。--痩せるところから?
長月翠:私、1月まで今より13キロぐらい太ってて。なんで痩せたかと言うと、前にやっていたアイドルグループの自分のファンの方が乃木坂46さんのファンだったんですよ。その人が乃木坂46さんの現場に一緒に行っていた方たちを連れてきてくれたんですけど、そのときにすごく恥ずかしくなっちゃって! あんなに可愛い子たちを見てきた人に自分が見られることがイヤで。で、とりあえず痩せてみて。そしたら、言い方悪いんですけど、小さいところにとどまっている自分が惨めに思えてきて。だから、その人たちに見られて恥ずかしくない自分になろうと思って、ラストアイドルを受けました。- MCの伊集院光さんがもう……本当に有り得ないぐらい優しくて
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リリース情報
バンドワゴン
- 2017/12/20
- 初回限定盤TypeA[TYCT-39064(CD)]
- 定価:1,800円(tax in.)
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関連リンク
Interviewer:平賀哲雄|Photo:山田秀樹
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