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風光ル梟 メジャーデビュー『風光ル梟』インタビュー



風光ル梟 メジャーデビュー『風光ル梟』インタビュー

「どこかおニャン子クラブやモーニング娘。の初期を思い出させる」

 ミニアルバム『風光ル梟』でメジャーデビューを果たした、猛禽系5人組ダンス・アイドルユニット 風光ル梟(カゼヒカルフクロウ)。10月末日までに都内23区でライブを行い、その達成式(http://bit.ly/2hNCBBd)では「メジャーデビューをする日本クラウンには、PASSPO☆、predia、そしてBiSの2度目のメジャーデビューも決まっていて、アイドルの先輩が沢山いますが、その中で風光ル梟の出し抜き方みたいなのって考えていたりしますか?」と訊かれ、「そうですね、どこよりもフレッシュなんで絶対それは負けないと思うんでこの若さで乗り切ります。はい、勝ちにいきます。(猛禽類は)生態系の頂点にいますから。やっぱりアイドル界で頂点に」とコメントしていた彼女たち。

 今回のインタビューでは、そんな風光ル梟がどんな想いを胸にアイドルシーンで戦っていこうとしているのか。Dancing DollsのメンバーでもあるMisaki(プレーイングプロデューサー)含む全員揃い踏みで語ってもらった。

BiSやPASSPO☆のブレイク「正直「悔しいな」という気持ちもありました」

--風光ル梟は、Dancing Dollsから生まれたアイドルグループになる訳ですが、このグループを結成することになった経緯から聞かせえもらえますか?

風光ル梟「翼 -TSUBASA-」MUSIC VIDEO
風光ル梟「翼 -TSUBASA-」MUSIC VIDEO

Misaki:Dancing Dollsというユニットは元々メンバー個々でも活動していたり、いろんな活動形態があって、それが私たちの強みでもあるんですけど、その中のひとつとして新たに風光ル梟という新しいプロジェクトを立ち上げることになりまして。で、私自身もDancing Dollsではセルフプロデュースをメインに活動してきたんですけれども「いつか誰かをプロデュースしてみたいな」とずっと思っていて、そのタイミングで風光ル梟の話があったので「じゃあ、プロデュースさせて頂こう」と思って勉強し始めて。なので、スタッフさんとかメンバーに頼りなくて迷惑をかけている部分もあるんですけど、私自身も精一杯勉強しながら頑張ってます!

--植木美心さんと山崎カノンさんもDancing Dollsのメンバーですよね。風光ル梟のメンバーとしても活動することが決まったときは、どんな気持ちになりました?

風光ル梟 メジャーデビュー『風光ル梟』インタビュー
▲植木美心

植木美心:純粋に嬉しかったです。また新たな一面を見てもらえるチャンスだと思っていて、このチャンスをぜひ掴み取りたいと思っています。Dancing Dollsでは先輩たちのダンスがすごく本格的でついていくのに必死で、それでもガッツリ踊ることが好きなので頑張っているんですけど、でも自分の歌をもっとお客さんに聴いてもらいたいなとも思っていて。なので、風光ル梟でメインボーカルを務めさせて頂いて、すごく気合いが入ってます。

--メインボーカルに選ばれたときはどんな気持ちになりました?

植木美心:嬉しかったんですけど、緊張してレコーディングの前日は眠れなかったりしました(笑)。でも人前で思いっきり歌えるのは嬉しいです!

--カノンさんはいかがですか?

風光ル梟 メジャーデビュー『風光ル梟』インタビュー
▲山崎カノン

山崎カノン:Dancing Dollsでは年齢が下のほうなんですけど、風光ル梟の中では最年長になりまして、責任感とか「引っ張っていかなきゃな」という気持ちは強くなりました。

--ちなみに、今おいくつなんですか?

山崎カノン:17歳です。

--17歳で最年長って凄いですね。でも14歳と13歳が入ってきた訳ですもんね。

山崎カノン:そうなんですよ(笑)。

--そんな14歳と13歳、大西凜さんと植木琳美さんは風光ル梟のメンバーになってどんな気持ちになりましたか?

風光ル梟 メジャーデビュー『風光ル梟』インタビュー
▲大西凜

大西凜:オーディションがあって「風光ル梟になります」と言われたときに、新しい自分が始まるみたいな感覚があって。なので、ここで頑張って良い結果を残そうと思いましたし、自分らしさをたくさんの人に見てもらいたいなと思いました。

植木琳美:私は今までアクターズスクールに通っていたんですけど、上京してきて「こっちでも歌ったり踊ったりしたいな」と思っていたときに、お姉ちゃんが新しいグループに入ると知って「私もやりたいな」と思って。

--なるほど。植木美心さんと植木琳美さんは姉妹なんですね。

植木美心:はい!

--ちなみに、琳美さんは広島のアクターズスクール出身ということで、あのPerfumeやモーニング娘。鞘師里保の後輩になる訳ですね。

風光ル梟 メジャーデビュー『風光ル梟』インタビュー
▲植木琳美

植木琳美:そうです!

--そんな4人をプレーイングプロデューサーとしてリードしていくMisakiさん。風光ル梟がメジャーデビューする日本クラウンには、BiSやPASSPO☆といったDancing Dollsとほぼ同期のアイドルグループが所属しています。かつてBiSやPASSPO☆が先にブレイクしていく姿を見ていたときはどんな気持ちだったんですか?

Misaki:「自分たちもいつかあそこに行く為にもっともっと頑張っていかなきゃ」と思っていたのと……正直「悔しいな」という気持ちもありました。でもその中でも自分たちのスタイル、自分たちの音楽やパフォーマンスを信じて、それを貫いてやっていこうという気持ちも強くあって。そんな中で今こうしてDancing Dollsの血を引き継いだグループが生まれて、良い方向に向かっているんじゃないかなと思っています。

--今やDancing Dollsはアイドルというより本格的なダンス&ボーカルグループになっていると思うんですが、風光ル梟はアイドルシーンに対してアプローチしていくグループですよね。そこでMisakiさんが2011年あたりから沸々とさせてきた「悔しいな」という想いを昇華する、言ってしまえばリベンジを果たしてやろう!みたいな気持ちはあったりしますか?

風光ル梟 メジャーデビュー『風光ル梟』インタビュー
▲Misaki

Misaki:リベンジ……どうなんだろう? でも私自身が対バンとかして感じていたことは、いろんなことをやっているアイドルさんがすごく多くて、テーマにしても何にしても何をやってもどこか被ってしまう状況にまでなったじゃないですか。だからこそ王道のアイドルって新鮮なんじゃないかなと思ってるんです。風光ル梟のメンバー個々が持っているフレッシュさやパワーみたいなものって、どこかおニャン子クラブだったりモーニング娘。の初期を思い出させる感じがしていて、そういう要素も大事にしながら音楽的にはR&Bとかヒップホップ、それこそDancing Dollsで培ってきた音楽性も取り込んでいけたら、良い意味での違和感みたいなものも作り出せると思うし、他にないグループになると思うんですよね。そういった部分を武器にして戦えるんじゃないかと思って私は今プロデュースしています。

--では、Misakiさん的にはかなり本気のプロジェクトなんですね。

Misaki:そうですね! 気合い入れて頑張ってますし、勝ちに行きたいと思ってますね。プロデューサーということで「どこまでやってるの?」ってよく聞かれるんですけど、ロゴのデザインも作詞も本当に全部プロデュースさせて頂いていて。で、自分がプレイヤーとしても活動しているという部分では、スタッフの中でメンバーといちばん近い距離で接していますし、メンバーたちの気持ちもちゃんと分かるので、そこも他のグループにはない強みかなと思っています。

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風光ル梟「風光ル梟」

風光ル梟

2017/11/22 RELEASE
CRCP-40533 ¥ 2,037(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.Intro ~猛禽の女神~
  2. 02.梟伝説
  3. 03.翼 -TSUBASA-
  4. 04.夢の国
  5. 05.初めて恋を知って
  6. 06.トキメキ□バレンタイン
  7. 07.上京Story

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