Special
HR『日本ハカタ化大作戦』インタビュー
レベルファイブスタジアムでライブがしたい。
お客さんを福岡に持ち帰る!
博多発アイドルグループ・HR(エイチアール)。新作『日本ハカタ化大作戦』のリリースに合わせて、安田玲、小嶋菜生、渡辺心に日本をハカタ化する施策を考えてもらったり、博多愛を語ってもらったりしていたら、最終的に話は想定外の展開へ!? キュートな写真と共にぜひご覧下さい!
カレーもショートケーキも「すべて明太子味にしたい!」
--HR、Billboard JAPAN.comインタビュー初登場ということで、まず自己紹介からお願いしてもよろしいでしょうか?
小嶋菜生:はい! HR9期生の“なおてぃん”こと小嶋菜生です! 渡辺心:HR10期生の“ここちゃん”こと渡辺心です! 安田玲:HR5期生の“れいたん”こと安田玲です。よろしくお願いします!--HR、自分たちではどんなグループだなと思いますか?
安田玲:博多色の強いグループだと思います。いろんな曲があるっちゃけど、その半分以上が博多をモチーフにした曲になっとって、明太子とかラーメンとか土地の名前とかがふんだんに散りばめられてるんです。--皆さんはどういった経緯でHRに入ろうと思ったんでしょう?
安田玲:私は人見知りで、それを治す為に入ろうと思って。お母さんの知り合いがHRを知っとって「オーディションがありようけん、受けてみたら?」って薦められました。私は何も出来ることがなくて……、取り柄がないけん、アイドルになったらひとつ取り柄が出来るんじゃないかなと思ってオーディションを受けて。それがきっかけです。--HRに入る前はアイドルにどんなイメージを持たれていました?
安田玲:ぶりっこしとるだけのような人たちと思っとったけど、いざアイドルになってみると全然厳しい世界だし、ファンの人からも良いことばかりじゃなくて厳しい言葉も言われたりする。でもアイドルは頑張りよるけん、私も頑張ろうって思いました。私は人前に立つのがそんなに得意じゃなかったし、すごく引っ込み思案やったけん、ステージに立つと全然喋れんし、踊れんし、笑えんし、いつも緊張するし……今5年目なんですけど、でもやっと慣れてきたかなって。スピードは遅いかもしれないけど、ちょっとずつ成長できてるかなとは思ってます。--安田さんは、基本的に博多弁なんですか?
安田玲:敬語になるとあんまり出らんちゃけど、友達と喋りよったり、普通に喋ってる分にはガンガン出ます(笑)。--続いて、小嶋さん。
小嶋菜生:私は、アイドルがすっごい大好きだったからいろんなアイドルを観てて。その中でHRは博多を……こてん?--拠点(笑)?
小嶋菜生:きょてん?にしてて、博多から東京とかいろんなところに遠征することもあるんですけど、学校に通いながらアイドルが出来るんですよ。私は学校を辞めたくなかったから、それが良いなと思って。で、芸能界に興味があるというよりとにかくアイドルが好きだったので、HRは自分にうってつけだと思って入りました。--元々アイドルが好きになったきっかけは何だったんですか?
小嶋菜生:テレビとかで観て、実際に会いに行ったりしたんですけど、握手会とかに釣られに釣られ(笑)。完全に追いかける側だったんですけど、学校終わったらバスに乗って劇場へ行って……青春時代をアイドル追いかけることに費やしていた途中で、自分もアイドルになったんです。アイドルが好きだからこそ「こういうときはこうした方がいい」とか分かることもあるので、アイドルが大好きで一生懸命追いかけていた経験は、HRにも生かせてるんじゃないかなって思います。--いざステージに立つ側に変わってどんなことを感じました?
小嶋菜生:私はアイドルの劇場公演も観に行っていたんですけど、そこでアイドルと目が合うと嬉しかったんですよね。でも見てくれんときは「なんで見てくれんと? こっちはずっと見とんのになぁ」って思うんですよ。でもいざ自分がアイドルになってステージに立ってみると、全員のことを見ようとしてもやっぱり目を合わせるのが難しかったり、最初は恥ずかしいのと「目合わせたら振りを間違ってしまうんじゃないか?」っていう不安とかもあって、上手に出来なくて。でも最近は逆に見たほうが落ち着くようになって、知っているファンの方はもちろん、新しくライブに来てくれた方でも「目で持っていく!」みたいな感じで見るようにしてて、目を合わせてくれるまで逸らさなかったりもします。それでも相手に逸らされたら、ライブ後の握手会で「なんであのとき逸らしたの? 逸らしたほうが負けよ」って言います(笑)。--続いて、渡辺さん。
渡辺心:私はアナウンサーとかラジオのパーソナリティとか、ハキハキお喋りするお仕事に憧れていたのもあって、アイドルは少し業種が違うかもしれないんですけど、表舞台でハキハキ喋る場面も多いじゃないですか。あと、HRのステージを観て、劇場にも何度か足を運んだことがあって、HRにも憧れるようになったんですよね。それでオーディションを受けることにしました。--HRのどんなところに魅力を感じたんでしょう?
渡辺心:普段は撮影禁止なんですけど、カメラで写真を撮っていいライブをやるときがあって、そのときにいたメンバーの方がカメラに向かって凄いアピールしながら歌ってたんですよ。その姿がすごく輝いていたんですよね。それで「私もあんな風になりたいな」と思いました。--そしてお三方はHRとして活動するようになった訳ですが、拠点としている博多はどんな街だなと感じていますか?
安田玲:すべてがちょうどいい! 東京は人がめっちゃ多すぎるじゃないですか。でも福岡は少なすぎず多すぎずちょうどいい感じやし、食べ物も「どこのお店に行っても美味しい」って地方から来てくれたファンの方も言って下さるんですけど、本当に美味しい店ばかりなんですよ。なので、自分の中では「最高の街だな」って思います。 渡辺心:交通の便がすごく良い。--それ、博多ならではの特徴ですか(笑)?
渡辺心:空港も近いし! あと、私も食い道楽なので、食べ物がすごく好きです。お寿司とか海産物が何でも美味しいんですよね。普通にスーパーに売ってるお刺身とかでもめちゃくちゃ美味しい。なので「福岡住んでてよかったな!」ってすごく思います。 小嶋菜生:私、アイドルが好きなので、可愛い女の子が大好きなんですけど、博多は街歩いてると「可愛い」「こっちも可愛い」ってなるぐらい、本当に可愛い子がいっぱいいるんです。“博多美人”っていう言葉もあるぐらいですし、友達もみんな可愛いし、男性にはとても適している街だと思います。一同:(笑)
渡辺心:どこ振り返っても美人がいるから。 小嶋菜生:本当に美人だらけ!--今回『日本ハカタ化大作戦』と銘打ったニューシングルをリリースされる訳ですけれども、日本全土をハカタ化する案があったら教えてください。
小嶋菜生:各地の名産物をすべて明太子味に変えていく。--とんでもない作戦ですね(笑)。
小嶋菜生:HRのカラーも明太子カラーなので、食べ物関係はすべて明太子味にしたい!--カレーライスも?
小嶋菜生:明太子がトッピング!--スウィーツも?
小嶋菜生:隠し味にトッピング!--ショートケーキも?
小嶋菜生:イチゴの代わりに明太子! 渡辺心:そこはあまおうにしようよ(笑)。※あまおう:福岡産の甘いイチゴ 小嶋菜生:いや、明太子で! 明太子、ゴリ押しで!--意外と合うかもしれないし(笑)。
小嶋菜生:新たなグルメが生まれるかもしれない。あと、HRには明太子の歌が2曲あるんですけど、そういう歌を全国各地のリリイベ等で歌うことで、博多の食べ物や土地のことをたくさん知ってもらって、まず脳内から「博多大好き、博多大好き」って思ってもらえるようにしたいです!- 「博多から私たちが乗り込むぞ!」っていう強い意志を持った作品
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リリース情報
日本ハカタ化大作戦
- 2017/03/01
- 特殊装丁盤(Type-A)[品番(形態)]
- 定価:2,500円(tax in.)
- 詳細・購入はこちらから>>
- 通常盤(Type-C)の詳細・購入はこちらから>>
- 通常盤(Type-D)の詳細・購入はこちらから>>
関連リンク
Interviewer:平賀哲雄|Photo:Jumpei Yamada
「博多から私たちが乗り込むぞ!」っていう強い意志を持った作品
--渡辺さんの“日本ハカタ化大作戦”は?
渡辺心:私は屋台がもっと日本中にあったらいいなって思います。福岡は屋台がズラッと並ぶところが中洲にあるっちゃけど、私はそれを見ているだけで落ち着くし、とんこつラーメンの匂いとかしてくると「あー、落ち着くなぁ」って思うんですよね。ウチのママも行きつけの屋台があるっちゃけど、そこで隣同士になった人とおしゃべりしたりとか、そうやって人同士の輪も広がっていくけん、もっと日本中いろんなところにそういう屋台が増えればいいのになって思います。--メンバー12人全員で屋台を経営するのもアリですよね。
渡辺心:面白そう(笑)!--安田さんも何か考えていたりしますか?
安田玲:日本中の人の語尾を「ちゃん」とか「ばい」に変える(笑)。--それは良いですね。博多弁、可愛いですもんね。
安田玲:そうなんですよ! よく「可愛い」って言われるけん、日本中で「ちゃん」とか「ばい」が使われるようになったらいいと思う。--関西弁はダウンタウンの台頭以降、日本中で使われるようになりましたからね。
安田玲:そうなんですね! じゃあ、第二のダウンタウンさんになれるように頑張ります!--HRは福岡出身じゃない人もいるんですか?
安田玲:中沢友希ちゃんて子が佐賀県出身です。 渡辺心:今は北九州に住んでるから福岡県民です。--では、HRになったことで全国各地へ行けるようになったことも嬉しい?
小嶋菜生:嬉しい! 安田玲:HRに入ってなかったら飛行機に乗ることもなかったし、HRのおかげで各地をまわることが出来て、各都道府県の特色や食べ物も知れるし、そこに住んでいる人たちの人柄の違いとかも分かるけん、いろいろ勉強になります。 渡辺心:海外もHRに入ってなかったら行ってなかったと思います。 安田玲:HRとして台湾に行ったんですよ。--反応はどうだったんですか?
安田玲:初めてHRを観る人ばかりやったけど、振りをマネして踊ってくれたんですよ! 渡辺心:台湾の中でも日本のアイドル文化が知られてるんだと思って、嬉しかったです。 小嶋菜生:HRのTシャツを着て待ってくださっていた人もいて!--台湾のアイドルファンにも認知されていたんですね。では、今回は“日本ハカタ化大作戦”ですけど、10年後ぐらいには“世界ハカタ化大作戦”も展開することになるんじゃないですか?
安田玲:世界ハカタ化!? 渡辺心:おぉー! 凄い、大規模! 小嶋菜生:……でも10年後は30代だから。一同:(笑)
--30代でアイドルは厳しい?
小嶋菜生:あ、でもHRの中に「100歳までアイドルやる」って言ってる子がいるんで、その子についていきたいと思います(笑)。--まずはその前に“日本ハカタ化大作戦”ということで、今回のニューシングル『日本ハカタ化大作戦』の話も伺わせてください。自分たちでは今作にどんな印象や感想を持たれていますか?
渡辺心:前作の『待っとうよ!』は、博多の名物とかを詰め込んで「博多で待っとうよ!」っていう曲だったんで、ちょっと控え目なメッセージではあったっちゃけど、今回の『日本ハカタ化大作戦』は「博多から私たちが乗り込むぞ!」っていう強い意志を持った作品やし、曲調も前回のサンバに対して今回はスカビートなんですよ。なので、より軽快なリズムで気持ちも明るくさせてくれる曲だなって思います。 安田玲:最初に聴いたときは、冒頭で「なんばしよっと?」って博多弁で言ってるのかなと思うと思うんですけど、歌詞を見てみると「Number shot」になってるんですよ。だから聴いても楽しいし、歌詞を見ても楽しいと思います。--この曲を世に広めることで“日本ハカタ化大作戦”を成功させたい?
安田玲:これを聴いて博多が気になって好きになってもらえたら成功ですね!--また、今作では、小嶋さんと渡辺さんが初のWセンターを飾ってるんですよね。決まったときはどんな気持ちになりました?
渡辺心:信じられなかったです。ビックリしました。前作『待っとうよ!』のときに2人は団扇部隊だったんですよ。みんなはお神輿を担いどって、ウチらは大きい団扇を持ってどこまでも走り回る!みたいな。そういう役回りだった2人を今回はセンターに持ってくるというのは、攻めてるなと思いました。 小嶋菜生:私はあんまり気負わないタイプだから「よし、やるぞ!」って感じだったし、2人とも受身のほうじゃないんですよ。むしろ「攻めるぞ!」って感じなので、今回は握手会でもファンの方に博多弁を喋らせたりしてるんですけど(笑)、これからもそうやってどんどん攻めていきたいと思ってます。--安田さんから見てどうですか? 2人の攻めっぷりは。
安田玲:私はそんなに元気キャラじゃないから(笑)、2人が煽っている姿もそうだし、他のメンバーより大きくダイナミックな踊りとかしてるけん、後ろから見てて「凄い元気で良いな」って思います。--普段は安田さんがセンターを担うことが多いんですよね?
渡辺心:基本的にそうですね。 安田玲:気付いたら先輩が私になってたんで、そうなりました。--「私、今回、センターじゃないの?」とは思わない?
一同:(笑)
安田玲:私、そんなに悪い人じゃないです(笑)。 渡辺心:本当に良い人なんですよ! 小嶋菜生:玲さんはいつも控えめなんです。でも私たちからしたら「玲さんについてきます!」って感じなんで。 安田玲:良い後輩を持ちましたね(笑)。 渡辺心:最初の頃は、本当に美人なので近寄りがたかったんですけど、先輩と後輩の壁がちょっと薄くなった感じがして、それからは意外なところで趣味が同じだったことを知ったり、街中での遭遇率も結構高くて、一緒にお店に入っておしゃべりしたりするようになったんですけど、想像以上にフランクな人なんだなって。しゃべってたら酸欠になりそうなぐらい笑いが絶えなくて(笑)。 小嶋菜生:今日もここでずっとゲラゲラ笑い合ってました。 渡辺心:本当に素敵な先輩です。 小嶋菜生:HRがみんな仲良いのは、いちばん上が玲さんだからっていうのもあると思う。--いちばん上でHRを背負っていくのは、どんな感覚なんですか?
安田玲:私が入ったときは最年少寄りのメンバーで「先輩、先輩!」って言ってる感じだったんですよ。だから年下とか後輩のことがあんまり好きじゃなかったんです(笑)。でも先輩がみんな卒業すると後輩しかいなくなるじゃないですか。そのときに初めてちゃんと後輩たちとお話してみたら、全然思っていた印象と違ったりして。むしろ自分より後輩のほうが頼りになるなと思って(笑)。だから自分が先輩だからってそんなに気負わず、みんなで一緒にHRを引っ張っていきたいし、強くしていけたらなって思ってます。本当に私より頭が良いし、しっかりしている子ばかりなんですよ。--先輩が絶賛してくれてますが。
小嶋菜生:多分、私のことではない。頭良くない…… 安田玲:ここちゃんは頭良いです!一同:(笑)
小嶋菜生:うん、頭良い!--では、小嶋さんはおバカ系なんですか? そんなことない?
安田玲:いや、おバカ系ですね。 小嶋菜生:同じぐらいです(笑)! 安田玲:おちゃらけて、みんなをたくさん笑わせてくれる。 渡辺心:玲さんも十分笑わせてくれます(笑)。意図してないところですごく笑わせてくれるんですよね。噛んだり、言葉が出てこなかったり、ちょっと天然だと思います。リリース情報
日本ハカタ化大作戦
- 2017/03/01
- 特殊装丁盤(Type-A)[品番(形態)]
- 定価:2,500円(tax in.)
- 詳細・購入はこちらから>>
- 通常盤(Type-C)の詳細・購入はこちらから>>
- 通常盤(Type-D)の詳細・購入はこちらから>>
関連リンク
Interviewer:平賀哲雄|Photo:Jumpei Yamada
最後の最後にどんでん返し「東京に住んでます!」「浦安に住みたいです!」
--また、今作『日本ハカタ化大作戦』は、特殊装丁盤となるタイプAが、組み立てるとワーゲンバスになる工作ジャケット(http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/47013)になってます。ジャケットの概念を完全に壊した作品となっていますが、最初に見たときはどう思いました?
安田玲:「また凄いのが来た!」って。 小嶋菜生:前回も凄かったから! ジャケットが山笠になってたんですよ。 渡辺心:今回は立体になりましたね。すごく凝ってる。前から見ても横から見てもメンバーが乗ってるし、ドアが開くんですよ! 小嶋菜生:開くってすごいよね! 開いたら12期生の子たちが出てくるんです。 安田玲:CDじゃないみたいだし、面白いと思います。--もはやCDケースじゃないよね。CDも入るおもちゃ(笑)。
安田玲:オブジェみたいですよね! 一生懸命考えてくれたんだなって思いました。--そんな工作ジャケットも話題になりそうな『日本ハカタ化大作戦』ですが、今作リリース以降の夢や目標があったら教えてください。
渡辺心:ゆくゆくはレベルファイブスタジアムでライブがしたい。っていう目標があるんですけど、去年の8月にアビスパ福岡さんの試合の前にそこでパフォーマンスをさせて頂いたんですよ。そしたら思っていた以上に本当に広くって! 今のままでは絶対にお客さんが埋まらないので、今回の『日本ハカタ化大作戦』のリリースだったり、遠征だったりを通してお客さんを福岡に持ち帰る!--福岡までお持ち帰りって凄いですね(笑)。
渡辺心:レベルファイブスタジアムは2万人ぐらい入る会場なので、そうやってどんどんファンを増やしていきたいです。--小嶋さんの夢や目標は?
小嶋菜生:ファンの方たちからも「いずれどうなりたいの?」って聞かれたりするんですけど、私は「モデルになりたい」とか「芸能人になりたい」みたいな目標はないんですよ。でも「ひとつだけ夢があるんです!」っていつも話していることがあって、ミッキーと一緒にステージに立ちたいんですよ! AKB48さんがディズニーランドでイベントをやっているんですけど、私はディズニーじゃなくてもいいからミッキーと踊りたいんです。博多に来てもらいたい! それは死ぬまでに絶対に叶えたい夢です。HRのツナギも着てほしい。明太子も食べてもらいたい。--安田さんも夢や目標があったら聞かせてもらえますか?
安田玲:私も個人的な夢になるんですけど、石原さとみさんみたいになりたいんです。世界でトップ10に入るほど可愛いし美しいし、ドラマにもバラエティにも出てて、モデルもやってて……みたいな存在になりたい。そういうオファーが来るぐらいのビッグな人になりたいなって思います。--では、安田さんも世界でトップ10に入る?
安田玲:いや……(笑)。 小嶋菜生:入ります!--そんな皆さんの夢を叶える為にも、HRの存在をもっともっと日本中に広めなきゃいけないですよね。
安田玲:そうですよね。まだ行ったことがない都道府県もいっぱいあるんで、北海道から沖縄まで駆け巡りたいです!--それこそワーゲンバスで日本一周できからいいですよね?
安田玲:ワーゲンバスはすごく高いんですよ…… 小嶋菜生:良いやつなんで(笑)! 安田玲:でも地道に日本中をハカタ化していって、同時にHRの知名度も上げていけたらいいなって思ってます。--ちなみに、HRはこの先もずっと博多に拠点を置き続けるんですか?
小嶋菜生:博多を拠点にしててもやがて東京へ行っちゃうアイドルさんもいるんですけど、HRは博多でずっと活動してきているので、これからも博多で! 私たちはいつまでも博多が拠点です!--そこまで断言しておいて、この3人のうち誰かが東京で暮らし出したら……
安田玲:私、東京に住んでます!--え、もう住んでるの!?
一同:(笑)
小嶋菜生:私、将来的には浦安に住みたいです!--なんで浦安!?
小嶋菜生:ディズニー! 渡辺心:平気で裏切る(笑)。--最後の最後に凄いどんでん返し(笑)。
渡辺心:私も元々は転勤で福岡へ引っ越したんですよ。 小嶋菜生:元から福岡じゃない(笑)。 渡辺心:でも10年以上は博多に住んでますし、昔住んでいたところは覚えてないぐらいなんです。だから自分の中ではもう博多出身なんです。東京もこうやってたまに遠征に来るぐらいだったら全然嬉しいんですけど、でもいざ住むとなるとまた違うじゃないですか。そう考えると、やっぱり私は博多が好きなんだなって思います。--でも安田さんはすでに東京で暮らされてるんですよね?
小嶋菜生:でも博多にもいますもんね? 安田玲:月の半分は福岡にいて、もう半分は東京にいる感じなんです。なので、今日も東京のおうちへ帰ります(笑)。去年の11月ぐらいからなので、東京では新米なんですけど……やっぱりこっちはどこへ行っても人だらけなので、まだちょっと怖いですね。どうしても福岡が恋しくなります。--天神とかも人は多いですけど、余裕がありますもんね。
安田玲:そうなんですよ! 肩とかもぶつからないですもん。でも東京はみんな歩くスピードが速いので「みんな急いでいるのかな?」って思います。--みんな生き急いでる感がありますよね。だからこそ“日本ハカタ化大作戦”を推し進めていかなきゃいけないんじゃないんですか?
安田玲:そうですね! 月の半分を東京で暮らし始めたことで、福岡の良さが逆によく分かってきたところもあって。電車の優先席とか福岡の人はあんまり座らなかったりするんですけど、東京の人は座ったりもするじゃないですか。そういうところにも心の優しさが出てるなって思います。福岡の人は優しいんだなって。--浦安にはいつ来るの?
一同:(笑)
小嶋菜生:今年、学校を卒業してアイドル1本になるんですけど、SNSで「今後どうするの? 」って聞かれたときに「HRでがんばります」とかマジメに返すのが恥ずかしいタイプなので、「ディズニーの年パス買う為に頑張って働きます!」って書いたんですよ。そしたら「何の為にアイドルしてるの?」「ディズニーの為にアイドルやってんの?」って言われちゃって(笑)。でもHRでいる限りは博多捨てないので! 浦安に住むのはHRを卒業してからですね。40歳ぐらいまでにディズニーの年パスを買えるぐらいお金も貯めて、それから引っ越したいと思います。--結局、ディズニーの為なんですね(笑)。
小嶋菜生:……分かりました! もう言い訳はやめます。私はディズニーの為に働きます! ディズニーへ行く為に売れます(笑)!Interviewer:平賀哲雄
Photo:Jumpei Yamada
リリース情報
日本ハカタ化大作戦
- 2017/03/01
- 特殊装丁盤(Type-A)[品番(形態)]
- 定価:2,500円(tax in.)
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Interviewer:平賀哲雄|Photo:Jumpei Yamada
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