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BiS『Re:STUPiD』アヤ・エイトプリンス(美人担当)単独インタビュー
「BiSと言えば、プー・ルイとアヤだよね」って言われるようになりたい
初のアヤ・エイトプリンス(美人担当)単独インタビュー実現! 鈴木愛理(℃-ute)が大好きでアイドルに憧れ、紆余曲折ありながらようやくアイドルになるも「ダメだ、バカだ」と言われ、それでもBiSで生きる意味を自問自答しながら、初の100kmマラソンを「100km走れずにBiSが務まるか!」と19時間でゴールしてみせたアヤプリ。そんな彼女が喜んだり悲しんだり苦しんだり歌ったり踊ったりする、何事に対してもまっすぐな(けれどもやっぱりちょっとおバカな)ドタバタインタビュー。ぜひご覧下さい。
BiSに加入するまでのアヤ・エイトプリンス(℃-ute歌唱&ダンス付き)
--BiSのメンバーになってから約5ヶ月。どんな日々を送っていますか?
▲gives / BiS-新生アイドル研究会-[OFFICIAL VIDEO]-
--疲れてます?
アヤプリ:今、ちょっと疲れてます。めちゃくちゃ一生懸命ダンスやってきて……なんかすみません。「疲れた」とか言っちゃってすみません!--頑張ってるんですね。なんでそんなに頑張るの?
アヤプリ:え? 今、燃えてるんです。頑張りたい、もっと。やっぱり自分の理想があるので、それに近づく為に日々頑張りたいから頑張ってます。--アヤ・エイトプリンスの理想とは?
アヤプリ:鈴木愛理(照れながら)。--鈴木愛理のどんなところを目指しているんですか?
アヤプリ:性格は別に似せようと思ってないんですけど……--似せられるもんじゃないですよね(笑)。
アヤプリ:多分ムリだから(笑)。でもダンスと歌が格好良いからそこを目指したい。愛理ちゃんになりたい! それと、℃-uteみたいなグループを目指したい。--何がきっかけでそんなに℃-uteが好きになったんですか?
アヤプリ:アニメ『きらりん☆レボリューション』を中学生ぐらいのときに観て、萩原舞ちゃんが声優をやっていて、それで℃-uteを知ったんですよ。まだ初期の時代、舞ちゃんが「エンジェルマイマイ」と呼ばれていた頃なんですけど、可愛すぎて! それで℃-uteを聴き始めて「なんだ、このぶりっこな声は?」と最初は思いつつも、ハロプロの声ってクセになるんですよね。気付いたらめっちゃ好きになってて、気付いたら愛理ちゃんのことがいちばん好きになっていたんです。そこからはずっと愛理ちゃん。--その愛理ちゃんが歌っている曲でいちばん好きな曲は?
アヤプリ:……いちばん最初のコンサートで歌っていた「サヨナラのLOVE SONG」。--おー! ちょっと歌ってもらえます?
アヤプリ:えっ!?--アヤプリが歌う「サヨナラのLOVE SONG」聴いてみたいです。
アヤプリ:「運命の出会いと知っていたら~ もっと全力で恋したのに~ 最後の笑顔だと知っていたら もっと頭ん中 焼き付けたのに~♪」あれ? 間違えた。--(笑)
アヤプリ:「あなただけへのLOVE SONG! もう一度会いたい~♪」--軽く歌うのかな?と思ったら、がっつり熱唱でしたね。
アヤプリ:めっちゃ恥ずかしい!--でもすごく良かったですよ。
アヤプリ:本当ですか? あれ、緊張してきた。めっちゃ緊張します。--歌い終えてから緊張するんですね(笑)。当時からアイドルは目指していたの?
アヤプリ:ハロー!プロジェクトの研修生のスクールがあって「入りたい」って親に言ったんですけど、そのタイミングでスクールが無くなっちゃったんですよ。そこからは「アイドルになりたい」とは思っていたんですけど……それを口に出す勇気がだんだんなくなってしまって、周りの「高校生にもなってアイドルとか何言ってんの?」みたいな目を気にしていました。でも吹奏楽部にのめり込んでいたので、舞台に立つという意味では℃-uteと同じだから「私も頑張ろう」って勝手に思ってました。アルトサックスを吹きながら「℃-uteも頑張ってるんだから私も頑張ろう」って。それで八王子のオリンパスホールにも立ったんですけど、℃-uteもコンサートしてる会場じゃないですか。だから「一緒じゃん。一緒のステージじゃん」「愛理、頑張ってんな。アヤも頑張ろう」みたいな(笑)。--そのまま吹奏楽の道へ進もうとは思わなかったんですか?
アヤプリ:音大に行こうかなと思ってました。でも先生に相談したら「おまえ、音大は頭が良くないと行けないんだぞ?」って真顔で言われて。音楽って結構理数系で、私は感覚でやってきた人だったんですけど、理論を理解できなかったんですよね。しかもすごくお金がかかる世界でもあったので「ダメじゃん」と諦めて平凡な短大生になりました。でもすぐ卒業が近づいてきて、みんなどんどん進路を決めていくじゃないですか。そこで「私は何をしてるんだ?」って焦りながら、そのときはテーマパークのダンサーになろうと思って。--え、なんで?
アヤプリ:アイドルになる勇気がなかったから、ちょっと似たような世界へ行こうと思って。そんな中、見学で行った専門学校の先生から「やりたいことをやらなきゃダメだよ」って言われたんですよね。なんでかって言うと……めっちゃ良いこと言ってくれたんですよね。…………とにかく「ダメだよ」って言われたんですよ。--そこ、きっと肝心なところですよね(笑)?
アヤプリ:あ!「自分がやりたいことをやらない。それは“自分を大切にしてないこと”になるんだよ」って言われたんです。思い出せた! それでいろんなオーディションを受けていたら、モデルの事務所にたまたま受かってしまって。しかも特待生みたいな枠組みで受かったんですよ。特待生になれる人はあんまりいないらしくて……--凄いじゃないですか。
アヤプリ:その時点で専門学校の入学も決めていたんですけど、親から「専門学校はなくならない。でもモデルは年齢的に今しか出来ないかもしれないから、もし興味があるならそっちに行けば?」って言われて、すでに学校に払っていた入学金も戻ってくるという話だったので、モデルの仕事を始めるんですけど、モデルの仕事ってひとりで行ってひとりで帰って終わりなんですよ。写真を撮られるのは好きなんですけど、「なんか、つまんねーな」ってなっちゃって。しかも毎日仕事がある訳でもないので、ヒマだったんですよね。私はもっと忙しくなりたいし、もっとアクティヴに生きたいなと思っていて。そんなときに、私はチッチ(BiSH/アヤと同じ八王子出身)と元々知り合いだったんですけど、チッチとも仲の良い幼なじみから「BiSHのライブ、観に行かない?」って誘われて観に行ったんです。ハグ・ミィさんが辞めた次の日のライブ。それに「めっちゃ格好良いな」って感動して。--それでBiSHのオーディションを受けたんでしたっけ?
アヤプリ:BiSHも送ったんですけど、書類で落ちて(笑)。でももうひとつのアイドルグループは書類審査通って、実技審査で℃-uteの「世界一HAPPYな女の子」を踊ったんですよ! なっきぃ(中島早貴)役だったんですけど。--おー! ちょっと踊ってもらえます?
アヤプリ:えっ!?--アヤプリが踊る「世界一HAPPYな女の子」観てみたいです。
アヤプリ:曲、かけてもらえますか?スタッフ:これですかね?(※YouTubeで「世界一HAPPYな女の子」再生)
アヤプリ:恥ずかしい! 私、なんで歌ったり踊ったりしてるんですか? (※と言いつつ、サビパートをノリノリで踊り始める)--良いですね!
アヤプリ:これを踊ったんですけど……--何で踊ったんでしたっけ?
アヤプリ:アイドルのオーディションです。あー、緊張する。--踊った後に緊張するんですね(笑)。これで合格したんですか?
アヤプリ:落ちました。--(笑)
アヤプリ:今まででいちばん上手くいったと思ったんですけど、いちばん落ちました。それで「くそー、今に見てろよ!」と思って。リリース情報
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Interviewer:平賀哲雄
Photo:Jumpei Yamada
「完走できなかったら脱退」新メンが意地を見せた100kmマラソン
--なんてグループ?
アヤプリ:26時のマスカレイドです。--知らないですね(笑)。
アヤプリ:本当ですか? Zipperから発祥したアイドルなんですけど、この前、赤坂BLITZでのイベントで一緒だったんですよ。だから「絶対負けねぇ! 見えろよ」と意気込んでいたんですけど……26時のマスカレイド、楽屋に来たんですよ。--どんな気持ちだったんですか?
アヤプリ:「見てろよ」って。--26時のマスカレイドのメンバーはアヤプリのことは知ってるんですか?
アヤプリ:知ってます、一緒に最終審査まで受けているので。「可愛くなったねぇ~」って言われました。--どんな気持ちだったんですか?
アヤプリ:「見てろよ」って。--で、26時のマスカレイドは見てくれたんですか?
アヤプリ:見てくれませんでした。--(笑)
アヤプリ:でもマネージャーさんみたいな人がずっと舞台袖にいて、めっちゃ気まずかったんですよ。カレー取りに行きたかったのにずっといるから……--何の話?
アヤプリ:ケータリング。--BiSに入った後も26時のマスカレイドのことは気になる?
▲GANG PARADE「Plastic 2 Mercy」MUSIC VIDEO
--もっと違うところで意地見せてください(笑)。そんな26時のマスカレイドから落とされた悔しさもバネにして、あのBiS合宿オーディションに参加。そして見事合格。冒頭に「楽しいこともあれば、苦しいこともあり、悲しいこともあり」と仰っていましたが、まずどんなところが楽しいですか?
アヤプリ:なんだろうなぁ……。何が楽しいんだろうな?--楽しいことないんですか?
アヤプリ:いや、終わった後に「楽しかった」って思うんですよね。100kmマラソン(※2017年1月29日~30日に実施)も走ってる最中は楽しいとは思わなかったですし、サラダチキンかお米しか食べちゃいけない車中泊ツアーもツラかったんですけど、終わった後に「楽しかったな」って。あと、グループ活動はやっぱり楽しいなって思います。モデルのときから比べたら、みんなで作り上げていく喜びがある。「頑張ろうね」って言い合える仲間がいるのは楽しいです。--ライブは?
アヤプリ:ライブも楽しいです! でも最近は「楽しい」と「苦しい」がある。ライブ中にスクワットしてたりするんで。それでも歌と踊りは好きですね! 楽しい!--BiSに入れて良かったと思ってる?
▲BiSH / Less Than SEX TOUR FiNAL“帝王切開”[ダイジェスト映像]
--26時のマスカレイドは?
アヤプリ:イヤ、絶対イヤ!--℃-uteは?
アヤプリ:入りたい。--(笑)
アヤプリ:でも今のBiSの5人が仲間なんで……裏切れない。--では、どんなところが悲しい?
アヤプリ:悲しいこと? ライブであまり良い評価がもらえなかったときは悲しい。アドバイスをもらうじゃないですか。それで自分たちは頑張ってるつもりなのに「ダメだった」って言われると「えー、どうしよう? 頑張ったのにダメだったんだ」って悲しくなる。--その「ダメだった」に対しては、ただ「悲しい」という気持ちなんですか?
アヤプリ:……悔しさもありますね。すぐに変えてやりたいのに変われないから「また同じだ」って悔しくなるし、前は出来ていたことが新しい何かを意識することで出来なくなることもあって「元に戻っちゃった」って悲しくなるし、「私は本当にバカなのかな」って毎日思います。応援してもらっても期待に応えられないことが悔しいし、悲しい。--運営やファンの期待に応えられない悔しさや悲しさもあると思うんですけど、BiSの場合はプー・ルイという先代からのリーダーがいて、彼女の想いにどれだけ応えられるかどうかの戦いもありますよね。そこはどう思ってるの?
アヤプリ:申し訳なさはあります。……プーちゃんがライブ終わって泣いちゃったときもあって。私たち4人から意志が見えないって。振り付けどうこうよりも「やってやるぞ感、気持ちが見えてこない」って。それは前から言われていたことなんですけど……その期待に応えられなくて泣かせてしまったときは、悲しい気持ちになりました。気持ちを伝えるという面においてプーちゃんは出来てるし、後からライブ映像を観てもひとりだけ飛びぬけて違うから、そこの差は埋めなきゃいけないなって思ってます。--どうしてそう思うんですか?
アヤプリ:BiSだから。--そんな状況下で100kmマラソンに初挑戦するってどんな気分だったの?
アヤプリ:精神状態は落ち着いていたんですけど、そもそも100km走ったことがないんで「どうなってしまうんだろう?」って思ってました。あと「ペリ・ウブとか誰か完走できなかったらどうしよう?」って思っていたんですけど、50km地点ぐらいまでは夢中になって走ってましたね。--あの前日のプー・ルイのトークイベントで「完走できなかったら脱退」っていう話が飛び出したじゃないですか。でもいざ走ってみたら、キカが17時間でゴール、アヤプリが19時間でゴール、ゴ・ジーラが22時間でゴール。ペリ・ウブも走れない7時間=シンデレラタイムを差し引いたら26時間ぐらいでゴールしていて、いわゆる日頃から「ダメだ、ダメだ」と言われていた4人が意地を見せた結果となりました。
アヤプリ:意地は見せたいと思っていました。最初は100kmと言われても想像がつかなかったので、自分の足とかどうなっちゃうのかも分からなかったし、本当に動けなくなってしまうかもしれない。それが分からない。でも走りきらずに終わるとは思ってなかった。絶対走りきってやるとは思っていて、正直「4位かな? ペリ・ウブの前ぐらいかな?」と勝手な予想はしていたんですけど(笑)、湘南らへんから「私、意外と走れるんだ? まだ行ける。抜かしてやる」みたいな気持ちが芽生えてきて。--後半はずっと2位独走という感じで、気持ち的には1位のキカを追い抜こうとしていましたよね。
アヤプリ:そうですね。あと、火をつけるような話はあんまりしたくないけど……でもプーちゃんを抜けたのは嬉しかった。プーちゃんが足を悪くしていたから「いぇーい!」って感じにはなれなかったけど……そっちのほうが面白かったですかね?リリース情報
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Interviewer:平賀哲雄
Photo:Jumpei Yamada
共に突き進みたいメンバーへ「プーちゃんとツートップになりたいです」
--100kmマラソンを終えて何か変わった?
アヤプリ:よく分からない自信はつきましたね。「私にも100km走れた! 出来んじゃん!」って。その影響もあってか、その後の名古屋と仙台のライブも「良かった」とは言われました。ただ、北海道は……これは言い訳になっちゃうんですけど、サラダチキンしか食べてなかったからパワーが出なくて。サラダチキンだけではエナジーが湧き上がらなくて、ちょっとヘバっちゃったんですよ……。ステージ上で朦朧としちゃって。「サラダチキンじゃなければ……クソヤロウ」みたいな気持ちだったので、サラダチキンに八つ当たりしてましたね。「サラダチキン、ふざけんな!」みたいなエモさは見せられたと思います(笑)。--これからのBiS、どうしていきたいと思っていますか?
アヤプリ:100kmマラソンが終わった直後は「BiS、すげーな!」みたいな感じになりましたけど、もう数週間で忘れ去られてしまってるじゃないですか。すでに過去の栄光になってる。だから前を向くしかないとは思っているんですけど……--今日の話を聞く限り、意地や意見をぶつけ合っても壊れない関係性になれたなら、もっと強くて面白いグループにはなりそうですよね。
アヤプリ:たしかにそこは今足りないとは思いますね。多分、新メンバーはみんな言われたことが全部正しいと思っちゃってるんですよ。だから「こうだよ」って言われたら「あ、はい」しか言えない。自分の意見がないからぶつかり合いにすらならない。--その関係性だと、いつまでもプー・ルイと愉快な仲間達ですよね。プー・ルイがひとりで何もかも成立させなきゃいけなくなる。そう考えると、もっと4人が同格になっていかないと苦しくなりますよね。
アヤプリ:そこは本当に4人の課題で、佐藤さん(※BiSのライブプロデューサー/KMミュージック)からも「4人、崖っぷちだよ?」「気持ちが見えない」って言われて。ミオヤマザキさんとのツーマンのときだったんですけど、それで私たちは「どうしよう?」って真っ白になってしまったんですよ。--自分的には気持ちは見せているつもりなんですか?
アヤプリ:見せている……でも100%は出せてないかも。--それは「ダメ」って言われるんじゃない(笑)?
アヤプリ:そっか! わかんない、自信がないんですよね。--でも100kmマラソンのときは100%以上出せてましたよね? 限界超えしましたよね?
アヤプリ:限界は超えましたね。なんで超えられたんだろう? やっぱり「やってやるぞ!」感なんですかね? あのときは完全に「やってやるぞ!」って思ってましたもん。本気でぶつかり合ってる感もあったし、それが普段は足りないんだと思います。--どうすればいいんでしょうね?
アヤプリ:自信が持てる自分へ。--化粧品のキャッチコピーじゃないですか(笑)。
アヤプリ:えぇー! マジメに考えたのに!--世間的にはやっぱりまだ昔のBiSがBiSなんですよ。今のBiSもBiSですけど「あの頃のBiSよりすげえ!」って思わせられなきゃBiSは成立しないですよね。
アヤプリ:…………。--走る?
アヤプリ:走ります?一同:(笑)
--アヤプリの場合は難しい事をいろいろ考えるより、100kmマラソンぐらい単純明快なほうが気持ちもBiSらしさも出せるのかもしれない。
アヤプリ:カンパニー松尾さんからも言われました。「あんたは考えても上手くいかないからそのままでいいんだよ」って(笑)。でも100kmマラソンで「ウチら、やれば出来んじゃん!」って以前より自信がついたのは確かなので、どんどん突き進んでいきたいです!--では、そんな共にどんどん突き進んでいきたいメンバーに対して思っていること。鬱憤でも何でもOKです。教えてください。まずゴ・ジーラ。
アヤプリ:ゴ・ジーラへの鬱憤…………やべぇ、ないな(笑)。--良い奴?
アヤプリ:めっちゃ良い奴(笑)! ゴ・ジーラはサポートが上手いんですよね。気配りが上手。大人かもしれない。だからもっと仲良くなりたいです。本音とかをあんまり話さないのかな? だからもっと「悲しい」とか「怒ってる」とか積極的にぶつけてきてほしい。でもゴ・ジーラもステージで「いちばん目立ってやろう」みたいな気持ちが出てきているので、そこは「私も負けねぇ!」と思ってやっていきたい。そういうところがもっと表にも見えていったり、私もゴ・ジーラもお互いに「プーちゃんには負けねぇ!」ぐらいなところまで行けたら面白くなるかもしれないですよね。--続いて、キカ・フロント・フロンタール。
アヤプリ:キカは一度めっちゃ自信を持っていた時期があったんですよ。去年の12月あたり。今はちょっと元に戻っちゃった感じがするんですけど、キカは気持ちひとつですぐに変われるんです。プーちゃん以外のみんなの表情とか死んでて「気持ちが見えない」「もっと研究したほうがいいよ」って言われて、それで私がみんなのパフォーマンスを観てみる機会が次の日にあったんですけど、みんなたったの1日で違ったんです。それで「すごく良い!」ってみんなに感動してしまって、あまりにもパフォーマンスに気持ちが溢れていたから、その場で私は泣いちゃったんですよ。そしたらキカは自信を持つようになって、そこからチェキ列とかもキカがすごく伸びてて「私、やべぇ」って思うぐらいだったんです。それぐらいガツガツしていた時期があったので、私が言うのもアレなんですけど……一瞬で変われる子なので、正直ビクビクしてます。また本気出されたらヤバいです。--でも本気出してないメンバーに勝っても嬉しくないでしょ?
アヤプリ:……うん。でも今も本気だったらどうしよう(笑)?--続いて、ペリ・ウブ。
アヤプリ:ペリ・ウブはいちばん伸びてると思う。佐藤さんとかにダンスの振り付けとかも褒められてるし、歌もボイトレでいちばんお腹が使えてきてる。正直言うと「コイツには抜かされないだろう」といちばん思っていたメンバーなんですけど、トークもいちばん面白いって言われてるから「やべぇな」と思ってます。というか、すでにもう良いポジションを確立してるんですよ。だから「じゃあ、私はどこのポジションに行こうかな?」って思ってます。でもいちばん仲が良いメンバーなんですよ。だから鬱憤みたいなものはないんですけど、強いて言えばずっと喋っていることかな。みんなが疲れていてもずーっと喋ってるんで(笑)。--では、最後にプー・ルイ。
アヤプリ:分からない。--(笑)
アヤプリ:まだ分からないところがいっぱいあるんですけど……でもいつかはプーちゃんとツートップになりたいです。「BiSと言えば、プー・ルイとアヤだよね」って言われるようになりたいですね。Interviewer:平賀哲雄
Photo:Jumpei Yamada
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Interviewer:平賀哲雄
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